日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)様より、10/5にプロジェクトマネジメント・ワークショップを実施いただき、スタッフが参加しました。
このスキームは、IBM様が行う社会貢献「インパクト・グランツ」の一環です。お客様向けに提供するテクノロジーや社員のスキルを活用したソリューションをパッケージ化し寄付することで、社会課題解決に取り組むNPO・NGOの活動を支援することを目的としています。
プロジェクト・マネジメントワークショップでは、‟プロジェクト=これまで取り組んだことのない、期限の決まったこと”を、‟マネージ=確実に実行する”ための手法の基礎について、実践を交えながら1日で習得することができます。プログラムは講義と演習で構成され、プロジェクトマネジメントの国際資格をお持ちの日本IBM様社員が講師として参加されます。
まずプロジェクトマネジメントの概要を習得。そもそもプロジェクトとは何か? プロジェクトマネージャーはどんな役割を担うのか? など、プロジェクトの成功には何が必要なのかを学びます。
その後、実際にJANICで進行している3つのプロジェクトに分かれ、立ち上げ・計画・実行・管理など手法を、実践を通して習得しました。
各プロジェクトには、日本IBM様社員が専属のアドバイザーとして付き、ワーク進行中にフィードバックをいただくことができます。プロフェッショナルな視点のインプットを、その場でいただけ、インタラクティブなやり取りができることも、このワークショップの魅力の一つです。
参加者したスタッフからは、
「一つのプロジェクト管理方法を全員で学べたことは、一つの共通言語ともなったと思いますので、今まで個人個人で使っていたワードやイメージによる認識の差が今後は少なくなると思います」
「少ないリソースの中、一人で多くの業務を担うため、力業でこなしてしまいがちです。可視化して、実施後も次につながる形にすることで、結果として業務の効率化やノウハウの共有につながると思います」
などの意見が出されました。
このワークショップを経て、1つのプロジェクトが本格始動し、また他のプロジェクトでは、企画のスコープの見直しやフォーマットを活用した工程管理などを実施しています。
JANICでは、新しい戦略のもと、新規プロジェクトが今年度より本格的に始まっていると共に、グループ超えたプロジェクトチームも多数存在しています。今回の経験を通じて、プロジェクトの管理方法を組織にあったかたちにスタマイズし、トライアルを積み重ね、共通の手法・ツールの構築を目指すことで、社会課題解決の促進につなげたいと考えます。
IBMインパクト・グランツの詳細はこちらよりご覧ください。