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【写真展/トークイベント】国境なき子どもたち(KnK)写真展「フィリピン 路上のパレット」

FROM国境なき子どもたち

JUL.28.2023

国境なき子どもたち(KnK)は、海外の困難な状況にある青少年の現状を日本の人々に知っていただくために、写真を通じた理解促進の機会を設けています。

今年は、コロナ禍の影響からようやく回復しつつあるフィリピンの写真展を開催します。

フィリピンは、2020年3月の新型コロナウイルス感染拡大以降、厳しいロックダウンが実施され、移動制限も厳格なものが課されてきました。ごみ拾い、露天商などで生計をたてているスラム地域の方々にとって、移動制限の影響は大きく、ようやく昨年の9月に仕事が戻ってきたと話す保護者もいます。厳しいコロナ禍を経た現在のフィリピン、そして子どもたちを取り巻く現状を、写真家・関健作さんの独自の視点でお伝えします。(カラー、約50点)

会期中の9月16日(土)には、アナウンサーの渡辺真理さんを司会にお迎えし、関さんによるギャラリートーク(※有料)を行います。
皆さまと共に、フィリピンに対する理解を深める機会となれば幸いです。

お誘いあわせの上、ぜひご来場ください。

国境なき子どもたち(KnK)写真展
「フィリピン 路上のパレット」 撮影 関 健作

  • 日時:2023年9月14日(木)~20日(水) 10時~18時
    ※最終日15時まで  9月17日(日)は休館
  • 会場:アイデムフォトギャラリー「シリウス」 東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅下車、徒歩2分
  • 料金:入場無料 ※9月16日(土)ギャラリートークのみ参加費500円
  • 主催:認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)
  • 協力:株式会社 堀内カラー、G.I.P.Tokyo
  • 助成:公益財団法人ウェスレー財団

関 健作さんによるギャラリートーク (司会:アナウンサー 渡辺 真理さん)
9月16日(土)14時~15時半 【参加費:500円】

※要申込 (定員80名、申込先着順とさせていただきます)
※参加費500円は、当日受付にてお支払ください

【ギャラリートーク申込方法】
こちらのフォームより、①お名前 ②参加人数 ③ご所属 ④携帯電話(当日のご連絡先)をご記入の上、お申し込みください。 【お申込み〆切:9/14(木)】

写真展に寄せて

2023年4月、私はフィリピンの首都メトロマニラを訪れた。KnKからお声がけをいただき、路上で暮らす子どもたちを取材することになったのだ。彼らは物乞いやゴミ拾いなど簡単な商売をし飢えを凌ぎながら生きている。

私は彼らに「自分」をテーマにしたペイントワークショップを2度行った。1度目は彼らに自画像を描いてもらうもの。2度目は私が撮影した彼らの写真の上に絵具で「自分自身」を表現してもらうものだ。ワークショップでは最低限の説明にとどめ、彼らを観察することに重点を置いた。結論から言うと、ワークショップはその当初の目論見とは違う、圧倒的な衝撃を私にあたえた。アートを通して彼らの内面を表現してもらおうという浅はかな思い付きなんて、すぐに蹴飛ばされた。路上に置かれたパレットには躊躇なくチューブから絵具が絞り出された。絵の具は水で薄められることもない。筆は洗われることなく、色から色へと移動していく。

「そんなに絵の具は出さないで」「また使えるようにとっておこうね」「筆は洗いましょう」

そんな言葉をかける大人は彼らの周りにはいなかったのだろう。そもそもストリートに住む彼らに何かをストックしておく場所なんてない。むき出しの自分が今という現場にただただいるということ。私には違和感とも恐怖ともいえない、そんな底知れない何かが湧き上がってきていた。絵の具がごちゃごちゃに混ざりあい、全部の色が全部と重なり出し切られた刹那の色合い。フィリピンの路上の子どもたちが使ったパレットは彼らそのものであり、私の知らなかった何かだった。

KnKフィリピンが運営する「若者の家」という施設でも同様のワークショップを行った。「若者の家」には過去に路上で生活していた子どもも暮らしている。ここでは空腹に苦しむことも、他のグループに襲撃されることもない。勉強に励むこともスポーツで楽しむことができる。大人たちが彼らを24時間体制でケアする。私は「若者の家」の子どもたちから安らぎと奥ゆきを感じた。

路上に生きる子どもたちの表現、「若者の家」で保護された子どもたちの表現。この二つの間にあるものはなんなのか。彼らはむき出しの表現で私たちに問いかけてくる。

写真家 関 健作

関 健作(せき けんさく)プロフィール

1983 年千葉県生まれ、神奈川県在住。2006 年、順天堂大学・スポーツ健康科学部を卒業。2007 年から青年海外協力隊に参加、ブータンで体育教師を3年務める。日本に帰国後、フォトグラファーとして活動を開始、ドキュメンタリープロジェクトの撮影・制作に取り組んでいる。 日本、フランス、オーストラリアなどで展示を開催し、国内外で活動する。2017年第13回名取洋之助写真賞、2019年京都国際写真祭FUJIFILM AWARD大賞、2020アルル国際写真祭フォトブックアワード最終ノミネート、他多数。

写真集・著書に「2:16.22」、​「OF HOPE AND FEAR」、 「Limited future」、 「祭りのとき、祈りのとき」、 「ブータンの笑顔  新米教師が、ブータンの子どもたちと過ごした3年間」。

https://www.kensakuseki-photoworks.com/

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