年の瀬を迎え、2025年を振り返りながら、この激動の時代をどう生きるか、どんな世界に生きたいのか、世界と自分の繋がりについて考えてみませんか?
知っていますか?私たちの日常と紛争の繋がり
紛争と聞くと、遠い国の出来事のように感じるかもしれません。しかし、私たちの日常が、世界の反対側で苦しむ子どもたちと繋がっているとしたら?
例えば、スマートフォンや電気自動車に欠かせないレアメタル。その多くが、コンゴ民主共和国のような紛争地で採掘されています。私たちが便利で豊かな生活を送る一方で、その裏側では、子どもたちが兵士として戦わされ、人々の命と暮らしが脅かされています。
私たちの「便利で豊かな日常」は、紛争によって苦しむ人々と無関係ではない――この繋がりに目を向けることが、平和な世界をつくる第一歩だと、テラ・ルネッサンスは考えます。
元子ども兵たちが教えてくれた希望
テラ・ルネッサンスはこれまで20年間、アフリカのウガンダやコンゴなどで、紛争で傷ついた人々に職業訓練を通じた自立支援を届けてきました。その中には、幼い時に誘拐され、兵士として戦闘の最前線で戦ってきた元子ども兵がいます。
過酷な経験を乗り越え、社会復帰を果たした元子ども兵たち。
彼ら・彼女らから、私たちテラ・ルネッサンスが学んだことがあります。
「人は変わることができる。いつでも、いつからでも、そして、いつまでも。」
紛争でどんなに過酷な体験をしていても、その魂の奥底にある人間性を紛争は奪うことはできない。
自尊心を取り戻し、地域社会で活躍する彼らの姿は、私たち一人ひとりに未来を切り開く力があることを教えてくれました。

願いをチカラに、平和をつくる
分断が進み、争いが絶えないこの世界で、世界平和のために、私たちに何ができるのでしょうか。
それは日々の消費行動や社会への関心、もしくは未来への想いを馳せることかもしれない。
本講演では、鬼丸が、20年間の活動を通じて得た「紛争を終わらせる」という決意に込める想い、そして、テラ・ルネッサンスが2026年以降も大切にしたいこと、「いま、私たちにできる具体的な一歩」について熱く語ります。
一年の締めくくりに、平和を願うあなたの想いを「チカラ」に変えるための時間を、ぜひご一緒しませんか。
こんな方におすすめです
・「紛争を終わらせる」具体的な活動に関心のある方
・日々の暮らし(消費行動など)と紛争地の現実の繋がりに関心がある方
・テラ・ルネッサンスの活動を通じて、具体的な国際支援の現状を知りたい方
・社会貢献に関心があり、2026年に向けた自分にできる一歩を見つけたい方
・年の瀬に、激動の時代をどう生きるか見つめ直したい方
イベントについて
Youtube Liveにて実施いたします(リンクはお申込みをいただいた方へ、講演の前日までにご案内をします)。
登壇者であるテラ・ルネッサンス創設者・理事の鬼丸から、これまでのテラ・ルネッサンスが取り組んできたことを振り返るとともに、世界平和実現のために、2026年以降もテラ・ルネッサンスが大切にしたいこと、いまわたしたちが世界平和のためにできることをお話します。
■冬季募金キャンペーン2025 『紛争を、終わらせる。 ~その歩みを止めないために~』
本イベントは、上記キャンペーンの一環として開催するチャリティーイベントです。 より多くの方にご参加いただくため、参加費は無料としておりますが、イベントの最後に冬季募金(チャリティー)のご案内をさせていただきます。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
特設ページはこちら>https://www.terra-r.jp/tokibokin2025.html
登壇者プロフィール
鬼丸 昌也(おにまる まさや)/ 創設者・理事

大学4年生の時に、初めてカンボジアを訪れ、地雷被害の現状を知り、「すべての活動はまず『伝える』ことから」と講演活動を始める。同年10月、大学在学中に「全ての生命が安心して生活できる社会の実現」を目的に、「テラ・ルネッサンス」設立。同団体では、カンボジア・ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ・コンゴ・ブルンジでの元子ども兵や紛争被害者の自立に必要な支援を実施している。2022年、約150のNGOが加盟する、NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC)の理事長に就任。「対話」と「連帯」による社会変革を目指す。
司会:西村 宗晃(にしむら むねあき)/啓発事業部
開催概要
日時: 2025年12月27日(土) 20:00〜21:00
場所: オンライン(Youtube Live)
参加費: 無料
お申し込み: 以下のURLよりお申し込みください。(開催前日までに視聴用URLをお送りします)

『すべての生命が安心して生活できる社会の実現』を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジア、ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生計向上支援、ウガンダ、コンゴ、ブルンジでの元子ども兵や難民などを対象とした自立支援を実施。また、日本国内では、平和教育(学校や企業向けの研修)や、岩手県大槌町で東日本大震災の復興支援にはじまった地域ブランド、『大槌刺し子』を運営。2022年にはハンガリー、ウクライナにおける避難民への支援を開始。支援現場における国際協力と同時に、国内および海外からの啓発・政策提言に取り組む。
<お問い合わせ>
認定NPO法人テラ・ルネッサンス
TEL:075-741-8786
メール: contact@terra-r.jp
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