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SEP.07.2020
※写真は連携ネットの過去の定例会風景(2020年度はオンラインのみで開催予定)
2030年に向けて目指す世界を描いた、持続可能な開発目標(SDGs)。中でもその実現を可能にする、「パートナーシップで目標を達成しよう」というゴール17の重要性が、NGOや企業の間で増しています。JANICは多様なセクターとの連携を推進する中で、2008年より「NGOと企業の連携推進ネットワーク(連携ネット)」を運営してNGOと企業が共に取り組める場と機会を創造してきました。
連携ネットは、NGOと企業が双方の特性を認識し、強みを持ち寄り、対等な立場で協力することで課題を解決し、持続可能な社会の実現を目指して活動する会員制のネットワークです。活動の中心は、NGOと企業の学び・対話・共創の場である年4回の定例会です。これまでに58回、年間テーマに沿ったイベントを開催し、NGOと企業双方の連携を強化しお互いの知見を高めあってきました。
今年度、第1回の定例会が6月23日にオンラインで開催されました。社会的リスクとしての人権をテーマにした本イベントに、約60名のNGO、企業メンバーが参加しました。JANIC事務局長の若林秀樹が「ビジネスと人権」について講演し、公益財団法人セーブザチルドレンジャパンが子どもの権利について、また特定非営利活動法人BHNテレコム支援協議会が、途上国のコミュニティの中の脆弱な人々の権利について、現場のご知見を含めた発表を行いました。多様な参加企業とNGOメンバーがさまざまな意見や課題意識を共有し、現場で起きている社会課題を自組織の課題として捉え、活発に議論が交わされました。
参加者アンケートでは、97%が定例会全体について有意義だったと回答し、次のようなコメントもいただきました。
「最前線で活動されているNGO団体から現場の話を伺えただけでなく、企業のみなさんの受け止めや気づきも同時に知れたのでとても有意義だった」(企業)
「企業の方にとってのNGOの存在意義が、鮮明に伝わってきた」(NGO)
連携ネットは、「新型コロナ時代の社会的リスク」を今年度の年間テーマとして、この後もオンラインで継続的に開催していく予定です。
メンバー入会を目的とした、定例会への無料オブザーバー参加が可能です。関心のあるNGOや企業の方は、お気軽にお問い合わせください。
NGOメンバー | ●参加基準 社会的信頼性があることを前提とし、JANIC正会員、あるいは、それに準ずるNGO団体とする。尚、JANIC正会員でない場合は、JANICの会員規定を基準に参加の可否をNGO企業メンバーからなる運営委員会が判断する。 ●参加費 JANICの会員:10,000円/非会員:20,000円 |
企業メンバー | ●参加基準 社会的信頼性があることを前提とし、CSRを積極的に推進し、SDGs達成に寄与するもしくはその意思のある企業であること。参加の可否に疑義がある場合は、NGO・企業メンバーからなる運営委員会がそれを判断する。 ●参加費 JANIC企業協力会員:50,000円/非会員 :80,000円 |
NGOと企業の連携推進ネットワーク事務局(JANIC)
連携ネット ウェブサイト https://www.janic.org/ngo_network/
担当:JANIC 大田原(オオタワラ) csr@janic.org
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