CATEGORY
DATE
NEWPOST最新ニュース
EVENT
MAR.02.2023
日本のNGOは活躍の場を海外・国内へ広げていますが、組織運営上の課題が急成長に追い付かない状況にあります。NGOが社会から信頼を獲得し正当性を得るには、自律的かつ自発的に規律あるいは行動を積み上げていく必要があります。
紛争や災害時の緊急人道支援を行うジャパン・プラットフォーム(JPF)では、明確な統治機構(ガバナンス体制)と透明性を確保した「仕組みへの改編」を目指しています。ガバナンス・リスク・コンプライアンスの三位一体の統合的組織統制リスク管理を目指している中、JPF資金による支援事業を海外・国内の支援の現場で担う加盟団体のガバナンス・コンプライアンス整備・強化も、JPF全体のリスク管理および裨益者の保護に不可避です。
国際協力NGOセンター(JANIC)においても、これまでNGOのアカウンタビリティの向上のために、各種研修を実施してきました。また、現在JPFと連携し、加盟団体にアカウンタビリティ・セルフ・チェック(組織評価の自己診断ツール)の実施を促進しています。
JPF、JANIC共催による本勉強会の第2回では、組織が整備する各種方針、規程類がそのミッション達成にどのような働きを持つかについて、ミッション達成に向けた中長期的な戦略と関連付けながら取り組んでいる(特活)ハンガー・フリー・ワールドの経験をもとに、参加者が所属組織の取り組みを考えていきます。
※本勉強会は、JPF加盟団体およびJANIC正会員がご参加いただけます。
日時 | 2023年3月16日(木)15:00-17:00 |
開催方法 | オンライン(Zoom) お申込みいただいた方に、ZOOMのリンクをお送りします。 |
対象 | JPF加盟団体およびJANIC正会員の事務局長、実務者(スタッフ、非管理職) |
定員 | 30-40名程度 |
申込 | https://forms.gle/8n8KCHm5uieZVyjT8 |
申込締切 | 3月13日(月) |
共催 | ジャパン・プラットフォーム(JPF)/国際協力NGOセンター(JANIC) |
プログラム | ●開会・趣旨説明 ジャパン・プラットフォーム ●講義「ミッション達成と日々の業務の『接着剤』としての方針・規程を考える~ハンガー・フリー・ワールドの事例から」 特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド 国内部門マネジャー 田中梨佳 ・方針・規程類:団体のビジョン、ミッション、バリューと日々の業務の「接着剤」 ・運営基盤の強化(整備)は躍進期と調整期が効果的 ・スタッフとの進め方、コミュニケーションがスタッフひとりひとりのモチベーションを継続する ●グループディスカッション:少人数で講演内容を踏まえて意見交換 ●質問応答 ●閉会 国際協力NGOセンター |
飢餓のない世界をめざして活動する国際協力NGO。飢餓を根本的に解決するために、国や自治体とも連帯して持続可能なフードシステムをつくる人々・地域を育てる。
2000年にアメリカのNGOから独立し、現在は、本部である日本を含めてバングラデシュ、ベナン、ブルキナファソ、ウガンダで活動。2019年にウガンダ支部での不正が発覚し、調整期として設定していた中期計画を、2023年度まで3年間延長して経営基盤整備に注力。一方、今年度からは2024年以降の次期中期計画策定に着手し、変革期に入る準備も進めている。https://www.hungerfree.net/
参考)組織成長の5段階を意識して歩みをまとめた10周年誌
アカウンタビリティ・セルフチェック(ASC)は、日本のNGOが市民や社会から信頼される組織として発展するための自己診断ツールとして、JANICが開発。2021年度版を公開・実施中。
ASCのチェック項目は、国際的な基準や潮流を参考に、日本の事情や法令を加味して作成された、4分野44の指針からできています。
https://www.janic.org/active/organizational_strength/#asc
国際協力NGOセンター (JANIC)
担当:松尾
ac-challenge☆janic.org (☆を@に変更してください)
ジャパン・プラットフォーム(JPF) 事業管理部
担当:中尾
programme☆japanplatform.org(☆を@に変更してください)
CATEGORY
DATE
NEWPOST最新ニュース
JANIC正会員団体
FOLLOW US