NGO労働組合国際協働フォーラムは、NGOと労働組合が協働で運営しているネットワークです。JANICはその設立以来、連合と共に共同事務局を務めてきました。フォーラムはNGOと労働組合がお互いの強みを活かして協働することで、SDGs達成を目指し、地球規模課題の解決に貢献し、公正ですべての人々の可能性を開くことができるグローバル社会の形成と市民社会の強化を目指しています。
2025年は、日本政府が3回目となる「自発的国家レビュー(VNR)」を国連に提出する年です。本レビューでは、目標3(すべての人に健康と福祉を)、目標5(ジェンダー平等を実現しよう)、目標8(働きがいも経済成長も)、目標14(海の豊かさを守ろう)、目標17(パートナーシップで目標を達成しよう)が重点的に取り上げられます。
しかし、世界は新型コロナウイルス感染症の影響、気候変動、ロシアによるウクライナ侵略やガザ情勢など、深刻な課題に直面しています。さらに、2025年には米国でトランプ政権が発足し、USAIDの支援が大幅に削減されたことにより、途上国の人道支援の現場では命にかかわる混乱が起きています。また、OECD/DAC加盟国のODA支援も削減傾向にあり、国際協力の現場は非常に厳しい局面にあります。
このような状況の中、SDGsの達成には、SDGs17にも掲げられているように、労働組合とNGOが連携し、共に取り組むことが重要です。本シンポジウムでは、SDGsの進捗状況や課題を共有し、労働組合とNGOがどのように連携し、貢献できるかを共に考えます。
フォーラム関係者だけでなく、どなたにもご参加いただけますので奮ってお申し込みください!
1.開催概要
| 日時 |
2025年11月11日(火)15:00~17:30 |
| 会場 |
連合会館(3階AB会議室) 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 ※対面開催
|
| 定員 |
50名程度 |
| 対象 |
労働組合事務局関連者、NGO事務局責任者・マネージャー・労組連携担当者、企業、研究者、学生等々 |
| 主催 |
NGO労働組合国際協働フォーラム |
2.プログラム(予定)
|
1.基調講演:SDGsの達成状況と日本が提出したVNRの概要に関する基本的な説明
講師: 蟹江 憲史氏(慶應義塾大学大学院 教授)
|
|
2.課題提起:SDGs達成に向けた現状、課題、NGO・労組それぞれの提言内容
講師:NGO側:稲場 雅紀(アフリカ日本協議会 共同代表)
連合側:斉藤 俊和(連合 国際政策局長)
|
|
3.パネルディスカッション:「SDGs達成に向けてセクターを超えて協力するために、何が必要か?」
登壇者: ・斉藤 俊和(連合 国際政策局長) ・高根 正之(味の素グループ労働組合 事務局長) ・稲場 雅紀(アフリカ日本協議会 共同代表) ・日比 愛子(シャプラニール=市民による海外協力の会 事業推進グループ)
|
|
4.グループディスカッション
|
3.参加申し込み方法
1.フォーラム会員の方:こちらのサイトからお申し込みください。
2.一般の方:こちらのサイトからお申し込みください。
※申込締切:11月4日(火)ただし定員になり次第締切ります。
4.お問い合わせ先
NGO側事務局
(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)
〒108-0014 東京都港区芝4-7-1 西山ビル4階「mingle」内
メール:ngorouso🌟janic.org
労働組合側事務局
日本労働組合総連合会(連合)国際政策局
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11
メール:jtuc-kokusai🌟sv.rengo-net.or.jp
※🌟を@に代えて送信ください。