2022年8月24日付にて、新たに鬼丸昌也((特活)テラ・ルネッサンス 創設者・理事)がJANIC理事長に就任し、門田瑠衣子((特活)エイズ孤児支援NGO・PLAS 代表理事)が副理事長に加わりました。
JANICは、真に社会に求められる組織となり、ビジョン・ミッションを実現するため、今年度より組織改革を進め、6月に開催した総会では会員の皆さまとも方向性を議論させていただきました。今回の新役員体制のもと、事務局主導による経営を強化し、組織の価値の再定義、運営、事業、財務における改革を行い、今の社会におけるJANICの役割の見極めを一層推し進めてまいります。
また、これまで理事長を担ってきた本木恵介((特活)かものはしプロジェクト 共同創業者)は一身上の都合により、役員を退任いたしました。
設立35周年を迎える中、大きな転換期にあるJANICに、会員をはじめとしたステークホルダーの皆さまの引き続きご支援およびご協力をお願いいたします。
役員一覧
- 理事長
鬼丸 昌也 (特活)テラ・ルネッサンス 創設者・理事
- 副理事長
岩附 由香 (特活)ACE 代表
棚田 雄一 (公財)プラン・インターナショナル・ジャパン 専務理事・事務局長
門田 瑠衣子 (特活)エイズ孤児支援NGO・PLAS 代表理事
- 理 事
熱田 典子 (公社)アジア協会アジア友の会 副事務局長
伊藤 解子 (特活)日本国際ボランティアセンター 事務局長・理事
小沼 大地 (特活)クロスフィールズ 共同創業者・代表理事
大橋 正明 (一社) SDGs市民社会ネットワーク 共同代表理事
金田 晃一 (株)NTTデータ 総務部 サステナビリティ担当 シニア・スペシャリスト
木内 真理子 (特活)ワールド・ビジョン・ジャパン 理事・事務局長
桑原 香苗 (有)フィールドシフト 代表取締役
佐藤 暁子 (特活)ヒューマンライツ・ナウ 事務局次長
田才 諒哉 国際協力サロン 代表
永井 陽右 (特活)アクセプト・インターナショナル 代表理事
長浜 洋二 モジョコンサルティング(同) 代表
早瀬 昇 (社福)大阪ボランティア協会 理事長
山内 幸治 (特活)ETIC. シニア・コーディネーター / Co-Founder
山本 英里 (公社)シャンティ国際ボランティア会 事務局長兼アフガニスタン事務所 所長
若林 秀樹 (特活)国際協力NGOセンター(JANIC) THINK Lobby 所長
- 監 事
池田 未樹 IKEDA税理士事務所 税理士
関口 宏聡 (特活)セイエン 代表理事
(五十音順・敬称略)
理事長からのメッセージ
変化がますます激しくなる現代社会において、市民社会組織の「集合体」であるJANICだからこそ果たすべき「役割」とは何か、を常に自問しながら、その役割を真正面から果たすことのできる組織へ進化すべく、これまでの改革を継承し、発展させていきます。
まずは、「NGOの力を最大化する」というスローガンに基づき、正会員を始めとする日本の市民社会組織が、それぞれのミッションを達成することを徹底的に応援していきます。なぜなら、一つ一つの市民社会組織が、その可能性を十二分に発揮することが、平和で公正な地球社会の実現への確実な道だと信じているからです。
さらに、それぞれの市民社会組織が活動する現場で、これまで育まれ、蓄積されてきた、多くの社会課題を解決するための「叡智」を結集し、市民社会組織のみならず、他セクターや次世代を担う若者たちに提示していきたいと考えています。
最後に、アジアの市民社会組織との連帯を促進し、現地の人々の声や願いにもとづいた、自由と民主主義が大切にされる世界を形成していくことに、日本の市民社会が貢献できるように、JANICとしても関わりを深めていく考えです。
これらの願いを実現できるよう、正会員、地域ネットワークNGO等の市民社会組織、各セクターとの「対話」と「連帯」を深めてまいります。今後のJANICの変化へのプロセスに対して、ご理解とご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
- 略歴
鬼丸昌也(おにまる・まさや) NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC) 理事長
認定NPO法人テラ・ルネッサンス創設者・理事。大学4年生の時に、初めてカンボジアを訪れ、地雷被害の現状を知り、「すべての活動はまず『伝える』ことから」と講演活動を始める。同年10月、大学在学中に「全ての生命が安心して生活できる社会の実現」を目的に、「テラ・ルネッサンス」設立。同団体では、カンボジア・ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ・コンゴ・ブルンジでの元子ども兵や紛争被害者の自立に必要な支援を実施している。2022年、約140のNGOが加盟する、NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC)の理事長に就任。「対話」と「連帯」による社会変革を目指す。