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FROMReach Alternatives (REALs)
SEP.14.2021
こんにちは。
Reach Alternatives(REALs)の広報を担当している山下尚子です。
REALsが取り組んでいる「争い予防のための活動」を多くの方に知っていただけるよう、活動説明会を企画しました。
世界には、争いに巻き込まれ多くを失い、自分たちの力だけでは日常を取り戻すことが難しい人たちがたくさんいます。
REALsは20年以上にわたり、現場の人々と向き合い、問題を一緒に考え、新たな争いを生まないためのしくみや社会づくりを目指し活動してきました。
イベントでは、深刻さを増すアフガニスタンの現状とREALsの取り組みのほか、ケニア、ソマリアでのテロ・暴力的過激化予防、南スーダンでの共存支援について報告いたします。
2021年1月以降の急速な戦闘拡大、また8月の米軍撤収に伴うタリバンの進行、首都カブールの陥落、アフガニスタン政府の事実上の崩壊により、首都カブールを含む各地では国外退避を希望する人々や国内避難民が多数発生し、UNHCRによればその数は今年だけで約60万人(2021年9月9日現在)にのぼります。また、周辺諸国に難民として逃れた人々もいます。
このたびの危機に際しては、現在、退避希望者や身の安全に不安を持つ人々への個別支援を行っています。また、現地の状況の推移を踏まえ、緊急的なニーズに応えるとともに、今後の支援活動を展開していく予定です。
REALsは過去に、アフガニスタンで地雷撤去、除隊兵士の社会復帰、女性の自立支援活動などを行いました。また、理事長の瀬谷はかつて外交官として軍閥の武装解除にも携わっていた経緯があります。
上記の経験を踏まえ、アフガニスタンの今、そしてこれからどのような支援が求められていくのかお話したいと思います。
ケニアやソマリアでは、紛争、テロなどの暴力的過激主義や暴力の予兆をいち早く見つけ、防ぐための取り組みをしています。
その際に大事にしているのが、「人を変え、しくみを変え、社会を変える」という流れです。
戦闘員や被害者を特定して社会に戻るための支援をするほか、相談やカウンセリング窓口の設置など、争い予防のしくみづくり、さらには、行政戦略の策定にまで関わっています。
南スーダンでは、国籍、民族、宗教、立場、ジェンダー、価値観などの違いが争いや暴力を生まないよう、コミュニティに暮らす当事者自らが共存を選び、継続して実践できるしくみづくりに取り組んでいます。
南スーダンにおいては、争いや対立を抱える集団の間で共通するニーズを見極め、協力して解決するしくみづくりを行うことで、集団間での信頼醸成、治安の回復につながっています。
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「世界の現状を少しでも知りたい」
そんな思いを持った、あなたのご参加をお待ちしております!
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【日時】2021年9月26日(日)15:30~17:00
【参加費】無料
【開催方法】Zoom お申込みいただいた方にご参加用URLをお送りいたします。
【内容】
・争い予防に取り組む理由、背景と問題構造
・争い予防の具体的な取り組み
―アフガニスタンの今
―ケニア・ソマリアでのテロ・暴力的過激化予防
―南スーダンでの共存支援
・今後の展望と皆さんへのお願い
【発表者】理事長 瀬谷ルミ子、事業担当 山下育
お申込受付:2021年9月25日(土)まで
※定員に達した場合、上記期限前にお申込みを締め切る可能性がございます。
FROM | アーユス仏教国際協力ネットワーク
FROM | アイキャン
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