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FROM日本国際ボランティアセンター(JVC)
JAN.22.2020
対(北)朝鮮人道支援の活動に取り組んできた日韓NGOのネットワークが、東アジアの和平プロセスを考える公開シンポジウムを開催します。
南北首脳会談や米朝首脳会談の実現に見られるように、東アジアをめぐる情勢は目まぐるしく変化しています。一方、日本国内での根強い「北朝鮮脅威論」、急激な日韓関係の悪化は、隣人との対話の機会を妨げかねません。相互不信を払拭するには、軍事ではなく対話による解決の機運を広げ、民間交流と市民の力で平和な東アジアを築いていく必要があります。
“Dialogue for Peace Process in East Asia”では、民間交流を続けている市民社会の経験を共有することで、東アジアの和平プロセスを一緒に考えていきます。
また、朝鮮に渡った日本人妻を取材されたフォトジャーナリスト林典子さんや北朝鮮を51回も訪問した李起範さんによる特別講演も開催いたします。
【日時】2020年1月26日(日)10:30~13:30/14:30~17:30
・10:30~13:30 日本の市民社会との対話ワークショップ
・14:30~17:30 特別講演(林典子さん、李起範さん)
【特別講演1】林典子さん
朝鮮に渡った「日本人妻」60年の記憶
【特別講演2】李起範(イギボム)さん
北朝鮮を51回訪問した話-私の“窓”を通してみた北朝鮮社会、「共同の未来」の想像
【会場】早稲田大学 早稲田キャンパス 8号館B101教室
(新宿区西早稲田1-6-1 東京メトロ東西線 早稲田駅から徒歩5分)
【お申込み】下記URLからか、メールで参加プログラム(ワークショップ/特別講演)・氏名・連絡先・所属をご連絡ください。
【お問合せ先】日本国際ボランティアセンター(JVC) コリア事業担当 宮西
TEL:03-3834-2388 Mail:miyanishi@ngo-jvc.net
講演者プロフィール
【林典子】
平和学・紛争学・国際政治学を専攻していた大学時代に西アフリカのガンビア共和国を訪れ、地元新聞社「The Point」紙で写真を撮りはじめる。
以降、「ジェンダー」や「場所と個人の記憶」に焦点をあてたストーリーを発表。著書に「キルギスの誘拐結婚」(日経ナショナル ジオグラフィック社)、「ヤズディの祈り」(赤々舎)、「フォトジャーナリストの視点」(雷鳥社)、「フォト・ドキュメンタリー 朝鮮に渡った日本人妻 60年の記憶」(岩波新書)など。イギリスのPhoto Agency 「Panos Pictures」所属。
【李起範(イギボム)】
淑明女子大学教授(教育哲学)、社団法人オリニオッケドンム理事長。
南北の子どもたちがともに暮らす世界を目標に、20年以上にわたって南北の「分断」を、ヘソン子どもを気遣う会(1978)を皮切りに、共同育児と共同体教育(1996)、オリニオッケドンム(1996)の設立に参画。共同育児と共同体教育理事、対北朝鮮協力民間団体協議会会長、韓国多文化学会会長などを歴任し、平和共同体への共感を醸成することに努めている。
近著に『南と北 子どもたちには鉄条網がない』(ポリ出版)などがある。
JVCコリア事業について
90 年代に朝鮮半島の東北部を襲った大雨洪水被害への緊急支援をきっかけに、他のNGO とともに「KOREA こどもキャンペーン」というネットワークを組み、約20 年間、交流を目的とした絵画の交換と展示会を実行委員会形式で開催しています。
日朝の間には歴史問題に始まり、核や拉致にいたるまで様々な課題が山積していますが、その解決をはかるための手段やルートは乏しいのが現状です。双方のことを伝え合う「顔が見える」市民レベルでの「草の根の交流」を行うことで、国や政府の関係にとらわれない「人と人」との関係づくり、さらには市民の手による東北アジア地域の平和づくりを目指しています。
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