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FROM難民を助ける会(AAR Japan)
JUL.31.2020
ミャンマー西部で暮らしていたイスラム少数民族ロヒンギャの人々が激しい武力弾圧を逃れ、隣国バングラデシュに大量流入して間もなく3年。累計100万人のロヒンギャ難民は本国帰還の見通しもないまま、約85万人が超過密な難民キャンプでの生活を余儀なくされています。そして今、その難民たちを襲っているのが、新型コロナウイルス感染拡大の危機です。
ARR Japan[難民を助ける会]は2017年11月に現地で人道支援活動を開始し、水・衛生分野、および子どもや女性のプロテクション(保護)の分野で支援事業を実施してきました。
武力弾圧が発生してちょうど3年となる8月25日を前に、ロヒンギャ難民キャンプの現状、AARの支援活動、コロナ感染拡大の影響、国際法廷での真相究明、日本外交の立ち位置など、人道支援の現場から国際社会の動向まで、「ロヒンギャ難民100万人の今」を複眼的にとらえ、私たちに何ができるかを皆さんとともに考えるシンポジウムを開催いたします。
報告会では、AARバングラデシュ・コックスバザール事務所の新旧駐在員の報告に加え、ビルマ/ミャンマー研究の第一人者である上智大学の根本敬教授(ビルマ近現代史)、国連世界食糧計画(WFP)元アジア地域局長の忍足謙朗AAR常任理事にコメンテーターとしてご参加いただきます。また、AARの支援者であるデヴィ・スカルノ夫人が昨年9月、ロヒンギャ難民キャンプの視察に訪れた際の動画を上映いたします。
1.AARの紹介
2.基調報告「ロヒンギャ難民発生から今日まで~国際社会の動向」
現地報告「AARの支援活動~これまでの成果と新型コロナの影響」
3.デヴィ・スカルノ夫人動画メッセージ
4.根本敬・上智大学教授、
忍足謙朗・国連世界食糧計画(WFP)元アジア地域局長/AAR常任理事のコメント
5.質疑応答
根本 敬氏(上智大学総合グローバル学部教授)
ビルマ近現代史専攻。文部省派遣でラングーン国立外国語学院(現ヤンゴン外国語大学)に留学。東京外国語大学教授を経て、2007年4月より現職。著書『抵抗と協力のはざま―近代ビルマ史のなかのイギリスと日本』『アウンサンスーチーのビルマ 民主化と国民和解への道』(岩波書店)、『物語ビルマの歴史―王朝時代から現代まで』(中公新書)ほか。
忍足 謙朗氏(国連世界食糧計画(WFP)元アジア地域局長/AAR常任理事)
国連在籍34年のうちWFPに25年間勤務。ボスニア、コソボ、カンボジア、スーダンなど主に紛争地で緊急人道支援の現場責任者を務めた後、2009~2014年WFPアジア地域局長として域内14カ国の支援事業を統括。退職後AAR常任理事に就任。TBS「情熱大陸」、NHK「プロフェッショナル~仕事の流儀」などに出演して国際協力の仕事を伝えている。
中坪 央暁(AAR東京事務局/前コックスバザール駐在)
2017年11月AAR入職、2019年9月までバングラデシュ・コックスバザール事務所勤務。AAR入職前は、全国紙特派員、東京本社編集デスクを経て、国際協力機構(JICA)の派遣で南スーダン、ウガンダ北部、フィリピン・ミンダナオ島など紛争・難民・平和構築の現場を継続取材。昨年8月に著書『ロヒンギャ難民100万人の衝撃』(めこん)を上梓。(栃木県出身)
町村 美紗(現AARコックスバザール駐在)
大学で開発学を専攻し、中東地域での文化交流活動やNGOでのインターンを経験。製薬会社勤務を経て、2017年9月AAR入職。タジキスタン事務所でインクルーシブ教育の推進事業などに携わった後、2019年9月よりバングラデシュ事務所勤務。(北海道出身)
日時 | 2020年8月22日(土)午後3時―午後4時30分 |
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参加費 | 500円 ※決済後の返金は行っておりません。 |
定員 | 490名(先着順、要事前申し込み) ※申し込み締め切り:8月21日(金)午後2時 |
主催 | AAR Japan[難民を助ける会] |
お申し込み | こちらのページ(Peatix)より、お申込みください。
※申し込み後に【自動返信メール】が届かない場合は、お問い合わせフォームへご連絡ください。 |
参加方法 | ZOOMを利用します。お申し込みいただいた方へ、イベント前日に、参加に必要なURLなどをご連絡します。有料イベントのため、申し込み者以外はご視聴いただけません。無断転送はお控えください。
(注)ZOOMについて |
FROM | アジア・コミュニティ・センター21
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