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【イベント:10/2(水)@虎ノ門ヒルズフォーラム】第2回国際プラスチック条約シンポジウム -1.5度と整合的な循環経済に向けた、世界の脱プラスチック規制の動向と条約のあり方 –

FROM一般社団法人 グリーンピース・ジャパン

SEP.02.2024

【イベント:10/2(水)@虎ノ門ヒルズフォーラム】第2回国際プラスチック条約シンポジウム -1.5度と整合的な循環経済に向けた、世界の脱プラスチック規制の動向と条約のあり方 –

プラスチック汚染を終わらせる、すべてのライフサイクル・ステージに対応する国際プラスチック条約交渉に向けて

 

国際環境NGOグリーンピース・ジャパンと、イクレイ(ICLEI)-持続可能な都市と地域をめざす自治体協議会は、2025年の国際プラスチック条約採択に向けて、条約交渉の現状や見通しの共有、関係する様々なステークホルダーが対話する場「第2回国際プラスチック条約シンポジウム ー1.5度と整合的な循環経済に向けた、世界の脱プラスチック規制の動向と条約のあり方 ー」を開催します。

 

【開催日時】2024年10月2日(水) 15:00 – 17:00 (17:00 – 19:00 レセプション)

【開催形式】会場開催

【会場】虎ノ門ヒルズフォーラム
〒105-6305
東京都港区虎ノ門1-23-3 虎ノ門ヒルズ森タワー5階

【参加方法】Peatixイベントページのチケット・申込フォームより、お申込みください:
https://20241002-globalplasticstreaty.peatix.com/view

 

===

プラスチックのすべてのライフサイクルにおける汚染に対応し、リユースやリフィルのような解決策を中心とした「循環経済(サーキュラー・エコノミー)」実現するには、実効的かつ野心的な国際プラスチック条約が必要不可欠です。

国連、政府、国内・海外企業、自治体など、各ステークホルダーはこの条約に対し何を求めているのか等を共有します。より野心的な条約・その後の国内制度整備につなげ、1.5度と整合的なソリューションについて議論を深めます。

 

 

こんな方におすすめ

  • プラスチック問題・解決策について国内外の動向を知りたい方
  • 自社/取引先のプラスチック製品に今後どのような影響があるか知りたい方
  • 自社のSDGsへの取り組みをご担当されている方/ご関心がある方

 

なお、会場では、ネットワーキングの時間を設けています。ご参加お待ちしております。

 

画像:国連環境計画より 第2回政府間交渉委員会の様子(フランス・パリ)

 

政府、海外・国内企業、自治体、ユースなど各界から登壇

各ステークホルダーによる登壇者をお迎えし、現状に関する情報を共有するとともに、登壇者間のパネルディスカッションを予定しております。

 

プログラム概要(仮)

※8月29日現在。プログラムや登壇者は予告なく変更する場合があります。

 

15:00-15:10 開会挨拶

  • 内田 東吾 イクレイ日本 事務局長

 

15:10-15:20 上流から下流まで、ライフサイクルでプラスチック汚染を減らすためには

  • 田崎 智宏 国立環境研究所・資源循環社会システム研究室 室長

 

15:20-15:30 国際プラスチック条約交渉のこれまでとこれから

  • 小池 宏隆 国際環境NGOグリーンピース・ジャパン シニア政策渉外担当

 

15:30-16:10 ラウンドテーブル1:現在のプラスチック関連施策と進むべき方向

  • 水谷 好洋 環境省 地球環境局 海洋環境課長

 

16:10-16:50 ラウンドテーブル2:企業と自治体が進めるソリューション

  • 榎堀 都 CDP Worldwide-Japan アソシエイトディレクター/ディスクロージャー, ジャパン
  • 中村 健太郎 クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス 事務局主幹

 

16:50-17:00  閉会挨拶

 

17:00-19:00 レセプション

  • ネットワーキングの時間

 

 今年11月、国際プラスチック条約の最終交渉が韓国・釜山で開催予定

世界では、プラスチック汚染が深刻な問題となっており、環境への負荷や健康への悪影響のみならず、気候変動を悪化させることが問題視されています。世界全体でリサイクルされたプラスチックはたったの9%であるにも関わらず、2050年までにプラスチックの製造量は3倍になるという推定もあります。また、プラスチックのライフサイクルにおける排出量は現状でもOECDは18億トン(世界全体の3.4%の排出量)に上ると報告しています。このままでは2050年までに残された炭素予算の30%近くを占めるとも言われ、対策は待ったなしです。

 

画像:オタワでのINC4開会日のメッセージ(2024年4月)

 

しかし、各国での取り組みは十分ではなく、この地球規模課題に世界的に取り組むため、国連環境総会では、プラスチック汚染を根絶する国際枠組みの策定を目指す決議が採択され、国際プラスチック条約の交渉プロセスが開始されました。日本が議長国を務めたG7においては、2040年までに追加的なプラスチック汚染をゼロにすることが合意されました。2023年5月に開催された第二回交渉では、世界58カ国が参加する「プラスチック汚染を終わらせる高い野心連合」日本も加盟しました。


本年4月に第4回交渉がカナダはオタワで開催されました。次の最終交渉(INC5)は11月に韓国は釜山にて開催されます。この会議では、世界各国が最終的な合意に達し、プラスチック汚染を効果的に削減するための具体的な措置が決定される予定です。


1.5度目標の達成に向けては、プラスチックも重要な役割を果たします。1.5度目標と整合的な循環経済を構築するためには、プラスチックをライフサイクルで評価する必要があり、条約における野心的な合意はもちろんのこと、企業や自治体によるソリューションの追求・普及も欠かせません。人々と環境の健康を守りながら、脱炭素時代の要求に企業や自治体が答えていくためにも、正面からプラスチックと気候変動の関連性について取り組む必要があります。

 

そのために交渉の現状、世界のプラスチック情勢について情報提供、意見交換、そして日本からより野心的な条約づくりに向けて何ができるか議論を起こしていく必要があります。

 

「海の豊かさを守ろう」だけではないプラスチックとSDGs


SDGsに照らすと、 プラスチックの問題は

  • ゴール12 持続可能な消費と生産(つくる責任つかう責任)

はもちろんのこと、

  • ゴール14 海の豊かさを守ろう(海洋プラスチック汚染)
  • ゴール13 気候変動に具体的な対策を(化石燃料由来のプラスチックを減らす)
  • ゴール9 産業と技術革新の基礎を作ろう(リユースやリフィル、リペアといった新しい解決策を促進)

などにも関わります。

 

画像:SDGs. 国連広報センター

 

本イベントでは、2025年の国際プラスチック条約採択に向けて情報を提供し、関係ステークホルダーによる参画を推進し、より野心的な条約・その後の国内制度整備につなげ、1.5度と整合的なソリューションについて議論を深めます。

 

画像:バリ、チャングービーチのプラスチックごみ(2021年12月)

 


=====

【主催・共催】
国際環境NGO グリーンピース・ジャパン / イクレイ(ICLEI)-持続可能な都市と地域をめざす自治体協議会
【後援】
気候変動イニシアティブ(Japan Climate Initiative)

 

イベントのお申し込みはこちら:

https://20241002-globalplasticstreaty.peatix.com/view

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