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NGO・NPOに対する振り込め詐欺に関しての注意喚起

JAN.23.2018

NGO・NPOに対する振り込め詐欺に関しての注意喚起

 

2018年1月19日
(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)

 

2017年7月頃から、NGOやNPO振込口座の情報を掲載した架空の振込みを指示するメールが多数の方々に大量に送られていることが確認されました。同内容のメールを受けた際は、振込を行う前に振込先の団体へ連絡をしてください。また、各団体は振込先として利用されている場合がありますので、現状の確認及び対策をとる事をご検討ください。

 

【詐欺内容】
不特定多数の人に「5,000万(5,500万)を受け取ってほしい。以下の口座に2,500円(数千円)を振り込んでほしい。」とメール等で連絡。受信者は、指定された口座に所定番号(6桁程度)を付与して数千円~数万円振込を行う。その振込先をNGO等にしている可能性があります。使用された名義は、「木名瀬 薫/Good事務局」など、実際に振り込みを受けたNGO団体ではなく、かつ関係性のない名義となっています。振込をした人には次々に他の振込先と金額を指定して振り込ませているようで、最終的には詐欺を働いている組織自体の口座に高額での振込をさせる事を目的としているようです。(通称:融資保証金詐欺)

 

【本被害が疑われた団体対応例】
・銀行・警察・顧問弁護士などへの相談。
・銀行側への組戻し手続きの依頼(銀行によって対応状況は異なる)
・銀行から振込元を入手し、一件ずつ事実確認をし、返金等の手続きを実施
・警察署への被害について相談

 

【状況】
2017年8月頃~現在までこのような詐欺が行われているようですが、対応をおこなった団体は2、3カ月で不正振込は落ち着いているようです。

 

【事前対応案】
詐欺を働く組織側が、不正振込をさせる団体を数カ月単位で変更している可能性が十分にありますので、まだ被害に合われていない団体は事前に防ぐ対応をされる事をおすすめします。

・HPや口座情報を公開しているページに注意書きをする。
・可能であればHP上に口座情報を記載しない。一部暗号化する等の処理を行う。
・銀行側と事前対応策がないか相談する。
・入金元の確認が取れない振込の有無の確認と、会計士や顧問弁護士と経理処理の仕方を相談する。

 

【現在HP上で注意を促している団体】
・(特活)ACE http://acejapan.org/info/2017/10/19653
・(特活)カタリバ https://www.katariba.or.jp/news/2017/12/28/10350/
・(特活)グッドネーバーズ・ジャパン
http://www.gnjp.org/contents/reports/detail?report_id=686
・(特活)ジャパン・プラットフォーム http://www.japanplatform.org/info/2014/10/271022.html
・(特活)シャプラニール=市民による海外協力の会 https://www.shaplaneer.org/170707_topinfo/
・(公社)シャンティ国際ボランティア会 http://sva.or.jp/wp/?news=26324
・(特活)フリー・ザ・チルドレン・ジャパン http://ftcj.jugem.jp/?eid=1832
・(特活)ブリッジ エーシア ジャパン http://www.baj-npo.org/2017/09/post-142.html

本件に関してのご質問や、被害状況の事例、有効な対応策など関連する情報をお持ちの方、団体がありましたら、JANIC宛に共有いただくようお願い致します。JANICでは、情報収集を引き続き行い、有効な手立てがありましたら共有させていただきます。

 

本件に関するお問い合わせ先

認定NPO法人 国際協力NGOセンター(JANIC)
会員担当:山田
TEL:03-5292-2911 FAX:03-5292-2912 kain@janic.org

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