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岸田総理に、G7広島サミットに向けた市民社会提言書「C7コミュニケ」を手渡しました

APR.12.2023

岸田総理に、G7広島サミットに向けた市民社会提言書「C7コミュニケ」を手渡しました

首相官邸を訪問し、岸田総理にG7サミットに向けた世界の市民社会の提言書「C7コミュニケ」を手交した市民社会代表。(右から) エリーザ・ベルネリ(イタリア/ C7国際保健ワーキンググループメンバー)、ナラヤン・アディカリ(ネパール/ C7「しなやかで開かれた社会」ワーキンググループ・コーディネーター)、キャサリン・ニャンブラ(ケニア/ C7運営委員)、田中聰司(広島被爆者団体連絡会議事務局長)、松原裕樹(C7運営委員・G7市民社会コアリション2023共同代表)、中谷元(総理補佐官)、岸田文雄(内閣総理大臣)、木内真理子(C7運営委員・G7市民社会コアリション2023共同代表)、バレリア・エンミ(イタリア/ C7運営委員)、堀内葵(C7運営委員、C7シェルパ)、エミリア・レジェス(メキシコ/C7運営委員)、ジャンリュック・サイモン(フランス/ C7運営委員)。Photo by ソー写ルグッド / 宿野部隆之

本日12日、日本および世界の市民社会代表者10名が首相官邸を訪問し、本年5月に開催されるG7広島サミットで議長を務める岸田文雄内閣総理大臣に、世界中の市民社会組織が集まる公式エンゲージメント・グループである「C7(Civil 7 / 市民7)」がとりまとめた「C7コミュニケ」を手交しました。
本コミュニケは、環境・経済・保健・人道・人権そして核兵器廃絶に関する具体的な政策提言を含むものです。

岸田総理との面会では、初めに「C7(Civil 7 / 市民7)」運営委員・C7の実行団体である「G7市民社会コアリション2023」共同代表木内真理子氏が「広島G7サミットに向けて、政策提言を行う分野別ワーキンググループを、新たな核兵器廃絶に関するもの含め6グループ設定、700名以上がグローバル・サウスの国54カ国を含む72か国から参加。広く、多様な、市民の視点で政策提言「C7コミュニケ」をとりまとめた」と紹介し、政策提言の概要を紹介、続けて、岸田総理に、木内・松原裕樹両共同代表から、「C7コミュニケ」を手交しました。松原氏は「明日からの「C7サミット」に加え、週末には、広島で「みんなの市民サミット2023」を開催し、幅広い人々に参加いただき議論する」と広島の市民社会の活動について紹介しました。次に、田中氏が被爆者団体を代表し「核兵器廃絶に向けた具体的な行動計画を策定し、広島サミットを歴史的なサミットにしてほしい」と述べ、G7首脳がサミットを通して核軍縮について強い意思と責任を示すことを求めました。

岸田総理からは、「広島G7サミットは、食料安全保障、世界経済、ウクライナ、気候変動、国際保健、開発、教育、ジェンダー、デジタル化等の地球規模課題について取り組み、また被爆地で開催されるサミットとして、核兵器なき世界に向けた想いを確認するもの」「国際的な課題に取り組むにあたって官民の垣根取り組むことが重要であり、特に、市民社会はSDGsの目指す「誰ひとり取り残されない社会」をリードする重要な存在」「市民の政策提言を感謝し、サミットでの議論に活かすために確認する」との発言の後、4月13・14両日に東京で開催される「C7サミット」、4月16日・17日に広島で開催される「みんなの市民サミット2023」への祝辞が述べられました。

岸田総理との面会後、記者会見を開催し、岸田文雄総理との会見を報告、G7議長である岸田総理およびG7各国の首脳に対するメッセージとともに、分野別ワーキンググループの具体的な政策提言について説明しました。

記者会見の詳細はプレスリリースをご覧ください。
【プレスリリース】岸田総理に、G7広島サミットに向けた市民社会提言書「C7コミュニケ」を手交。 総理「市民社会は「誰ひとり取り残されない社会」をリードする重要な存在」「提言書を感謝。サミッ トの議論に活かす」

岸田首相との面会参加者

(1)G7市民社会コアリション2023共同代表・C7運営委員
・木内 真理子 特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン 事務局長
・松原 裕樹 特定非営利活動法人ひろしまNPOセンター 専務理事・事務局長
(2)被曝者団体代表
・田中 聰司 広島被爆者団体連絡会議 事務局長
(3)C7運営委員
・堀内 葵(日本) 特定非営利活動法人国際協力NGOセンター シニアアドボカシーオフィサー
・バレリア・エンミ(イタリア) CESVI/GCAPイタリア ネットワーキング・アドボカシーシニアスペシャリスト
・キャサリン・ニャンブラ(ケニア) アテナ・ネットワーク プログラムディレクター
・エミリア・レジェス(メキシコ) 平等と持続可能な開発のための政策・予算担当プログラムディレクター
・ジャンリュック・サイモン(フランス) DPIヨーロッパ地域代表
(4)C7ワーキンググループ・コーディネーター、メンバー
・ナラヤン・アディカリ(ネパール) アカウンタビリティ・ラボ共同創設者/C7「しなやかで開かれた社会」ワーキンググループ・コーディネーター
・エリーザ・ベルネリ(イタリア) 国際保健イタリアネットワーク・アドボカシーオフィサー/C7国際保健ワーキンググループメンバー

C7コミュニケ全文

C7 Communiqué 2023 Design and Implement Sustainable Policies for Peace, Prosperity, and Transparency
(C7政策提言書2023 平和、繁栄、透明性を求め、持続可能な政策を立案、実施する)

本件に関するお問い合わせ

info@civil7.org(担当:老松・広谷)

 

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