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SEP.25.2024
2021年8月のタリバンによる政変から3年が経過しましたが、依然としてアフガニスタンは混乱した状況にあります。国連によると、約2,400万人が人道支援を必要としており、女性の就労制限や女子教育の事実上の禁止など深刻な権利の侵害も続いています。また、昨年にアフガニスタン西部で発生した大地震など様々な自然災害の影響をうけ、この厳しい状況に拍車がかかっています。
アフガニスタンの深刻な状況が慢性化する一方で、ウクライナやガザなど世界では多くの問題が発生しています。その中でアフガニスタン情勢に注目が集まることは少なくなってきてしまいました。
本オンラインイベントでは、忘れられつつある一般市民の厳しい生活の様子や女性・女の子のおかれる状況を、今年アフガニスタンを取材したフォトジャーナリストの川畑嘉文氏をゲストスピーカーにお招きし、現地で活動を続けるNGOの視点も交えてお伝えします。また、日本のNGOがどのようにアフガニスタンに関わってきたか、その中で見えてきた支援の難しさと成果を共有し、今後の日本とアフガニスタンの関わり方について参加者の皆さまと共に考えます。
日時 | 10月3日(木) 17:30~19:00(途中参加/退室可) |
開催方法 | オンライン |
参加費 | 無料 |
定員 | 100名(先着順) |
対象 | アフガニスタン支援や現状に興味のある方 |
主催・共催 | 主催:(特活) 国際協力NGOセンター(アフガニスタンワーキング・グループ) 共催:(特活) ジャパンプラットフォーム(アフガニスタンワーキング・グループ) |
申し込み | こちらのURLよりお申し込みください。 ※外部サイトが開きます |
1.イベントの案内と導入(アフガニスタンの概況について) |
2.フォトジャーナリストの川畑嘉文氏による基調講演 |
3.現地で活動を続けるNGO3団体による事例紹介 ・難民を助ける会(AAR) ・Reach Alternatives (REALs) ・JEN |
4.パネルディスカッション 川畑嘉文 フォトジャーナリスト 鶴岡 友美 (特活) 難民を助ける会(AAR Japan)アシスタントマネージャー 小池 千晶 (特活) Reach Alternatives (REALs) プログラムオフィサー 松浦 晃子 (特活) ジェン (JEN)プログラムオフィサー 西原 京春 (特活)ピースウィンズ・ジャパン 海外事業部 アフガニスタン事業 本部デスク |
【基調講演 ゲストスピーカー】
川畑 嘉文 フォトジャーナリスト
千葉県出身。ペンシルベニア州立大学卒業。専攻は国際政治。卒業後、ニューヨークのニュース社に記者として勤務。9.11の取材が転機となり写真を始める。2002年にはニュース社を退職しタリバン政権崩壊後のアフガニスタンに渡る。帰国後、東京の撮影事務所にて写真技術を学んだのち、2005年フリーランスとなる。以降、世界中の難民キャンプや貧困地域、自然災害の被災地などで取材を行い、雑誌や新聞などに写真と原稿を寄稿している。ドキュメンタリー動画の製作にも携わり、途上国の現状を伝える活動も行なっている。
【NGO登壇者】
松浦 晃子 (特活) ジェン (JEN)
プログラムオフィサー
一般企業での勤務経験を経て、アフリカで次世代を担う女性リーダー育成プログラムに従事。2020年6月より現職。アフガニスタンを中心に、パキスタン、トルコ等での自立支援に携わる。
【NGO登壇者】
鶴岡 友美 (特活) 難民を助ける会(AAR Japan)
アシスタントマネージャー
企業勤務を経て青年海外協力隊(ザンビア)に参加。国際開発・公衆衛生の分野で修士号を取得後、政府系および民間の途上国開発援助団体に勤務し、エチオピア駐在、東京での事業管理などを経験。2019年より現職。アフガニスタン事業を担当。
【NGO登壇者】
小池 千晶 (特活) Reach Alternatives (REALs)
プログラムオフィサー
一般企業で人材育成・能力開発の経験を経て、駐日アフガニスタン大使館、在チュニジア日本大使館では教育・文化分野の二国間協力促進に尽力。2023年11月より現職。アフガニスタンを中心に、パレスチナ・ガザ地区での食料支援事業に携わる。
【司会】
西原 京春 (特活)ピースウィンズ・ジャパン
海外事業部 アフガニスタン事業 本部デスク
英語講師を経て、大学院の国際協力研究科で博士号を取得後、南大洋州の国々のためのThe Pacific Community in Fiji でシニアボランティアとして活動し、国際協力に少しずつ携わるとともに、大学非常勤講師を務め、2023年2月から現職。
JANIC アフガニスタンワーキンググループ(担当:瀧 k_taki@sva.or.jp)
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