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【活動報告】C7サミット2026へ参加、国際機関との対話などを実施

THINK Lobbyライブラリー, おすすめ記事, お知らせ, 提言 2026.06.08

6月5日(金)、G7に対して働きかけを行う公式エンゲージメントグループ「Civil7(C7)」による「C7サミット」がパリで開催され、「C7政策提言書2026」を手がかりに、開発、人道、気候、国際保健、市民社会スペースなどの多様な課題について議論しました。

日本からはJANICワーキンググループ「サミット・ウォッチ・ジャパン」を通じて、一般社団法人かたわら長冨日向さん認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ佐藤暁子さん、そしてJANICの堀内葵・広谷樹里の4名が参加しました。

(左から:堀内、長冨、広谷)


C7サミット前日の6月4日(木)フランス時間の朝8時半(日本時間15時半)から日本と中継を繋ぎ、生配信イベント「C7サミット2026直前☆フランスから生中継!G7に市民社会の声を届けよう」を開催しました。

これまでG7伊勢志摩やG7広島といった国内開催に加え、2024年のイタリア、2025年のカナダへと繋いできた市民社会のバトンを今年のG7フランスにどのように活かしていくか、そして私たちの活動が世界のCSO(市民社会組織)とどのように繋がっているのか――。「サミット・ウォッチ・ジャパン」のメンバーと対話しながら、これからのパリでの活動への決意とともにお届けしました。以下から録画をご覧いただけます。

【6/4開催】C7サミット2026開催直前 フランスから生中継!G7に市民社会の声を届けよう
https://www.youtube.com/watch?v=BMAqfusaC3A


生配信イベントに続き、パリに本部を置く経済協力開発機構(OECD)の開発援助委員会(DAC)事務局を訪問し、同委員会で市民社会に関する政策を担当しているジャクリーヌさんとカルラさんに意見交換の機会をいただきました。

JANICからは、これまでのC7の活動の流れや、今回のフランスG7に向けて行ってきた政策提言の内容を紹介、さらに、日頃の開発協力における「日本政府と市民社会の間の連携の課題」などもお話しました。

DACのお二人からは、これまでのC7の活動に高い評価をいただくとともに、「国内課題と国際課題に取り組む市民団体同士が、もっと連携・協力できると良いのではないか」、「近年、途上国支援に対する社会の目が厳しくなる中、自然災害への対応などを切り口に、開発教育や地球市民教育に取り組めると効果的ではないか」など、今後の活動に向けた大変示唆に富むコメントをいただきました。

国際社会の最前線にいるお二人との対話は非常に有意義で、今後の私たちの活動の羅針盤となるような時間となりました。


(左から:堀内、ジャクリーヌさん、カルラさん、広谷、長冨)


DAC訪問後、凱旋門近くにある在フランス日本大使館を訪問しました。

G7サミットでの議論に市民社会の声が反映されるように、議長国(今年はフランス)の政府に加え、G7各国政府に提言を直接届けていくことが大切です。

日本大使館では、江碕智三郎・次席経済公使との面談が実現し、C7の概要や政策提言書について説明し、若者や被爆者団体の声を世界に届ける活動についてお伝えしました。

江碕公使からは、「近年、様々な地政学的課題から、G7の議論が安全保障や経済課題に集中している。しかし、フランスは開発課題を含む幅広い論点をうまく議題に組み込むことに成功していると考えている。フランスは伝統的に、労働組合やNGOなど市民社会の声が強く、ここパリでC7サミットが開催される意義は大きいだろう」と、市民社会から声を上げていくことへの期待を示してくださいました。

江碕公使は翌日のC7サミットにも出席してくださり、日本大使館関係者からC7サミットへの参加は昨年のオタワ開催から2年連続となります。

(左から:広谷、堀内、江碕次席経済公使、長冨)


6月5日(金)、パリ市内のフランス開発庁(AFD)でC7サミットが開かれました。会場にはG7各国に加え、グローバルサウスを含む世界中から市民社会関係者約100名が参加し、7つのテーマでディスカッションが行われました。

(写真:C7サミット2026の様子)

パネル5「検閲や『反権利』攻撃の台頭にいかに対処すべきか?」では、JANICの堀内がモデレータを務め、LGBTQA+の権利(カナダ)、ジェンダーと性・生殖に関する権利(ブルキナファソ)、民主的ガバナンスと社会的・経済的権利(パキスタンとアジア全体)に取り組む3名が、市民社会スペースをいかに守っていくか、議論を交わしました。

(写真左端:C7サミットのセッションでモデレーターを務める堀内)


サミットへの参加者が各々取り組む課題や地域は多岐にわたります。G7と同じく、地球規模課題が議論されるG20に対して働きかけを行う市民社会グループ「Civil20(C20)」の国際運営委員であるシェナリさん(米国NGO)やリカルドさん(イタリアNGO)も参加しており、多くのNGO関係者と共にC20の活動に関する意見交換を行うことができました。より公正で持続可能な社会の実現に向けて、課題を共有・議論し、連帯を確認する非常に貴重な機会となりました。

(左から:堀内、シェナリさん、リカルドさん)

(写真:C7サミット参加者で記念撮影。「SDGs折り鶴プロジェクト」による平和のメッセージを届けました)


JANICワーキンググループ「サミット・ウォッチ・ジャパン」では、C7サミット参加報告会を6月15日(月)に開催します。詳細が確定し次第、ご案内いたします。

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