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【民間初】電子マネー送金で、100人の10代シングルマザーを学校に戻すプロジェクト!西アフリカのシエラレオネ共和国で貧困家庭の女の子をサポート(NPO法人アラジ)

FROMアラジ

SEP.21.2023

【民間初】電子マネー送金で、100人の10代シングルマザーを学校に戻すプロジェクト!西アフリカのシエラレオネ共和国で貧困家庭の女の子をサポート(NPO法人アラジ)
NPO法人アラジ(所在地:東京都新宿区, 代表理事:下里夢美)は、2023年9月19日(火)より、シエラレオネの10代シングルマザーの復学をサポートするため、300万円のクラウドファンディングを開始。
NPO法人アラジは、西アフリカ・シエラレオネ共和国の100人の10代シングルマザーの復学をサポートするため、クラウドファンディングでの支援者を募集中です。「誰もが夢に向かって努力できる社会」を、クラウドファンディングの支援を通じて、一緒に実現しませんか?
  • 6人に1人の女の子が妊娠と出産によって学業を断念。西アフリカのシエラレオネの現状

(写真:シエラレオネ現地で活動するNPO法人アラジ代表理事・下里夢美)

私たちNPO法人アラジ(https://alazi.org)は、2017年の活動開始より7年間に渡り、世界最貧困の一つである西アフリカのシエラレオネ共和国で、貧困家庭の子ども達の復学をサポートするため、現金給付や転校支援などをベースとした、様々な教育支援活動を実施してきました。

現在シエラレオネ共和国において、中学校・高校の完了を大きく妨げているのは、6人に1人の女の子が経験している「若年妊娠」です。2018年時点で、人口約800万人のシエラレオネ共和国では、約30万人の女の子が「若年妊娠」によって学校を退学しています。

「若年妊娠」は、10代の女の子の死産率や、生まれてきた子どもの乳幼児死亡率(5歳未満死亡率)を高め、さらに産後の学業への復学を困難にします。10代で母となった子ども達は、教育を受けたあとに得られるあらゆる経済的恩恵から断絶され、貧困が繰り返されることから、「若年妊娠はすべてのSDGsの達成を困難にする脅威である」と言われています。

これまで、私たちは約60名の10代のシングルマザーの女の子に復学のサポートを提供してきました。あと40名の10代の女の子を【心理的】にも【経済的】にも安心できる体制のもと学校に戻すべく、「電子マネー」送金を活用した現金給付による支援体制の確立を目指します。

NPO法人アラジでは、シエラレオネ共和国の100人のシングルマザーの女の子が復学でき、そして夢を描けるように、2023年9月19日(火)~10月19日(木)23時59分迄【300万円】のクラウドファンディングを開始しました。

  • 10代シングルマザーの女の子の「復学」を困難にする高い壁とは?

シエラレオネ共和国では、貧困により、自分の学費を稼ぐために「売春」を選んでしまう10代の女の子が後を絶ちません。しかし、シエラレオネ国民の8割が信仰するイスラム教では、原則として婚前の性交渉が認められていないことから、学校や家庭で「避妊の方法」を学ぶことがなく、6人に1人の女の子が望まない妊娠を経験しています。

また、法律により、性加害を受けた場合であっても人口妊娠中絶が完全に禁止されているため、「産まない」という選択をすることができません。

シエラレオネの農村部家庭では、大家族であるケースが多く、女の子が10代でシングルマザーになってしまったとしても、日中赤ちゃんの育児ができる家族は多くいます。しかし、一度出産を経験すると、自力ではなかなか学校教育に戻ることができない現状があります。

婚前の性交渉が禁止されていることから、10代シングルマザーの女の子は結婚前に妊娠したことでクラスでいじめや差別にあってしまいます。また、シエラレオネ共和国では農村部の平均の世帯月収が約1万円ほどであるため、新しい学校へ通うための制服代3000円を支払うことが困難な状況にあります。

これらの理由から、10代シングルマザーの女の子が若年妊娠によって、退学せざるを得ない状況が生まれているのです。

  • 電子マネー送金で、社会保障のないシエラレオネに「現金給付」を実現

日本では、母子家庭の支援制度として、児童手当・児童養護手当・生活保護など様々な現金給付をベースとした社会保障があります。しかし、9割の国民が銀行口座を持たないシエラレオネ共和国では、最貧困家庭への現金給付をベースとした社会保障はありません。

この度、2023年9月より、NPO法人アラジは、シエラレオネ現地の送金システム会社「Afrimoney」とMOUを締結し、10代のシングルマザーの女の子に支給した格安携帯電話に、毎月家計の5分の1を助ける約1,500円の送金を可能とするシステムを構築いたしました。

これにより、10代でシングルマザーとなった女の子が、赤ちゃんの養育費を稼ぐために働かずに学校に復学し、教育を継続できるようになります。

また、シエラレオネ行政と連携した転校支援や、学校単位で実施する性教育プログラムで、心理的にも経済的にも復学が可能な社会を目指して活動を続けています。

  • 100人のシングルマザーの女の子に支援を届けたい!300万円のクラウドファンディングに挑戦。

クラウドファンディングのご支援でさらに活動を加速させ、今年度中に100人のシングルマザーの女の子の復学をサポートします。

【クラウドファンディング実施概要】

タ イ ト ル:100人の10代ママ達の復学をサポートしよう!西アフリカ・シエラレオネで妊娠・出産した10代の女の子を学校に戻すプロジェクト!

ページURLhttps://rescuex.jp/project/96645

実 施 期 間:2023年9月19日(火)~10月19日(木)23時59分迄

目 標 金 額:300万円

【クラウドファンディングの資金の使い道】

・電子マネー送金によって現金給付支援を実現するために必要な携帯電話の購入

・若年妊娠を防止したり、妊娠した女の子の教育の権利を啓発するために実施する性教育ポスターの印刷代

・事務局でのモニタリングやヒアリングの際に使用できる、「育児支援スペース」で提供する、粉ミルクやおむつなどの消耗品1年分の購入など

に役立てます。

さらに、3年後までに事業地であるケネマ県の10代シングルマザーの女の子の20%にあたる1,000人の女の子を学校に戻し、事業のインパクト評価をすることで、ロールモデルを構築します。

  • 誰もが夢に向かって努力できる社会を実現するために。

これまで、市民の皆様一人一人のご支援によって活動を継続・拡大することができました。今回のクラウドファンディングの成功は、アラジの事業をより一層加速させ、男女関係なく教育を受け、夢を描ける社会の実現に大きく近づきます。

皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

  • 団体概要

団 体 名:特定非営利活動法人Alazi Dream Project(NPO法人アラジ)
創   設:2014年3月7日
代 表 理 事:下里夢美
所   在:〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町565番地 ビルデンスナイキ302
電 話 番 号 :070-8908-8450
公  式 H  P : https://alazi.org/

  • 問い合わせ先

メール:info@alazi.org
電 話 番 号 :070-8908-8450

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