JANIC Books
NGOの情報誌
シナジー

2016年4月25日発行

NGOの働き方改革

NGOの情報誌
シナジー

2015年12月25日発行

私たちのSDGs-本当に達成するために-

アカウンタビリティはなぜ必要か?

アカウンタビリティはなぜ必要か?

NGOにとって「アカウンタビリティ」は、本当に必要?

● 行政や企業に対するものと同様に、「アカウンタビリティの向上」は、NGOにも求められるようになっています。
● NGOが集まって行動指針を作る動きが、国際的に活発になっています。

しかし、時代の流れだから、国際基準があるから、だけではありません。

「アカウンタビリティ」の本質を考えるために、具体的に見ていくと・・・
NGOの皆様あなたの団体のアカウンタビリティの状態をチェックしてみましょう。
  • 自己財源は、適切な比率を維持し、安定した活動を行っている。
  • 会員・資金寄付者は、組織について理解の深い、顔の見える個人・団体のみであり、より多くの個人・団体から、資金や寄付を集める必要はない。
  • スタッフ全員が、組織体制について明解に説明することができる。
  • スタッフ全員と、情報共有はできており、新しいスタッフが入る予定はない。
  • 国内・海外のパートナー団体や支援受給者から、組織と活動についての理解は十分得られており、これ以上パートナーが増える予定はない。
  • 組織の運営・活動は、常に見直しを行っている、または改善の余地はない。
すべてあてはまる または そうは言い切れない
「アカウンタビリティ」は、だから必要!
アカウンタビリティは、組織・活動内容の説明にとどまらず、健全な組織を維持するために、「組織や活動の体制をチェックし改善する努力をすること」です。

つまり、

  1. NGOが信頼を得るために、多くの人がNGOの組織や活動について知りたいと思っていることに対する説明事項を整理し、理解を得るために、
  2. 多くの団体に共通する項目でアカウンタビリティを開示すれば、より理解しやすく、
  3. すべてのスタッフと組織体制について情報を共有し、誰でも団体外部の人から受ける質問に対し説明することができ、
  4. また安定した財政維持と組織運営を行うために、改善すべき点を明確にします。

このような取組みの必要性から、多くの経験と教訓のもとに作られた国際基準を参考に、日々の運営に使える 実用的なチェックツールとして、多くの有志のNGOで話し合い作り上げたものが、 "アカウンタビリティ・セルフチェック"です。