NGOの組織力強化JANICの主な活動領域の3事業をご紹介します。
NGOの組織力強化
NGOの組織や事業を強化するため、
情報、ツール、学び・出会いの場を提供します。
NGOが、社会から信頼を得て活動を行い、他セクターと連携・協働できるよう、組織や事業を強化するための活動を行っています。情報(組織力強化に関する国内外の情報の提供)、現状把握(自己診断ツール類の提供)、学習機会(研修開催やコンサルティングの提供)、場づくり(協働・連携に向けた出会いや制度の提供)を提供しています。また、組織力強化がNGOや関係者に身近なものとなるための表彰事業や、国際基準への日本のNGOセクターの参加を進めるため「支援の質とアカウンタビリティ向上ネットワーク(JQAN)」の事務局も務めています。
組織強化メニュー
NGOの活動の質とアカウンタビリティを高めるためには、人材育成と組織強化が必要です。NGOに必要とされる組織や個人のスキル、スキルアップのための研修・学習の機会を紹介しています。計画的、自主的に取り組み、充実したNGO活動を継続していくためにお役立てください。
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NGOキャリア教育体系
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NGO職種別スキル
NGOの組織運営、事業実施のために必要な組織経営、海外事業、国内事業、広報、アドボカシー活動など、主なスキルのリストです。
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NGO総務の知恵
総務、労務、イベント開催、メンタルヘルスなど、NGO活動に役立つ文書やマニュアルを紹介しています。メンバーになると、ダウンロードしてご活用いただけます。
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JANICワーキング・グループ
組織を超えた仲間同士で、組織経営、事業実施、アドボカシーなどのさまざまなテーマで情報共有・学習を行い、協力してグローバルな社会課題の達成・改善を目指します。
アカウンタビリティ・セルフチェック(ASC)
アカウンタビリティ・セルフチェック(ASC)とは?
アカウンタビリティ・セルフチェック(ASC)は、日本のNGOが市民や社会から信頼される組織として発展するための自己診断ツールとして、JANICが2008年に開発しました*。自団体のアカウンタビリティの状態を経営層と事務局員が共に確認し、改善に取り組むことができます。ASCのチェック項目は、国際的な基準や潮流を参考に、日本の事情や法令を加味して作成された、4分野44の指針からできています。
*2012年、2021年に改定。非営利セクター向けに開発したものです。第三者認証ではありません。

なぜ必要なのか
団体が健全な組織を維持し、信頼を得ていくためには、ミッションの達成に向けた活動に加え、それを実現するための組織体制や活動時の指針やルールをチェックし改善することが必要です。活動の成果向上に加え、そのために行ったプロセスや投入したリソースなどが適切であることへの期待は、営利、非営利問わず求められています。ASCの指針やチェック項目を日常の経営や活動実施時に意識することで、その期待に応える取り組みができます。
アカウンタビリティ実施手順
セルフチェックは、立会人同席のもと、実施団体からの出席者自身が行います。
2021年4月以降はオンライン接続形式で実施します。
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実施者
アカウンタビリティの向上は、団体関係者が一丸となって取り組むことが成功の鍵です。団体内の異なる立場の3者以上によって実施していただきます。
① 「代表もしくは代表にあたる役員」
② 「事務局長また事務局の統括責任者」
③ 「事務局スタッフ(原則勤続2年以上)」実施希望時期
実施団体のご都合に合わせて
実施できます。 -
実施手順
申し込み・実施日調整
準備(指針、チェックする対象資料の確認)
実施
報告書(実施団体、立会人それぞれ作成)
実施承認(JANIC常任理事会で確認)
実施結果の公開・ASCマーク付与
- 自己審査ガイド(PDF)
- セルフチェックシート [JP](PDF)
- Selfcheck Sheet [EN] (PDF) Coming soon
- 申込書[Excel]
- 実施完了報告書(Word)
- よくある質問