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FROMIVY
AUG.05.2022
イスラム教徒で少数民族の「ロヒンギャ」の人びとが故郷のミャンマーを追われ、川を渡って隣国のバングラデシュにやってきてから5年が過ぎようとしています。
現在も34の難民キャンプで約92万人が暮らしており、2021年2月に発生したミャンマーのクーデターにより、故郷に戻りたいのに戻れない…という状況が続いています。
ミャンマーの国内情勢は混乱の一途をたどっており、人びとの難民キャンプでの生活はさらなる長期化が予想されます。
私たちIVYでは2018年3月に現地入りし、初動調査を実施。現地事務所を開設し、現地NGOと協働して、劣悪な環境のロヒンギャ難民キャンプとその受け入れ地域の水衛生環境改善のために活動してきました。
今日までに井戸計46本、水浴び室159箇所、トイレ100箇所の建設をはじめ、人びとへの衛生啓発活動、難民の能力強化技術研修と衛生施設の修理・建設を通じて修理チーム(13グループ)を養成しました。
今回は、それぞれの地域で特に弱い立場にある女性たちを支援するため、難民キャンプの女性には家庭菜園キットを配布し、受け入れ地域には女性が利用しやすい市場を建設することとなりました。
難民の女性たちも、受け入れ地域の女性たちも、子どもや家族のために、精一杯働いて少しでも暮らしを良くしたいと願っている気持ちは同じです。そこで、彼女たちを支援するため、IVYはクラウド・ファンディングへの挑戦を決意いたしました。
キャンプのあるコックスバザール県ウキヤ郡やテクナフ郡は開発が非常に遅れています。住民のうち約4割が土地を持たない農民で、所得が低く、その上収入や食料の源となる田畑が難民キャンプとして政府に収用されていることから、住民感情はとても悪く、難民の人びととの間で軋轢が生じています。
この軋轢は、難民と地元住民、どちらか一方を支援することでは解決しません。
しかし、そんな厳しい環境の中にも、互いに助け合い、たくましく生きていこうとする人々がいます。上の写真は、ロヒンギャ難民の中から選ばれたスタッフと、バングラデシュ人のスタッフです。家庭菜園のプロジェクトが円滑に進むよう、一緒に活動しています。
「困っている人がいたら同じ時代をともに生きる人間として、支え合うことは当然のこと」
彼女たちはそう言います。
①継続支援してきた900世帯へ家庭菜園キット配布(冬季野菜の種と苗、コンポスト、ケージ等)
②パートナーNGO・ムクティが運営する女性のためのフレンドリースペースでの家庭菜園設置
(Women Friendly Space:安全・衛生に関する啓発セッションに加え性差に基づく暴力のカウンセリングなども行う場所)
③フレンドリースペースに通う200人の女性へ家庭菜園キット配布と実地研修による技術指導
水衛生施設(トイレ、井戸、水場、ゴミ処理場の整備)の建設
※READYFOR手数料 38.5万円
※本プロジェクトは期日までに集まった寄付総額に応じて、実行内容の規模を決定します。
ロヒンギャ難民と、受け入れ地域の女性。みんながよりよく生活できる未来へ
みなさまからのあたたかいご支援のほど、よろしくお願いいたします!
ご支援・ご協力はこちらから
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