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FROMかものはしプロジェクト
SEP.11.2020
「世界の問題についてしっかりと時間を取って話を聞きたい。」
「実際にNPOで活動している人の話を聞いてみたい。」
このイベントはそのような思いを持ったあなたへ向けたイベントです。
こんにちは。かものはしプロジェクトで広報を担当している草薙です。
普段は講演活動をメインにかものはしが取り組んでいる「子どもが売られる問題」を多くの方に伝える活動をしています。
かものはしプロジェクトは2002年にカンボジアで活動を開始しています。
それから15年間。
かものはしプロジェクトはさまざまなアプローチで、
問題解決に向けての以下のような取り組みを実施してきました。
~カンボジアで警察支援~
売られてしまう子どもを減らすためには、
警察が買う人を適切に逮捕し、また罰することが必要とされています。
しかし1990年代までカンボジア警察の能力が低い状況がありました。
そこでかものはしは、カンボジアで警察を統括している内務省と連携をして警察支援(LEAPプロジェクト)を開始しました。
現在では活動当初に比べ、難しいケースも摘発できるようになってきました。
※カンボジアの警察と会話をしている代表の本木
~カンボジアでコミュニティファクトリー(い草の雑貨工房)の経営~
貧しい家の子どもが売られるリスクを減らすために大人に仕事を提供するためのコミュニティファクトリーを経営しています。
現在約10万人が住むカンボジア最貧困地域で工房を運営し、このエリアから人身売買が出ないようにしています。
コミュニティファクトリーで働く女性たちには、給料のみならず教育、仕事力、そして生きる力を提供しています。
※工房で働く女の子たちがワークショップをしている様子
~インドでの人身売買をさせない仕組み作り~
そして2012年からは、アジア地域の中でも特に被害が甚大だとされているインドにも活動の幅を広げました。
様々な社会的要因が複雑に絡み合い生じているインドの人身売買問題。
一見困難を極めているようにも感じられますが、現在は六つの現地NGO団体とパートナーシップを組み、より効率的にそして正確に問題解決につなげることができるよう活動を強化して取り組んでいます。
※インドの街の様子。目に見えづらいところで人身売買が行われている。
当日の活動説明会では、「子どもが売られる問題」を始め、設立から現在まで行ってきたかものはしの活動内容をざっくばらんにお話していきたいと思います。
WEBだけでは知ることの出来ない現実が、そこにはあります。
実施方法
zoom → お申込いただいた方に参加用URLをお送りいたします。
参加に必要なもの
1.PCまたはスマホ(資料・映像を共有しながら進行するためPCを推奨します)
2.通信回線が安定したネット環境
3.周囲を気にせず話せる環境(質疑応答など参加者と運営メンバーが話し合う場面が想定されます)
※zoomとは?
・PCやスマホを使ってオンラインで対話やミーティングができる無料アプリです
・主催者から送られるURLをクリックするだけです簡単にログインできます
(初回利用時のみ、自動的にアプリがインストールされます)
・通信データ量は、300MB/時間程度です(Skypeの1/5〜1/7程度)
講演者
草薙 直基Naoki Kusanagi
広報・ファンドレイジング担当
学生時代にベトナムに行き、その際に見た世界の不均衡な現実をなくしていきたいという思いからかものはしへの参画を決意。子どもが売られる問題をなくすためにできることを多くの人々に共有するため、日本事業部にて講演活動を行っている。最近のマイブームは息子と遊ぶこと。
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