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FROM国境なき子どもたち
JUL.13.2018
国境なき子どもたち(KnK)は、海外の困難な状況にある子どもたちの現状を日本の人々、特に若い世代に海外の子どもたちの現状を伝えることを目的に、2004年以降、毎年写真展を開催しています。
今年は、「Class Rooms ~子どもとしての時を過ごす場所~」と題し、KnK職員の清水匡が各国で撮影してきた写真を2018年9月13日(木)から19日(水)まで、東京・新宿御苑近くのアイデムフォトギャラリー「シリウス」において展示します。
会期中の9月15日(土)には、アナウンサーの渡辺真理さんを司会にお迎えし、清水のギャラリートーク(※有料)を行います。
会場にて、KnKが関わってきた子どもたちについて思いを巡らせ、子どもの時間とは何か、改めて考える機会となれば幸いです。
ぜひお誘いあわせの上、ご来場ください。
国境なき子どもたち写真展2018
「Class Rooms ~子どもとしての時を過ごす場所~」 撮影 清水 匡
清水匡によるギャラリートーク (司会:アナウンサー 渡辺 真理さん)
9月15日(土)14時~15時半 【参加費:500円】
※要申込 (定員80名、申込先着順とさせていただきます)
※参加費500円は、当日受付にてお支払ください
【ギャラリートーク申込方法】
件名を「KnK写真展ギャラリートーク参加希望」として、①お名前 ②参加人数 ③ご所属 ④携帯電話(当日のご連絡先)
をEメールにお書添えの上、9月13日(木)必着でkodomo@knk.or.jpまでお申し込みください。
写真展に寄せて
KnKに関わって20年、私は海外の活動地を訪れ多くの子どもたちと出会ってきた。子どもたちは英語が話せず、私も現地の言葉が話せない。それこそ身振り手振りで接していった。何年も通い続けるうちに子どもたちは逞しく成長し、今では家庭を持つ者も少なくない。「貧しい生活はしたくなかったから必死に勉強したんだ。朝4時から学校に行くまで勉強して、夜は12時まで勉強したよ」と、カンボジアの青年が流ちょうな英語で話してくれた時は、涙が出るほど感動したのを覚えている。
勉強するには何が必要だろうか。文房具?それとも学校?今を生きるために働いている子どもが学校に通うことは私たちが想像しているよりも困難なことだ。しかし、1日にわずかでも勉強のための時間を割くことができれば、たとえ学校に通わなくてもそこが子どもたちの「教室」だ。「教室」では勉強に限らず、音楽、美術、スポーツ、遊び、そして子どもが望めば、何でもできる自分だけの「時間」を過ごすことができる。世界では子どもたちが様々な環境の教室で時間を過ごしており、その毎日が彼らに将来への道を切り拓いている。
世界の子どもたちの現状を目の当たりにして自分の無力さを感じることもある。逆に、キラキラした目で一生懸命頑張っている姿に感動することもある。こうした子どもたちの姿をもっと多くの人に伝えたい。そういう思いで2年前から本格的にフォトグラファーとしての活動を始めた。「写真で世界を変える」ほどの自信はないが、この写真展を通じて子どもたちの人生をより良くしたい。
清水 匡 (カラー約60点)
FROM | REALs(Reach Alternatives)
FROM | ウォーターエイドジャパン
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