JANICのシンクタンク部門、THINK Lobbyより、研究誌『THINK Lobbyジャーナル』第2号が発刊されました。第2号では、「複合危機下の国際協力」を特集テーマに据え、市民社会の視点から貧国撲滅や平和構築等の国際課題に取り組んできた研究者による研究ノート/調査報告に加え、昨年改定されたODA大綱に関する外務省を交えた座談会記事や昨年のG7広島サミットでの市民社会組織による活動報告等を収録しています。
ぜひご一読ください。
第2号 目次紹介
- 巻頭挨拶「開発協力大綱改定にみる国際協力の本質とNGOの役割」
- 座談会記事「日本の開発協力の未来を探る 開発協力大綱改定は我々に何を示唆するのか」
- コラム「社会価値と企業価値の両立へ 新たな企業観を『実装』するために」
- 研究ノート「SDGsの中間年を迎えて『我々の世界を変革する』ための課題」
- 研究ノート「2つの危機下の世界のODA」
- 調査報告「複合危機下の国際協力途上国の債務問題と市民社会の役割」
- 調査報告「複合危機下の国際協力-保健分野を含めて-」
- 調査報告「在住外国人支援のアクターとしての社会福祉協議会と国際協力NGO/NPO―『多文化ソーシャルワーク』の先へ―」
- 調査報告「『伝統的』ドナーから『新興』ドナーへ 北と南のNGOの関係の再構築の試み」
- 調査報告「The Experience of Becoming a Refugee: Evacuation and Resettlement of Afghanistan Citizens in Japan」
- 調査報告「日本における女性の政治参加の現状と課題~G7サミットの機会を活用した市民社会による提言活動~」
- 報告記事「アジアセンター 第8回国際会議:『アジアにおける選挙と民主主義』に参加して」
- 活動報告「G7広島サミットに向けたC7およびG7市民社会コアリション2023の活動」
- 活動報告「Defending Democracy and Civic Space in Asia (DDCSA) and Tokyo Democracy Forum (TDF)」
- 活動報告「THINK Lobby Corporate Social Justice Project Report 2023」
- 書評「山形辰史 著 『入門 開発経済学 グローバルな貧困削減と途上国が起こすイノベーション』(2023)」
- 編集後記「『複合危機下の開発協力』はどうあるべきか?」
本文入手方法
電子版は以下、J-stageサイトから無料で閲覧・ダウンロードいただけます。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/thinklobbyjournal/2/0/_contents/-char/ja
第3号への投稿募集中
第3号への掲載原稿の締め切りは、2024年9月30日です。
*まずは「投稿規定/執筆要綱」および「査読体制」をお読みください。応募いただいた原稿については、本号特集の構成などを総合的に勘案し、編集委員会で掲載可否について審査のうえ、後日編集責任者から採否について連絡いたします。なお、執筆内容について事前に相談を希望される方は、投稿文の仮タイトルと要旨を 600~800 字程度でまとめ、お名前・ご所属・連絡用メールアドレスを明記した上で、以下事務局まで電子メールでお問い合わせください。
皆さまの研究成果の交流の場として、今後とも本誌をご活用いただけますと幸いです。
『THINK Lobbyジャーナル』発売・発行・編集制作
編集・発行 :NPO法人 国際協力NGOセンター
発行所 :出雲出版(島根県出雲市下横町350)
お問い合わせ :admi@thinklobby.org
*第2号の発行にあたっては、令和5年度外務省国際開発協力関係民間公益団体補助金を活用しました。