JANIC Books
NGOの情報誌
シナジー

2016年4月25日発行

NGOの働き方改革

NGOの情報誌
シナジー

2015年12月25日発行

私たちのSDGs-本当に達成するために-

環境NGOと開発NGOの連携促進

JANICでは2008年G8サミットで、貧困・開発、環境、人権、平和などNGOの分野を超えて連携した経験を活かし、2009年度より環境NGOと開発NGOの連携促進のための事業を展開しています。

環境NGO・開発NGO連携促進事業

リオ+20に関する活動(2011~2012年度)

 1992年の国連環境開発会議(地球サミット)から20年後となる2012年6月に、リオ・デジャネイロ(ブラジル)で「国連持続可能な開発会議」(以下、リオ+20)が開催されました。このリオ+20に向けて、ステークホルダー間の対話を進めるため、「リオ+20国内準備委員会」が設置され、JANICは委員として参加しています。また、リオ+20に向けて日本の市民社会で準備をするため、NGOのゆるやかなネットワークである「国連持続可能な開発会議NGO連絡会(通称:リオ+20地球サミットNGO連絡会」が設立され、JANICも参加しています。
 リオ+20では、①グリーン・エコノミー(持続可能な開発及び貧困緩和の意味でのグリーン・エコノミー)、②持続可能な開発の組織的フレームワークが議論されました。JANICは、国際協力や、東日本大震災の復興支援に携わっているNGOの提言活動への参加を促進するとともに、他のNGOと協力して提言活動や啓発活動を行っています。
 リオ+20への大橋理事長の出張報告はこちらをご覧ください。

生物多様性COP10に関する活動(2009~10年度)

 JANICでは環境省の支援により、2009年度に生物多様性COP10に向けた2回の研究会を開催し、COP10に向けてNGO間連携を促進するとともに、参加したNGO同志で生物多様性と開発・人権に関する議論を深めました。
 2010年度も環境省の支援により、COP10にあわせた国際シンポジウムと、NGOを対象としたCOP10のフォローアップ会合を開催しました。国際シンポジウムの報告はこちらに掲載しています。
 またJANICはCOP10に向けて、生物多様性条約市民ネットワーク(CBD市民ネット)内に「生物多様性と開発~貧困・人権・地域づくり」作業部会を他のNGOと連携して立ち上げ、提言活動や啓発活動に取り組みました。

小冊子「連携は本当に必要なのか?開発NGO×環境NGO」の作成

 JANICでは2009年度に地球環境基金の助成を受け、小冊子「連携は本当に必要なのか?開発NGO×環境NGO」を作成しました。第一部では、開発NGOと環境NGOの組織や活動の比較や、連携の阻害要因の分析を行っています。第二部では、ODA、気候変動、生物多様性の3つの地球規模課題を取り上げ、開発NGOと環境NGOの対談を行いました。環境NGO、開発NGOのそれぞれがどのように地球規模課題を捉えて活動しているのか、その真髄を学ぶ最適な内容です。ご関心のある方はぜひお読みください。
ダウンロードはこちらからお願いします。

環境NGOに関する調査・研究

 JANICでは、2009年度に外務省NGO専門調査員の調査により、以下の2つの調査報告書を発行いたしました。