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OCT.22.2024
今、世界の産業は急速に化石燃料からクリーン・エネルギーへと移行しようとしています。特に電気自動車(EV)は、CO2を減らしながら移動手段を持続可能なものにする画期的な技術として注目を集めています。しかしその一方、電気自動車のバッテリーや部品が作られる過程で、人権や環境に悪影響を与えることがあるのをご存知でしょうか?
アムネスティ・インターナショナルが10月15日に発表した最新の報告書「Recharge for Rights: Ranking the Human Rights Due Diligence Reporting of Leading Electric Vehicle Makers」では、世界的に有名な13の自動車メーカーがどれだけ人権を尊重しているか、透明性を持って活動しているかについて調査しました。
この報告書は、メーカーがバッテリーの製造や材料の調達において、どのように人権に配慮しているか、またその取り組みの現状を評価したものです。結果として、驚くべきことにどのメーカーも50%以上の評価を得ることができず、大幅な改善が必要であることが明らかになりました。
この報告書の発表に合わせて、この度、アムネスティ国際事務局スタッフがカナダと英国から緊急来日!「ビジネスと人権」や「気候変動」に興味のある方にぜひ知っていただきたい、世界の最新情報満載のトークイベントを開催します。私たちの日常に欠かせない自動車産業が、サステナブルな未来を築くためには、今後どのように変化していくべきなのか? 実際に報告書の作成に関わった担当者が、わかりやすく解説します。
エコでかっこいい電気自動車。でも、もしかしたらその製造過程で、誰かの尊厳を傷つけたり、環境破壊に加担したりしているかもしれません。普段の生活から少しだけ視野を広げ、私たちの未来のあるべき姿を一緒に考えてみませんか?
■ Tara Scurr さん
アムネスティ・インターナショナル国際事務局エネルギー・トランジション施策戦略担当。25年以上にわたり、企業の説明責任と人権、先住民の主権の支援に取り組み、現在は主にエネルギー・トランジションのサプライチェーンに重点的に取り組む。近年ではカナダ、米国、メキシコ、エリトリア、グアテマラ、ホンジュラス、コンゴ民主共和国における資源採取に関連する企業の説明責任を求めるキャンペーンを展開。現職以前にはグアテマラ情報レポートセンター(CERIGUA)およびラテンアメリカ・コネクションズにて、ジャーナリズムと報道の自由について担当。
■ Quynh Le Tran さん
アムネスティ・インターナショナル国際事務局ビジネスと人権チーム研究員/アドバイザー。世界的なエネルギー・トランジションが人権に与える影響について研究している。現在は、電気自動車業界における人権デューデリジェンスに関する調査に取り組む。現職以前には、BBCワールドサービスのジャーナリストとして20年にわたり勤務。デジタル・ジャーナリズムへの貢献が評価され、BBCニュース賞を受賞した。
■ 土井 陽子 さん
電機メーカーのCSR部門で社会貢献活動やCSR推進活動を担当し、人権方針の策定や人権デューディリジェンスの仕組みづくりに携わったのち、アムネスティ・インターナショナル日本にてファンドレイジングと企業渉外を担当。企業の人権への取り組みへの助言や人権研修などを行う。現在は、フリーランスとして、企業や市民社会組織のビジネスと人権の取り組みに関わっている。アムネスティ日本を退職後、同団体のビジネスと人権チームのコーディネーターを務めている。
2024年11月6日(水)18:30~20:00
オンライン(Zoomを使用)
※アーカイブ配信あり(ただし英語音声のみ)
英語、日本語
※同時通訳付き(Zoomの画面上で言語を選択することができます)
先着100名
無料
公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
Email:camp@amnesty.or.jp
下記のページからお申し込みください。
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2024/1106_10469.html
MAY.23.2025
(一社)ソリダリダード・ジャパン
MAY.23.2025
FROM | (一社)ソリダリダード・ジャパン
FROM | 名古屋NGOセンター
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