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FROMかものはしプロジェクト
OCT.17.2018
「世界の問題についてしっかりと時間を取って話を聞きたい。」
「実際にNPOで活動している人の話を聞いてみたい。」
このイベントはそのような思いを持ったあなたへ向けたイベントです。
こんにちは。かものはしプロジェクトで広報を担当している草薙です。
普段は講演活動をメインにかものはしが取り組んでいる「子どもが売られる問題」を多くの方に伝える活動をしています。
かものはしプロジェクトは2002年にカンボジアで活動を開始しています。
それから15年間。
かものはしプロジェクトはさまざまなアプローチで、
問題解決に向けての以下のような取り組みを実施してきました。
売られてしまう子どもを減らすためには、
警察が買う人を適切に逮捕し、また罰することが必要とされています。
しかし1990年代までカンボジア警察の能力が低い状況がありました。
そこでかものはしは、カンボジアで警察を統括している内務省と連携をして警察支援(LEAPプロジェクト)を開始しました。
現在では活動当初に比べ、難しいケースも摘発できるようになってきました。
※カンボジアの警察と会話をしている代表の本木
貧しい家の子どもが売られるリスクを減らすために大人に仕事を提供するためのコミュニティファクトリーを経営しています。
現在約10万人が住むカンボジア最貧困地域で工房を運営し、このエリアから人身売買が出ないようにしています。
コミュニティファクトリーで働く女性たちには、給料のみならず教育、仕事力、そして生きる力を提供しています。
※工房で働く女の子たちがワークショップをしている様子
そして2012年からは、アジア地域の中でも特に被害が甚大だとされているインドにも活動の幅を広げました。
様々な社会的要因が複雑に絡み合い生じているインドの人身売買問題。
一見困難を極めているようにも感じられますが、現在は六つの現地NGO団体とパートナーシップを組み、より効率的にそして正確に問題解決につなげることができるよう活動を強化して取り組んでいます。
※インドの街の様子。目に見えづらいところで人身売買が行われている。
当日の活動説明会では、「子どもが売られる問題」を始め、設立から現在まで行ってきたかものはしの活動内容をざっくばらんにお話していきたいと思います。
WEBだけでは知ることの出来ない現実が、そこにはあります。
ぜひ会場まで直接足をお運びください。
お会いできることを楽しみにしています!
・30代男性
「無関心でいる事が社会の闇を膨らませてしまうのだなと考えさせられました。
自分にもできる事がないか常に興味を持ち生活していきたいと思います」
・20代女性
「自分と同じ年以下の(被害にあった女性たち)の現状との差に考えさせられました」
・40代男性
「活動が戦略的・理論的で共感できた」
■ 第二部:インドの子どもが売られる問題の現状
2012年より活動を開始したインドでの取り組みを中心に
インドの抱える、複雑に絡み合った社会的背景、被害に遭った女の子のストーリー
解決に向けてのかものはしの事業戦略、被害者に寄り添った支援内容など幅広く内容をお伝えします。
草薙 直基Naoki Kusanagi
広報・ファンドレイジング担当
学生時代にベトナムに行き、その際に見た世界の不均衡な現実をなくしていきたいという思いからかものはしへの参画を決意。子どもが売られる問題をなくすためにできることを多くの人々に共有するため、日本事業部にて講演活動を行っている。最近のマイブームは息子と遊ぶこと。
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