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11/20~22 ⽇本・ブラジル・モザンビーク 国際シンポジウム「3カ国民衆会議」

FROM日本国際ボランティアセンター(JVC)

NOV.12.2018

11/20~22 ⽇本・ブラジル・モザンビーク  国際シンポジウム「3カ国民衆会議」

海外の市民社会メンバーが結集︕

この度、モザンビークとブラジルから農民・市民社会メンバーが来日し、第4回「3カ国民衆会議」を開催いたします。
来日するのは、2012年以来、日本政府がブラジル、モザンビーク政府と行うODA事業「プロサバンナ」の問題について、ともに声をあげてきた「仲間」たちです。

ともに活動を始めてから6年、残念ながら現地の状況は好転していないどころか悪化しています。

「食と農」の危機

世界では、もうけを重視する投資や企業によるグローバル・フードシステム、
それを推進する各国政府や国際機関の政策、地球温暖化などによる異常気象・・
これらの状況をうけて、いま、世界中の「食」とそ「農業(家族農業)」は深刻な危機に直面しています。

日本で暮らす私たちの関わり

このことは日本に暮らす私たちとも無縁ではありません。
農家の苦境が、「食」の受け取り手でもある私たちの選択肢と決定権を失うことにつながります。
また、それだけではなく、私たちは知らないうちに農家の人々を苦しめる「加害者」側にまわってしまうこともあります。

たとえば、日本は、官民一体となって 、南米ブラジルで輸出向けの大豆や穀物の巨大農場づくりを推進し、小さな農家やコミュニティの土地を奪ってきました。またプロサバンナ事業下でも同様の試みを計画し、結果として、モザンビークでは大豆栽培を行う企業により多くの農家の土地が奪われてきました。

実践者たちから学ぶ

一方で、 グローバリゼーションの負の影響をもっとも深刻な形で受けた「南(途上国)」の先住民族や小さな農業を営む人びとは、それを乗り越えるための創意工夫を積み重ねて、多くの素晴らしい変化を生み出してきました。

そこで、第4回「3カ国民衆会議」では、課題について話をするだけではなく、モザンビークとブラジルから来日する仲間たちの活動から学ぶとともに、「食と農の未来」を描き、これらを乗り越えるための方策を話し合いたいと考えています。

ぜひご参加ください!

【プログラム】  *各セッションの詳細、お申込みはリンク先をご覧ください。

■11 月20 日(火)18:00~20:00 / 聖心女子大学4 号館 4-2 号教室
「日本の私たちと今世界で「大豆」をめぐって起こっていること」
アグリビジネスによる油糧作物栽培の環境・社会的影響と住民の抵抗

■11 月21 日(水)11:00~20:40 / 聖心女子大学4 号館 ブリット記念ホール
国際シンポジウム「危機の21世紀を超えて、つながりあい、食の幸せを未来に手渡すために」
第1 部「グローバルな食&農の危機と『食の主権』~『私たちの食とたね』を未来に手わたす」
第2 部「食・農・くらしと地域の自立へ~『犠牲の開発モデル』の限界を乗り越える」

■11 月22 日(木)17:00~19:00 / 参議院議員会館B107
緊急報告会「日本とODA/投資:モザンビーク北部で何が起きているのか」

ファンドレイジングのお願いのお知らせ

この一連のイベント費用を集めるため、11月25日までクラウドファンディング実施中です。ご支援または情報の拡散にご協力お願いします。

日本と世界の「食と農」を守る。3ヵ国の農家や市民が連帯する国際会議を開催したい!|3か国民衆会議実行委員会ユースチーム

「3ヵ国民衆会議」は、私たちが生活していく上で必要不可欠な食と農の、今と未来を話し合う国際会議です。1人でも多い3ヵ国の農民の声を会議に反映させ、農村・農民交流を実現するためのサポーターになっていただけないでしょうか?

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