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2018年度のご挨拶:多様な国際協力アクターが集まるナショナル・プラットフォームへ

APR.01.2018

日頃よりJANICをご支援いただき、心より感謝申し上げます。
新年度が始まりました。

昨年度はおかげさまで設立30周年を迎えることができ、新戦略「JANIC2030年に向けた戦略方針(S戦略)」を策定いたしました。

JANIC2030年に向けた戦略方針(S戦略) 主要骨子

JANICは、持続可能な開発目標(SDGs)達成のために、多様なNGOの力の最大化を図ると共に国内外のソーシャルセクターとイシューをつなぐ、日本のNGOのナショナル・プラットフォームを目指します。

1. 国際協力を再定義の上、会員要件を緩和し、参加するアクターを増やすことで社会課題解決のインパクトを高め、そのスピードをあげます。

2. 多様なアクターのパートナーシップを促進し、解決のイノベーションを起こす「ワーキンググループ」の立ち上げと「JANIC国際協力フォーラム(仮称)」を開催します。

3. 国際的なNGOネットワークの日本側コンタクトポイント機能を強化し、国際的なムーブメントの創出に貢献します。

 

私たちが抱える、貧困、環境問題、紛争、人権問題などの社会課題は、国境を超え深刻化かつ複雑化しています。世界各地では、NGOやNPOなどへの弾圧や規制強化等、市民社会の活動を制限する動きも悪化の一途を辿っています。

日本国内を見れば、格差や貧困、ジェンダーなどの問題が起きており、若者の国際協力離れが進む一方で、企業やソーシャルビジネス(社会的企業)、NPO、地方自治体等、国際協力に関わるアクターの多様化が加速しています。

社会課題の解決に取り組むアクターも、途上国や先進国、また国や地域という境界線がなくなりつつある今、市民社会の役割はますます重要となると共に、従来の「国際協力」の枠組みを捉え直すアジェンダ・セッティングが突き付けられています。

2018年度は、JANICにとって、このような社会の変化に対応していく、新たな戦略方針をスタートさせる重要な節目の年になります。また、2019年にG20が初めて日本で開催されることが決まっており、同年のアフリカ開発会議と並んで、市民社会としてもアドボカシーの分野で重要な節目にあたります。
世界中のすべての人びとの人権が守られ、より人間らしく生きられる社会を目指し、様々な社会課題解決に関わる多様なアクターが集う「ナショナル・プラットフォーム」を目指すJANICに、引き続きのご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

2018年4月2日
認定NPO法人 国際協力NGOセンター(JANIC) 事務局長 若林秀樹

 

 

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