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1/21【北九州&オンライン】結核の早期発見を目指して~アフリカにおけるポータブルX線の活用事業報告会

FROMロシナンテス

DEC.28.2023

1/21【北九州&オンライン】結核の早期発見を目指して~アフリカにおけるポータブルX線の活用事業報告会

認定NPO法人ロシナンテスは、アフリカのスーダン・ザンビアで医療支援を行う国際NGOです。

この度、ザンビアで実施している結核事業の報告会を開催します。

▼お申し込みはこちら
現在ロシナンテスでは、結核患者の早期発見を目指し、富士フイルムが開発したポータブルX線撮影装置のテスト導入を行っています。
結核の感染拡大を防ぐためには、早期発見が重要です。しかしザンビアでは、検査のできる施設が限られることから、発見が遅れ、結果感染が広がってしまう状況にあります。多くの医療施設で検査体制が整うことが理想ですが、現時点ではそうした体制確保は現実的ではありません。
持ち運び可能な本装置を、複数の医療施設に順番に持ち込み検査を行うことで、最低限の設備で広い範囲をカバーできるようになります。現在、1台のポータブルX線撮影装置を4つの医療施設で共同利用するテスト導入を行っています。 結核患者の早期発見に寄与することが確認できれば、他地域での拡大を目指す予定です。

テスト導入を開始して半年が過ぎ、様々な興味深いデータが蓄積されてきました。

①見逃されていた結核患者の発見
ポータブルX線撮影装置の導入により、従来の微生物学的検査 (喀痰検査、尿検査)だけの体制で見逃されていた結核患者が発見されるようになりました。見逃されていた結核患者は全結核疑い患者の約9~10%いることが確認されています。
※結核の陽性と診断された患者は全て治療を開始しています。
②X線検査陽性者と年齢の相関
見逃されていた結核患者は小児や高齢者の割合が多く、X線装置の導入により、小児や高齢者の偽陰性を検出できるようになっています。
③X線検査陽性者とHIV陽性者の相関
HIV陽性者の微生物学的検査における偽陰性率も高かったのですが、X線撮影の導入により、HIV陽性者の偽陰性も検出できるようになりました。
※補足(偽陰性について)
偽陰性:検査の結果が実際には病気が存在するにもかかわらず、陰性と判定される状況を指します。
・小児や高齢者
喀痰を出す肺活量が十分でなく、唾液中心となるため偽陰性になる可能性が高まります。
・HIV感染者
免疫不全者では、結核菌への免疫反応が低下するため、結核菌をとりまく膿ができなくなり、喀痰産生が減少します。

こうしたデータも踏まえながら、テスト導入の進捗と今後の見通しを皆さまにご報告できればと思います。

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●北九州会場
・受付時間:15:45-16:00
・会場:TKP小倉シティセンター5階 K-4(福岡県北九州市小倉北区馬借1-3-9)

・住所:〒802-0077 福岡県北九州市小倉北区馬借1-3-9

●オンライン配信
オンライン会議システムzoomを利用
※視聴用URLについては、お申し込みフォームを送信いただいた後の自動返信メールに記載しております。

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▼お申し込みはこちら

北九州の会場とオンライン配信のハイブリッド開催です。お申し込みフォーム送信時に、会場参加、オンライン参加をお選びください。
自動返信メールが到着しない場合には、再度お申し込みいただくか、ロシナンテスまでお問い合わせください。迷惑メールなどもご確認いただけましたら幸いです。

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