日本社会での先駆けとして日本のNGOが取り組む社会的責任
今日、グローバリゼーションの急速な進行に伴い、世界的に貧富の格差が拡大する中、私たち国際協力に携わるNGOが担う役割も比例して広がり影響力も高まりつつあります。政府や企業との連携が広がる一方で、NGOの組織的責任体制や健全な組織運営のあり方も問われるようになりました。
(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)(理事長:大橋正明)では、このような社会の私たちNGOへの期待を踏まえ、日本の国際協力NGOが社会の信頼と支援に基づき活躍するために私たち自身が自発的に取り組むべきテーマとして、政府や企業等での議論に先駆けて、NGO独自の取り組みとして「NGOのアカウンタビリティ」についての議論を重ねてきました。
NGOにとってのアカウンタビリティとは
JANICは、アカウンタビリティとは「ある人ないし組織の業績、応答性、さらには倫理性について、利害関係者が持つさまざまな期待に応えること」と考えています。
『アカウンタビリティ・セルフチェック 2008』とは
NGOが自らの組織と活動の状態を確認するための、4分野(組織運営、事業実施、会計、情報公開)、41項目からなるチェックリストです。
当面はJANICの正会員団体に限って実施を進め、2011年を目処に同結果を踏まえた見直しを進め、より時代と社会の期待と信頼に応えるNGOとその活動を進めていきたいと考えています。
第三者認証ではない、NGO自らが取り組むセルフチェック形式
『アカウンタビリティ・セルフチェック 2008』は、個々のNGO自らが健全な組織運営を促進するための学びのツールの一つです。第三者からの審査や規制ではなく、NGO自身の自律性をたかめるために、NGO関係者が立会人として実施時に立ち会うことで、「セルフチェック」とその「結果」の客観性を確保しつつ取り組みます。
セルフチェック結果は公開、取り組んだ団体にはマークを発行

セルフチェック結果はJANICの所定ウェブサイトに掲載します。12月現在、既に2団体がセルフチェックを行っており(同結果は公開済み)、5団体の実施が予定され、今後も多くの団体に参加いただけるよう案内をしていく予定です。
関連サイト NGOのアカウンタビリティ
また、実施団体は、アカウンタビリティ・セルフチェック 2008マークを発行し、このマークを用いて、チャレンジ団体のセルフチェックが、立会人の立会いによって透明性と適正の確保のもとで行われたことを対外的に示すことができます。同マークの掲載と認知が進むことを通じ、他セクターからのNGOへの信頼度が高まることを期待しています。
マークの意味
3つの同心円は1.組織運営基準 2.事業実施基準 3.会計基準 4.情報公開 は中の白い丸で表している。また、Aの白ヌキはAccountabilityのAを意味する。3つの丸はNGOを見守る人々のシンボルであり、全体は組織の活力あるアクティビティを示している。
NGOを支援するNGO
特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC)とは・・・
飢餓、貧困、人権の侵害から解放され、平和で公正な地球市民社会の実現を目指して1987年に設立されました。日本の国際協力NGO団体を正会員とする、日本有数のネットワーク型国際協力NGOです。
次の3つの領域を柱として事業を展開しています。
- グローバルイシューと日本政府およびODAへの調査・提言活動
- NGOの理解促進と他セクターとの連携
- NGOの能力強化と社会的責任の向上
【本件お問合せ先】人材育成グループ 荒瀬/松尾
〒169-0051東京都新宿区西早稲田2-3-18アバコビル5F
TEL 03-5292-2911 FAX 03-5292-2912
Email: global-citizen@janic.org

