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JANIC新役員体制のお知らせ(2023-2024年度)

JUL.04.2023

JANIC新役員体制のお知らせ(2023-2024年度)

(上段左より)鬼丸昌也、岩附由香、棚田雄一、赤堀久美子、熱田典子、荒井昭則、伊藤解子 (中段左より)金田晃一、木内真理子、桑原香苗、小池宏隆、斎藤利之、永井陽右、濱川知宏 (下段左より)早瀬昇、門田瑠衣子、山内幸治、若林秀樹、池田未樹、森玲子

6月23日(金)に開催された2023年度JANIC通常総会において、新役員が承認されました。理事長に鬼丸昌也(テラ・ルネッサンス創設者・理事)が、副理事長に、岩附由香(ACE 代表)、棚田 雄一(プラン・インターナショナル・ジャパン 専務理事・事務局長)が就任いたしました。

新役員体制では、多岐にわたる世代、ジェンダー、専門分野の多様性を強みとし、時代の変化に合わせながら、セクターを超えグローバルな社会課題の解決に取り組んでいくネットワークを事務局と共につくっていきます。

新役員一覧

  • 理事長
    鬼丸 昌也   (特活)テラ・ルネッサンス 創設者・理事
  • 副理事長
    岩附 由香   (特活)ACE 代表
    棚田 雄一   (公財)プラン・インターナショナル・ジャパン 専務理事・事務局長
  • 理 事
    赤堀 久美子  (株)リコー ESG戦略部 ESGセンター 事業推進室 室長
    熱田 典子   (公社)アジア協会アジア友の会 副事務局代理
    荒井 昭則   (特活)コンフロントワールド 代表理事
    伊藤 解子   (特活)日本国際ボランティアセンター 事務局長
    金田 晃一   (株)NTTデータ サステナビリティ経営推進部 シニア・スペシャリスト
    木内 真理子  (特活)ワールド・ビジョン・ジャパン 理事・事務局長
    桑原 香苗   (有)フィールドシフト 代表取締役
    小池 宏隆   (一社)国際環境NGOグリーンピース・ジャパン 政策渉外担当シニアオフィサー
    斎藤 利之   障害分野NGO連絡会(JANNET) 幹事
    永井 陽右   (特活)アクセプト・インターナショナル 代表理事
    濱川 知宏   (一社)Earth Company 共同創設者&最高探究責任者
    早瀬 昇    (社福)大阪ボランティア協会 理事長
    門田 瑠衣子  (特活)エイズ孤児支援NGO・PLAS 代表理事
    山内 幸治   (特活)ETIC. シニア・コーディネーター / Co-Founder
    若林 秀樹   (特活)国際協力NGOセンター(JANIC) THINK Lobby 所長
  • 監 事
    池田 未樹   IKEDA税理士事務所 税理士
    森 玲子          東京ボランティア・市民活動センター 専門員(相談担当)

(五十音順・敬称略)

新役員プロフィール

鬼丸 昌也
認定NPO法人テラ・ルネッサンス創設者・理事。大学4年生の時に、初めてカンボジアを訪れ、地雷被害の現状を知り、「すべての活動はまず『伝える』ことから」と講演活動を始める。同年10月、大学在学中に「全ての生命が安心して生活できる社会の実現」を目的に、「テラ・ルネッサンス」設立。同団体では、カンボジア・ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ・コンゴ・ブルンジでの元子ども兵や紛争被害者の自立に必要な支援を実施している。2022年、約150のNGOが加盟する、NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC)の理事長に就任。「対話」と「連帯」による社会変革を目指す。

岩附 由香
認定NPO法人ACE代表。上智大学在学中、米国留学から帰国途中のメキシコで物乞いする子どもに出会い、児童労働と教育を研究テーマに大阪大学大学院国際公共政策研究科(OSIPP)へ進学。在学中の1997年にACEを発足させ、2005年にNPO法人化。現在児童労働ネットワーク事務局長、Global March Against Child Labour理事、エシカル推進協議会理事事も務める。2019年大阪G20サミットに向けたCivil 20 (C20)では議長を務める等、国際協力に関するアドボカシー活動に従事してきた。ACEは2016年『日経ソーシャルイニシアティブ大賞』国際部門賞を受賞、企業との連携を含めた問題解決のモデルが評価された。2023年第6回ジャパンSDGsアワードにてSDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞を受賞。著書に『わたし8歳、カカオ畑で働きつづけて』、『チェンジの扉』。モットーは、ACE立ち上げのきっかけとなったカイラシュ・サティヤルティさん(2014年ノーベル平和賞受賞)からインスパイヤされた、Dream Discover Believe Do。2児の母。

棚田 雄一
公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン 専務理事・事務局長。NHK報道局、JICA職員(外務省出向)を経て、ユニセフ(モンゴル事務所)、UNDP(アフガニスタン事務所)で勤務、NGOではセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(アフガニスタン事務所)、ピースウィンズ・ジャパン(モンゴル事務所)などで勤務。現場の支援プログラム策定実施や、NGOのファンドレージング部長として組織拡大にも貢献。2016年より現職。NGO外務省連携推進委員会副代表

赤堀 久美子
リコージャパン株式会社 経営企画本部コーポレートコミュニケーションセンター SDGs推進グループリーダー。大学卒業後、リコーにてデジタルカメラの海外販売業務に従事。2003年、NPO法人ジェンに転職。イラクに駐在し、学校修復事業に携わった後、東京本部にて、イラク、アフガニスタンの復興支援等を担当。2008年、再度リコーに入社し、以来、サステナビリティ部門において、事業を通じた社会課題解決の取り組み、NGP/NPOと連携した社会貢献活動、サステナビリティの経営統合・社内浸透等を推進。2021年4月より、リコージャパン株式会社コーポレートコミュニケ―ション部SDGs推進G 兼 株式会社リコー ESG戦略部。長野県立大学ソーシャルイノベーション研究科在籍中。

荒井 昭則
NPO法人コンフロントワールド 代表理事。1994年生まれ。東京工業大学卒業。学生時代は、カンボジア支援の学生団体に所属しカンボジアで衛生教育などの活動を行う。大学3年終了時に1年間休学し、『ボランティアをしながら世界一周』を実施。大学卒業後は、大手人材系企業に在籍しながら、『NPO法人コンフロントワールド』を設立。ワールド・ビジョン・ジャパン主催『未来ドラフト』グランプリ受賞。

伊藤 解子
認定NPO法人日本国際ボランティアセンター(JVC)理事・事務局長。アジア諸国と日本の歴史、開発と平和の視点から日系企業の海外直接投資や当時 世界一の額となった日本のODAをめぐる課題に関心を持つ。NGOを目指して英国大 学院留学後、民間企業を経て日本の教育協力NGOに入職。カンボジア、ラオス、 パキスタン現地駐在を含めて14年間在籍し事業・組織運営、NGOネットワーク事務局業務等に従事。退職後、二国間援助機関で本部勤務、フリーランスでODA教育プロジェクト専門家、NGO・NPOの事業評価・調査、民間開発コンサルタント会社でアフリカ、中東、アジアのODA事業評価に従事後、現在に至る。仕事の合間にNGO・NPOでの事務ボランティア、保護猫ボランティアにもいそしむ。日本評価 学会認定評価士。日本プロジェクトマネジメント協会認定プロジェクトマネジメント・コーディネータ。英国大学院開発学修士、地域研究(東南アジア)修士。 2018年6月からJVC理事、2020年7月より現職。

金田 晃一
(株)NTTデータ サステナビリティ経営推進部 シニア・スペシャリスト。1987年慶應義塾大学経済学部卒業、1993年レディング大学大学院修士課程(多国籍企業論)修了。FASID 「リーダーシップ・アカデミー」「開発と企業コース」、ECFA「国際開発金融機関専門職員短期研修プログラム」、IDCJ「工業開発トレーニングコース」修了。タイ(農作業)やカンボジア(英語教育)で海外ボランティアを経験。ソニー渉外部通商政策課、在京米国大使館経済部通商政策(対日規制緩和)担当、ブルームバーグテレビジョン・アナウンサーを経て、1999年以降、ソニー(再入社)、大和証券グループ本社、武田薬品工業、 ANAホールディングス、 NTTデータの5社にて、貧困削減、教育振興、地雷除去、生物多様性保全、震災復興、感染症撲滅、サステナビリティ・スクール開講、NGO基盤強化、AI画像診断を含むデジタル・フィランソロピーなど、約40のNGO/NPOとの協働プログラムを立ち上げる。日本ソーシャル・イノベーション学会理事。

木内 真理子
特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン 理事・事務局長。大学卒業後、国際協力銀行(JBIC)前身のOECFに入社。途中英国LSE(社会政策学)、オックスフォード大(開発経済学)での修士号取得をはさみ、アフリカ、インドネシア、フィリピンにおいて円借款業務を担当。母になったことを契機に転職。東京大学にて気候変動、環境、貧困など21世紀の課題に対応するSustainability Scienceの研究教育拠点形成に従事。「現場に戻ろう」をキーワードに08年10月よりWVJに勤務。アフリカ、中南米、ウズベキスタンを担当。2011年5月より、東日本緊急復興支援部長。2017年4月より事務局長。2020年4月より現職。東京工業大学、青山学院大学非常勤講師、JICA 事業評価外部有識者委員、日本NPOセンター理事。

桑原 香苗
有限会社フィールドシフト代表取締役。有限会社フィールドシフトとして、個人・カップル・グループが潜在可能性に気づき実現する成長を心理療法・コーチング・ファシリテーション・組織開発コンサルティングの領域で支援。また社団法人日本プロセスワークセンターファカルティとして後進の育成、NexTreams合同会社共同代表としてティール組織の一形態である自己組織化組織の導入・伴走支援、有志グループ気候Switchで環境や経済システムを知り気候危機を緩和するアクションを起こす場の開催、一般財団法人リープ共創基金評議員など、人と世界が全体としてほんとうに幸せになる変容をめざしている。

小池 宏隆
一般社団法人国際環境NGOグリーンピース・ジャパン 政策渉外担当シニアオフィサー国連、シンクタンク、NGO、草の根の団体などで、持続可能な開発、気候変動、若者の参画、災害リスク軽減などの分野でアドボカシーや開発実務に10年間携わり、特に政策提言(アドボカシー)を専門とする。新都市アジェンダ、ハイレベル政治フォーラムなどでは、「子どもと若者の国連メジャーグループ」を統括。持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム(JYPS)を設立。地球環境戦略研究機関(IGES)政策研究員、国連アジア太平洋経済社会委員会(UN-ESCAP)プログラム・マネジメント・コンサルタント。現在、グリーンピース・ジャパンの政策渉外担当シニアオフィサーを務める。神戸大学法学部卒、ルンド大学開発学修士(スウェーデン)。

斎藤 利之
障害分野NGO連絡会(JANNET) 幹事。一般社団法人全日本知的障がい者スポーツ協会(略称:ANiSA)で会長職およびアジア全域のスポーツディレクター(Virtus)の任を仰せつかっております。当団体は、ANiSAは、国内の知的障がい児・者のためのスポーツ団体及び関連諸団体との連絡・調整を図り、知的障がい児・者の運動・スポーツの普及・振興を図る為に、 ①競技力向上のための環境整備、②国内外の運動スポーツ等に関わる様々な情報の収集・発信、③指導者の養成や講習会・研修会等の実施、④国際大会等への選手や役員の派遣推進、 ⑤重度・重複障がいのある方への適切なプログラム開発や研究等を目的に活動をしております。外部の公職としましては、(公社)日本発達障害連盟 理事や(一社)手をつなぐ育成会連合会などで、主に国際委員として活動をしております。その他、いくつかの大学で学校保健(障害者教育を含む)を専門に指導しております。保護司。

永井 陽右
NPO法人アクセプト・インターナショナル代表理事。テロと紛争の解決をミッションに、主にソマリアやイエメンなどの紛争地にて、所謂テロ組織の投降兵や逮捕者などの脱過激化と社会復帰支援を実施。テロ組織との交渉および投降の促進、国連機関や現地政府の政策立案やレビュー、国際規範の制定などにも従事。国連関係では暴力的過激主義対策メンター、専門家会議や専門作業部会のメンバーなど。また、ソマリア政府刑務所当局において暴力的過激主義対策に関する特別顧問、国際人道法の専門研究機関であるGeneva Academy of International Humanitarian Law and Human Rightsにおいて客員フェロー、イエメン政府とフーシ派間の捕虜交換に関する調停委員会のメンバーも務める。国内外で受賞・選出多数。博士(社会科学)。

濱川 知宏
(一社)Earth Company 共同創設者&最高探究責任者。ハーバード大学卒業後、NGOスタッフとしてチベット高原で働き、後ハーバード大学ケネディ行政大学院で修士号取得。英国大手財団CIFFにて、インド・アフリカにおける子供の保護・教育に重点を置いたプロジェクトの企画推進・評価等を行う。革新的なテクノロジーを最貧国へ届けるNGOコぺルニクにて国際開発やBOPビジネスの促進に関わり、ソーシャルイノベーションとインパクト評価を専門とする。日本では青少年のグローバル教育にも従事。元東京大学特任教授。世界銀行コンサルタント。国際会議での講義登壇実績多数。2014年、ダライ・ラマ14世より「Unsung Heroes of Compassion (謳われることなき英雄)」受賞。Mana Earthly Paradise 共同創設者。

早瀬 昇
大阪ボランティア協会 理事長
1977年3月 京都工芸繊維大学・工芸学部(電子工学科) 卒業
1979年9月 大阪府立 大阪社会事業短期大学(現 大阪府立大学 社会福祉学科)専攻科 修了
1978年2月 社団法人 大阪ボランティア協会(1993年に社会福祉法人に組織変更)に就職
1991年4月 同協会 事務局長に就任
2007年7月 同協会 常務理事に就任(事務局長兼任)
2010年5月 同協会を退職。事務局長を退任
2010年6月 同協会 常務理事(無償)に専任。講師・著述業を行う個人事業主として起業
2012年7月 特定非営利活動法人 日本NPOセンター 代表理事(無償)に就任
2018年6月 同センター 代表理事を退任。7月1日より理事に就任
2019年6月 社会福祉法人 大阪ボランティア協会 理事長(無償)に就任
2020年6月 特定非営利活動法人 日本NPOセンター 理事を退任。翌7月、顧問に就任

門田 瑠衣子
特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLAS 代表理事。1981年熊本県生まれ。2006年、武蔵野女子大学人間関係学部卒。明治学院大学大学院国際学修士課程修了。フィリピンの孤児院や国際協力NGOでのボランティアを経験し2005年、大学院在学中にケニア共和国で現地NGOでボランティア活動に参加。それをきっかけに、2005年にエイズ孤児支援NGO・PLASの立ち上げに携わり、同団体事務局長を経て、現在代表理事を務める。ケニア共和国、ウガンダ共和国にて、エイズ孤児を抱えるシングルマザーの生計向上支援や母子へのキャリアカウンセリング事業等を行う。

山内 幸治
NPO法人ETIC. シニア・コーディネーター / Co-Founder。大学在学中に、NPO法人ETIC.の事業化に参画。国内初の実践型インターンシップの事業化や、その仕組みの地域展開に取り組む。その後、社会起業家の育成を行うアクセラレーションプログラムや先進10自治体と連携したローカルベンチャー協議会の設立など、各省庁、大手企業、ベンチャー企業、地方自治体等と連携して、社会や地域課題に取り組む担い手を育む環境整備を進めている。立教大学大学院非常勤講師、NPO法人カタリバ理事などを務める。

若林秀樹
(特活)国際協力NGOセンター(JANIC) THINK Lobby 所長。早稲田大学商学部卒業、ミシガン州立大学大学院修士課程修了(農学)。ヤマハ(株)社員(楽器営業・企画)、ヤマハ労組役員、電機連合役員・総研副所長、在米日本大使館経済班一等書記官(ODA、日米協力担当)、比例区選出の民主党参議院議員として「次の内閣」経済産業大臣等を歴任。米戦略国際問題研究所(CSIS)客員研究員、公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本事務局長、国際協力NGOセンター(JANIC)事務局長などを経て、現職。アジア開発連盟(ADA: Asia Development Alliance)議長、国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン理事(経営執行委員)、國學院大學法学部兼任講師。著書に「希望立国、ニッポン15の突破口(編著、日本評論社)」、「日米同盟:地球的安全保障強化のための日米協力(CSIS)」、「SDGsを学ぶ(SDG16執筆:法律文化社」)など。

池田 未樹
IKEDA税理士事務所 税理士。ファミリー軽音部部長(部員妻だけ)&菜園部部長(同)兼、税理士のシンプル暮らし。

森 玲子
東京ボランティア・市民活動センター 専門員(相談担当)。静岡生まれ。学生時代に仲間とグループを立ち上げ、児童養護施設でのボランティア活動を始める。ソーシャルワークや市民活動に関わる職を経て、2010年10月より現職。ボランティアグループ・NPO法人・当事者団体(セルフヘルプグループ)等市民活動団体の立ち上げ・運営等の幅広い相談に対応している。
その他、NPO法人・社会福祉法人の役員、公益財団法人の助成金選考委員、神奈川県指定特定非営利活動法人審査会委員等を務める。社会福祉士

(五十音順・敬称略)

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