CATEGORY
DATE
NEWPOST最新ニュース
EVENT
DEC.20.2022
日本でもNGOは活躍の場を海外・国内へ広げていますが、組織運営上の課題が急成長に追い付かない状況にあります。NGOが社会から信頼を獲得し正当性を得るには、自律的かつ自発的に規律あるいは行動を積み上げていく必要があります。
紛争や災害時の緊急人道支援を行うジャパン・プラットフォーム(JPF)では、明確な統治機構(ガバナンス体制)と透明性を確保した「仕組みへの改編」を目指しています。ガバナンス・リスク・コンプライアンスの三位一体の統合的組織統制リスク管理を目指している中、JPF資金による支援事業を海外・国内の支援の現場で担う加盟団体のガバナンス・コンプライアンス整備・強化も、JPF全体のリスク管理及び裨益者の保護に不可避です。
国際協力NGOセンター(JANIC)でも、これまでNGOのアカウンタビリティの向上のために、各種研修を実施してきました。また、現在JPFと連携し、加盟団体にアカウンタビリティ・セルフ・チェック(組織評価の自己診断ツール)の実施を促進しています。
そこで、本勉強会ではNGOの経営者を対象とし、ケーススタディを通じてコンプライアンスの重要性について学びます。NGO・NPO・ソーシャルセクターの支援をしている弁護士グループであるBLP-Networkを講師として迎え、経営者のリスク管理の視点から事例を分析していただきます。ケーススタディとしては、JANICで2015年に起きた経理の問題を取り上げ、当時、どのような経営判断をするべきだったのか、またこうした問題を起こさないために、どのようなリスク管理をしていくべきかを考えていきます。
日時 | 2023年1月30日(月)15:00-16:30 ※終了時間を16:00から16:30へ変更しました。 |
開催方法 | オンライン(Zoom) お申込みいただいた方に、ZOOMのリンクをお送りします。 |
対象 | JPF加盟団体、JANIC正会員の経営層 (役員、事務局長、部長、マネージャー等決裁権を有する方) |
定員 | 100名程度 |
申込 | https://forms.gle/2CJZzjP3nxkJLk6YA |
共催 | ジャパン・プラットフォーム(JPF)/国際協力NGOセンター(JANIC) |
プログラム | 開会・趣旨説明 ジャパン・プラットフォーム 事務局長 髙橋丈晴 講義 「リスク管理の視点から考えるコンプライアンス~JANICの事例から」 BLP-Network ●鬼澤秀昌弁護士(おにざわ法律事務所 、BLP-Network代表) ●黒川健弁護士(シティユーワ法律事務所) ●松井春樹弁護士(森・濱田松本法律事務所) 質問タイム 閉会 国際協力NGOセンター 事務局長 水澤恵 |
BLP-Networkは、ビジネス法務のスキルや知識を活かし、社会貢献活動への支援を目的として組織された弁護士グループです。https://www.blp-network.com/
アカウンタビリティ・セルフチェック(ASC)は、日本のNGOが市民や社会から信頼される組織として発展するための自己診断ツールとして、JANICが開発。2021年度版を公開・実施中。
ASCのチェック項目は、国際的な基準や潮流を参考に、日本の事情や法令を加味して作成された、4分野44の指針からできています。
https://www.janic.org/active/organizational_strength/#asc
2015年度に元職員による255万円の横領および帳簿の改ざんをしていたことが判明し、第三者調査委員会報告書を公表。詳しくは、下記サイトをご確認ください。
特定非営利活動法人国際協力NGOセンター (JANIC)
担当:中山、榊、水澤
contact@janic.org
CATEGORY
DATE
NEWPOST最新ニュース
JANIC正会員団体
FOLLOW US