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- 国連HLPFサイドイベント:【7/18開催】SDGsの現地化を進め、連携を強化す…
毎年7月に米国・ニューヨークの国連本部で開催される「ハイレベル政治フォーラム(High-Level Political Forum / HLPF)」では、SDGsの進捗状況について国連加盟国が報告し、複数の目標に関する議論を行います。
今年は、日本政府が3回目となるSDGs進捗報告書「自発的国家レビュー(Voluntary National Review / VNR)」を発表します。すでに日本語版は6月に公表されています。
HLPF期間中は加盟国政府、国際機関、市民社会組織、研究機関などがSDGsに関するサイドイベントを実施し、個別課題に焦点を当てます。
JANICも参加している各国CSOプラットフォームの連合体である「Forus」では、対面およびオンラインでのサイドイベントを開催します。
ここではオンラインのサイドイベントについてご紹介します。
SDGsの現地化を進め、連携を強化する市民社会の力を解き放つ
(Unloking the Power of Civil Society to Localize the SDGs and Strengthen Partnerships)
日時:2025年7月18日(金)米国東部時間10:00-11:30(日本時間18日23:00-24:30
形式:オンライン
登録:https://us02web.zoom.us/meeting/register/umALMaCCTR6AnCiswDlNXQ
主催:Forus
Forusネットワークのグローバル報告書に掲載されたメンバーからの寄稿を含む、JANIC、フィンランド、ナイジェリア、インドネシア、ガンビア、ADAなど、各国・地域の市民社会組織からの貢献で実施します。
日本政府(予定)、NNNGO(ナイジェリアNGOネットワーク)、TANGO(非政府組織協会)、FINGO(フィンランドNGO プラットフォーム)、INFID(インドネシア開発に関する国際NGO フォーラム)、ADA(アジア開発連盟)、JANIC(国際協力NGOセンター)、その他のForusメンバーも協力しています。
背景と理由:
2030アジェンダの達成まで残り5年となる中、持続可能な開発目標(SDGs)の進展を加速するため、緊急かつシステム的な変革が必要です。国家レベルでのコミットメントにもかかわらず、実施のペースは依然として不均衡であり、特に地域レベルで顕著です。現地化(ローカリゼーション)—地域の主体がSDGsをリードし実現する能力を強化すること—は、ギャップを埋める最も有望かつ未活用の戦略の一つとして浮上しています。しかし、市民社会と地方自治体が直面するシステム的な障壁は、依然として影響力を制約しています。
このサイドイベントでは、Forusとそのグローバルな会員ネットワークが作成した新たな報告書『コミットメントから行動へ:現地化とパートナーシップを通じたSDG実施の推進(From Commitment to Action: Advancing SDG Implementation Through Localization and Partnerships)』を発表します。この報告書は、20か国以上の事例から得られた証拠を提示し、市民社会と包摂的なパートナーシップによって推進される現地化によって成果を加速させるための実践的な洞察を提供します。
このサイドイベントでは、報告書の洞察を共有し、革新的な資金調達、ガバナンス改革、公平なパートナーシップを通じたSDGsの現地化化を効果的に進めるための議論の場を提供します。
また、2025年のHLPFで詳細なレビュー対象となっているSDGsの分野、特にSDG5(ジェンダー平等)、SDG8(包摂的な経済成長)、SDG17(パートナーシップ))における具体的な貢献を強調し、地域の実情とグローバルな政策プロセスとの関連性を示します。
目的:
・Forusのグローバル報告書の主要な発見を発表し共有すること
・現地主導の開発と市民社会の行動がSDGの実施促進にどのように貢献するかを示すこと
・多様な地域経験に基づくケーススタディに基づく政策提言と資金調達ソリューションを共有すること
・2030アジェンダの「救出計画」における戦略的レバレッジとしてローカル化を促進すること
・国連加盟国、市民社会、開発パートナー間の対話を促進し、地域主導型・パートナーシップに基づく解決策の拡大方法について議論すること
プログラム;
10:00 – 10:10 開会挨拶
サラ・ストラック(Forusディレクター)
日本政府代表 *未定
モデレーター:ハルシュ・ジャイトリ(VANI CEO) *未定
10:20 – 10:30 グローバル報告書「SDGsの現地化を進め、連携を強化するための市民社会の力を解き放つ」の発表
ジョツナ・モハン(Forusアドボカシー・オフィサー)
10:30 – 11:00 パネル:市民社会が現地の変革を加速させる
サンディノ(INFID)
アレハンドロ(CONGCOOP)
ンデイ(TANGO)
11:00 – 11:20 議論と振り返り:コミットメントから測定可能な行動へ
参加者からの反応コメント(2-3名)
教訓と次のステップに関する議論
11:20 – 11:30 閉会と次のステップ
モデレーターによる総括
報告書と今後の機会への参加呼びかけ
JANIC正会員団体
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