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FROMAccept International
JAN.20.2021
「一般公開できない現場の情報に触れたい」
「紛争やいわゆるテロのリアルを知りたい」
「ソマリアの刑務所で何が起こっているのかを見てみたい」
「現場から積み上げてきたプロジェクトについて知りたい」
「紛争解決・暴力的過激主義対策・国際協力・アフリカの専門知識をつけたい」
そんなあなたにご参加いただきたいオンラインセミナーです。
【お申し込みはこちら:https://acceptinternationalevent20210207.peatix.com/】
初めまして、NPO法人アクセプト・インターナショナル代表理事の永井です。
大学1年生だった2011年夏に「比類なき人類の悲劇」と形容されていたソマリアを知りました。緊急支援を行うNGOですら撤退せざるを得ない凄まじい場所でしたが、どうしても目を背けることができませんでした。
同年9月に当法人の前身団体である日本ソマリア青年機構を創設してからは、「自分たちだからこそできること」があると信じ、必死に行動してきました。さまざまな障壁もありましたが、志を共にする仲間たちとひとつひとつ乗り越えてきました。
それから9年以上。
「はじめにイシューを決めるからこそできることが必ずある」
問題解決のみを見据えて行動してきた中で、そんな確信があります。
これは、私たちアクセプト・インターナショナルが掲げるミッションです。
共感を得にくい支援対象・分野だとしても、世界で最も危険と言われていたとしても、前例がないとしても、そこに課題があるならば、真正面から取り組むべきであると私たちは考えています。
このイベントでは、代表理事であり海外事業をリード・実施する私永井が、一般には公開できない情報や資料などを大いに活用して、私たちが長らく取り組みをしているソマリアの現場の実態をこと細かにご説明します。
また、質疑応答の時間も設け、いわゆるテロ組織との紛争の現場を共有できたらと考えています。
※本イベントでは一般公開できない情報や写真、映像を多数使用します。そのため、画面の記録(録画、スクリーンショット、録音など)は固く禁止させていただきます。それらをご了承いただける方のみのご参加を許可させていただきます。
1980年代に勃発した内戦が全国に拡大し、21年間の無政府状態を経験した国、ソマリア。
2012年に政府が樹立されましたが、国土の南大半は、いわゆるテロ組織「アル・シャバーブ(Al-Shabaab)」に支配され、毎日のように起こるテロ行為により甚大な犠牲者が出ています。
そのような地で、私たちNPO法人アクセプト・インターナショナルは、「いわゆる”テロリスト”とされる紛争当事者を、排除するのではなく受け入れ、彼らの脱過激化と社会復帰を支援すること」こそがテロ・紛争を解決する糸口になると考え、活動してきました。
ソマリアをなんとかしたいとの思いで立ち上がってから9年。
ソマリア政府からアル・シャバーブの投降兵・逮捕者に対するプロジェクト導入を取りつけ、2019年より「DRRプロジェクト※」を実施してきました。また同時に、同組織からの自発的な投降を促進する取り組みを実施し、これまで多くの投降を引き出してもいます。
※DRRとは、De-radicalization、Reinsertion、Reintegrationの頭文字です。DDR(武装解除・動員解除・社会復帰)を実施することができないアクティブな紛争地においても実行できるものとして、仮説を立て、実施し、成果に結びついてきました。
この「DRRプロジェクト」をはじめとする私たち独自の脱過激化と社会復帰の取り組みは、パリ平和フォーラム2020にて日本から初めて採択されるなど国際的に高い評価も受けています。
↑↑DRRプロジェクトの様子
今回のイベントでは、ソマリア紛争の最前線で取り組みをしているからこそわかる一般公開できない情報や資料も多く用い、ソマリア紛争の情勢、いわゆるテロ組織の現状やそこからの投降のリアル、そして刑務所にいるテロ組織にいた投降兵と逮捕者の脱過激化・社会復帰の実態などをこと細かに説明していきます。
あなたのご参加を心よりお待ちしております。
2021年2月7日(日) 19:00〜20:30 (18:50〜受付)
※なお、10分程度延長の可能性があります。
第1部 イントロダクション
:団体紹介やソマリアでの取り組み紹介
第2部 ソマリア紛争の最前線
:紛争の構図
:アル・シャバーブについて
:投降兵と逮捕者、刑務所
:彼らの脱過激化と社会復帰、投降促進関連
第3部 今後の展望
+ 質疑応答
◎永井 陽右
NPO法人アクセプト・インターナショナル代表理事・海外事業局長。国連人間居住計画CVE(暴力的過激主義対策)メンター。早稲田大学教育学部複合文化学科卒業、London School of Economics and Political Science 紛争研究修士課程修了。専門はカウンターテロリズムおよび紛争解決。
大学1年次に「日本ソマリア青年機構」を設立。2017年に「アクセプト・インターナショナル」へ改称およびNPO法人化。ソマリア人ギャングへの取り組みから生まれた脱過激化・積極的社会復帰事業(DRRプロジェクト)を軸にテロと紛争の解決に向けて尽力している。著書に『僕らはソマリアギャングと夢を語る:「テロリストではない未来」をつくる挑戦』(英治出版)、『ぼくは13歳、任務は自爆テロ。: テロと戦争をなくすために必要なこと』(合同出版)など。朝日新聞デジタルにて「共感にあらがえ」を連載中。
※参加費は手数料を除いて、全額DRRプロジェクトに使われます。
接続:ZOOMを使用しての接続
お申し込みはこちら:https://acceptinternationalevent20210207.peatix.com/
※お申込み後、接続方法の詳細を送付します。
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FROM | アーユス仏教国際協力ネットワーク
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