JANICのシンクタンク部門、THINK Lobbyより、研究誌『THINK Lobbyジャーナル』第3号が発刊されました。第3号では「多国間主義とSDGsの後退を許すな」を特集テーマに据え、市民社会の視点から貧国撲滅や平和構築等の国際課題に取り組んできた研究者による調査報告や、市民社会、研究者、政府、国際機関から登壇者を迎えた座談会記事「今日の多国間主義の諸問題と各セクターの役割」、THINK Lobbyの活動報告等を収録しています。
ぜひご一読ください。
第3号目次
- 巻頭挨拶「多国間主義による平和への道
~設立80周年の節目を迎える国連の軋みに改革への期待が集まる~」
- 座談会記事「今日の多国間主義の諸問題と各セクターの役割」
- 活動報告「『国連未来サミット』は、国際社会の未来への懸け橋になりうるか
~多国間主義に基づく国際協力のさらなる推進に向けて~」
- コラム「TICADと『多国間主義』30年の歴史を誇る多国間フォーラムがアフリカの将来に向けて果たしうる役割とは」
- 調査報告「2023年開発協力大綱:経済安全保障と国際的責任のバランスの模索」
- 調査報告「ヨーロッパの極右政党の台頭と国際開発協力」
- 活動報告「2024年G7サミットに向けた市民社会の活動」
- 活動報告「持続可能な開発のための資金と公正な気候資金に向けたアドボカシー」
- 活動報告「Asia Centre主催第9回国際会議『アジアにおいて縮小する市民社会スペース:抵抗と反撃の語り』参加」
- 活動報告「企業とNGOの『有意義な対話』に向けた取り組み」
- 書評「田中治彦 著『新SDGs論―現状・歴史そして未来をとらえる』(2024)」
- 書評「藤田早苗 著『武器としての国際人権 日本の貧困・報道・差別』(2022)」
- 編集後記「『多国間主義に基づく国際協力』は可能か?」
本文入手方法
電子版は、J-stageサイトから無料で閲覧・ダウンロードいただけます。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/thinklobbyjournal/3/0/_contents/-char/ja
『THINK Lobbyジャーナル』発売・発行・編集制作
編集・発行 :NPO法人 国際協力NGOセンター
発行所 :出雲出版(島根県出雲市下横町350)
お問い合わせ :admi@thinklobby.org
*第3号の発行にあたっては、「令和6年度外務省国際開発協力関係民間公益団体補助金」と「連合・愛のカンパ」を活用しました。