HOME > NGOサポート募金 > まとめて募金NGOスタッフロングインタビュー
はいいいえ

(特活)ブリッジ エーシア ジャパン スタッフロングインタビュー前編

『ミャンマーに変化の光を』
インタビュー後編へ

お話をお伺いしたスタッフの方々

木村さん、平井さん
写真左・木村さん
(技術部長)
写真右・平井さん
(アシスタント コーディネーター)

スタッフからのメッセージ

「ミャンマーという国、そしてそこで暮らす人々を、募金を通して知ってもらえたらなぁと思っています。知ることが何よりも大切な最初の一歩。知ることで『手助けがしたい』と思ってもらえればうれしいですね。」(平井さん)

「自分が浴びた水を家畜に使う、そういった世界で住んでいる人がいるということを水を使う時に考えてほしいですね。今の日本もいろんな人のおかげで地道に今の生活を手に入れることができたということを忘れないでほしいです。」(木村さん)

ミャンマーの現状

日本で、「ミャンマー」という国はどのような位置づけをされているのだろう。最近のメディアからは軍事国家としてのミャンマーの一面が見え、デモや抗議が耐えない様子が伝わってくる。経済的発展をしてきてはいるものの、バングラディシュと隣接し帰還難民が溢れ、民族の違いから宗教的な問題も生まれている。同じアジアとは言え、日本では想像がつかないような生活を余儀なくされている人が暮らす国。そんなミャンマーに設立から15年間ずっと光を照らしてきた団体がある。それがブリッジ エーシア ジャパン(Bridge Asia Japan: BAJ)である。

BAJの女性の自立支援

BAJはミャンマーにおいて、女性の自立支援を継続して行っている。では具体的にはどのような支援をしているのだろうか。BAJの平井さんにお尋ねした。「ミャンマーの女性に裁縫技術を伝え、収入に生かせるよう職業訓練の協力をしています。単に道具を揃え、作り方を教えるのではなく、その後技術を生かせるようにワークショップやテーラーショップの援助もしています。裁縫技術コース卒業生には店舗を借りて顧客を見つける場を確保したり、計算の能力や接客の技術など必要な訓練を行っています。訓練を受けた女性がインストラクターとなり、その技術を伝えていく。その過程の中で民族の違いを超え心を通わすことができると思うのです。自分達で物を作り売ることができるようになれば、大きな生活の変化が生まれるはずです。」

ミャンマーで作られた洋服 ミャンマーで作られたぬいぐるみ
ミャンマーで作られた洋服とぬいぐるみ

BAJは、学校や公民館の建設や橋梁建設、井戸掘削、地域の住民を対象にとしたオン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)も行っている。また、せっかく技術を身につけても、それを発揮する場が無くては収入につながらない。井戸を設置した村では、村人を対象に、ポンプの保守管理ができるよう技術研修を行なったり、料金徴収のための管理講座を開催し、住民たちが自主的に運営できるように手当てをしている。BAJで井戸設立に長く関わる木村さんに、話を聞くことができた。

「ミャンマーでこんなにも井戸の活動が頻繁なのは、水の需要が何よりも高いから。生きていく上で必要な水が足りなければ、自分達の手で作るしかない。水があれば何もいらないと言われてしまうほど、水のニーズは大きいのです。何もないミャンマーでは、ない物を自分達の手で作り出すということが、当たり前になってしまいます。300メートル近い井戸を村人と一緒に掘り上げ、水が溢れ出るときの喜びは今でも感動を与えてくれますね。」

電気探査の様子 溜池で牛車で水を汲んでいる様子 甕に溜めた水で、食器を洗う様子
写真左・電気探査の様子 (帯水層を特定するために、物理探査をしてから井戸掘削ポイントを決めます。)
写真中央・溜池で牛車で水を汲んでいる様子
写真右・甕に溜めた水で、食器を洗う様子 (日本のように流水で洗うことなど出来ません)
BAJの成り立ち、活動について

BAJは1993年に設立された、民間非営利の国際協力を行う団体である。1994年に国連機関の国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)から協力要請を受け、1995年当初からミャンマーへ職員を派遣し、本格的な活動をはじめた。活動地域は、バングラディシュとの国境地域にあるラカイン州のマウンドーだ。BAJは、UNHCRのパートナー団体としてこの地域に入って活動する国際機関やNGOの車両や機械類の保守・整備を行いながら、帰還難民をふくむ地元青年を対象に、エンジン修理や溶接などの技術訓練コースを開始。また1999年からは、女性を対象に裁縫技術訓練を行っている。1999年、ミャンマーの中央部乾燥地域で、井戸掘削の可能性調査を開始し、2000年からは散在する集落の水供給事業を本格的に始めた。


インタビュー編集後記

BAJは本当にプロのNGOだ、と今回のインタビューで感じました。求められている支援を、現場の目線から、しっかりと行う。日々着実に地道に、女性を支え、井戸をつくる。BAJのような、技術と現地の方々への思いに裏打ちされた確実な行動が、世界を一歩一歩救っていくのだ、と思いました。
(JANICユース代表 小堀優井)
JANICユース http://www.janic-youth.org/(新しいウィンドウが開きます)

[インタビュアー]
JANICユース 代表 小堀優井
同広報チーム  浜島マリアン
[編集協力]
同マネジメントチーム 小松崎瞳


参加しているNGOサポート募金

女性の自立支援まとめて募金
NGO個別募金:(特活)ブリッジ エーシア ジャパン

ページの先頭へ