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FROMARUN Seed
NOV.07.2022
特定非営利活動法人ARUN Seedは、「CSI(クラウドソーシャルイノベーション)チャレンジ」と題し、2016年から世界各地で社会課題の解決に挑む起業家を集め、ビジネスコンペティションを開催、その優勝企業に投資、支援をしてきました。
今回は、ジェンダー平等の実現をテーマに、全世界から起業家を発掘し支援すべく、11月7日より募集を開始します。
ARUNが、社会的インパクトやビジネスの持続可能性などを考慮して起業家のビジネスアイディアを選抜し、投資先を決定するコンペティションです。最終選考会はARUN理事である米倉誠一郎一橋大学名誉教授がチェアを務め、2023年1月末に開催する予定です。
優勝した起業家には、事業成長に必要な投資に加え、ビジネスモデルへの助言や製品・サービス開発へのサポートなど、さまざまなインキュベーションサポートを提供します。
▼テーマ
「ジェンダー平等の実現」
▼募集対象
ジェンダー平等の実現に取組む国内外の社会起業家
▼スケジュール
募集期間:2022年11月7日~11月30日
その後、デューデリジェンス、投資交渉、投資実行:2023年4月〜6月を予定
※状況によって変動する可能性があります。
▼「ビジネスコンペティション」応募方法
募集締め切り: 2022年11月30日(火) 23時59分 日本標準時
※技術的問題による締め切り間際でのアクセス困難を避けるためにも、お早めのご応募をお勧めします。
CSIチャレンジ4への応募方法は以下の通りです :
①オンライン申請書に必要事項を記入してください
②最新のプレゼンテーション資料をcsi@arunseed.jpまでメールでお送りください
▼「ビジネスコンペティション」応募受付ウェブサイト
https://csi.arunseed.jp/
新型コロナウイルス感染症は、様々な形で女性に影響を与えています。特に途上国においては、経済、健康、教育面での負の影響が大きく、雇用機会の減少、教育機会の減少、女性と女子に対する暴力の増加などが問題となっています。
例えば、下記のような深刻な数字が、国連や国際協力機構から発表されています。
・新型コロナ危機による男性の平均失業率は3.5%に対し、女性は4.5%
・教育機会を失った女児の数は1,100万人
・家庭内暴力が平均で約30%増加
ジェンダー不平等は、社会に深く根ざした課題の一つでありながら解決されていなかったことが、パンデミックの影響により深刻化しているとも言えます。ARUNは、こうした課題の解決にビジネスで取組む起業家を発掘し、その挑戦を応援し、連帯することを目指します。
本コンペティションは、国内外の社会起業家によるプレゼンテーションを基に投資先を選抜するビジネスコンペティションと、日本で寄付を呼びかけながら社会的投資を促進するためのプラットフォームづくりを目指すクラウドファンディングから構成される「第4回クラウド・ソーシャル・インベストメント(CSI)チャレンジ」の一環で開催するものです。
ARUNは、「画期的なビジネスを通じた SDGs の達成」をテーマに掲げ、社会起業家を発掘す る「ビジネスコンペティション」と日本で寄付を呼びかけながら社会的投資*を促進するための プラットフォームづくりを目指す「クラウドファンディング」の両輪で構成される「CSI チャ レンジ」を過去 3 回実施してきました。この経験を活かし、コロナ禍によって深刻化する途上国の課題解決に取り組むビジネスを発掘するための CSI チャレンジ 4を開催することとしました。
*社会的投資は、ビジネスを通じて貧困、雇用、環境などといった社会の様々な問題を解決していけると いう社会的リターン、そして、投資した資金がビジネスの成功により大きな資金になる経済的リターン、 そのどちらも追い求めるという、日本ではまだ例が少ない新しい仕組みです。
このプログラムは、デロイト トーマツ グループをメインスポンサーに、MS&ADゆにぞんスマイルクラブ、笹川平和財団、みずほ証券のご支援、国際協力機構のご後援、そしてクラウドファンディングによる皆さまからのご支援により運営されています。
優勝者には、クラウドファンディングおよびスポンサー企業様から頂いた資金を原資とした最大5万ドルの投資*を行います。
*投資額は、クラウドファンディングの結果、為替レート、投資デューデリジェンスの結果により、変動する可能性があります。
更に、メインスポンサーである デロイト トーマツ グループ からは、「デロイト トーマツ賞」**として、総額25,000ドルを助成いたします。
**デロイト トーマツ グループは、同グループがグローバルで推進する活動「WorldClass」の一環として「デロイト トーマツ賞」を提供します。この活動では、教育、スキル開発及び、機会創出の 3分野で、2030年までに全世界で累計1億人の人々に対してポジティブなインパクトを創出することを目標としています。
また「CSI Challenge4」は、外務省が主催する国際女性会議WAW!2022*のサイドイベントとして公認されています。
*国際女性会議WAW!(World Assembly for Women)は、ジェンダー平等と女性のエンパワー メントという日本政府の最重要課題の1つを国内外で実現するための取組の一環として開催さ れています。幅広い分野において世界の第一線で活躍する方々を招き、日本や世界が直面する 様々な課題を議論します。
特定非営利活動法人ARUN Seedとは
ARUN SEES(アルンシード)は、社会的投資の普及・発展・研究を目的として発足したNPO法人です。ARUN SEEDでは、途上国への社会的投資を実践しながら、社会的投資の調査研究、情報発信を行い、インパクトインベストメントやソーシャルビジネスを推進する他団体とのネットワークを通して社会的投資を広め、日本から世界へ情報発信を進めています。
ARUN 代表理事プロフィール 功能聡子
国際基督教大学、ロンドン政治経済大学院卒。民間企業、アジア学院を経て1995年より10年間カンボジアに在住。NGO、JICA、世界銀行などの業務を通して、復興・開発支援に携わる。カンボジア人の社会起業家との出会いからソーシャル・ファイナンスに目を開かれ、その必要性と可能性を確信しARUNを設立。日本発のグローバルな社会的投資プラットフォーム構築を目指して活動している。SBIビジネスプランコンテスト優秀賞受賞、エコジャパンカップ2010 環境ビジネスウィメン賞受賞、第三回日経ソーシャルイニシアチブ大賞国際部門賞受賞、2016年「Forbes Japan世界で闘う日本の女性55」に選出。
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