NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」が実施する2022年夏の募金キャンペーンのキックオフイベントとして、スーダン/南スーダン事業の現地駐在スタッフたちが登壇し、ご支援によって生み出せる変化についてオンラインイベントを開催します。
【必要な支援を届け続けるために】
JVCが4月~5月に現地調査に入った南スーダンで、国連の現地責任者は「救援資金がウクライナに回ってしまった」と嘆いていました。国際協力の世界においても「トレンド」があり、注目が当たる地域・分野に資金が集中する傾向があります。
JVCは決して大きな団体ではありませんが、支援が届きづらい場所で、本当に必要なニーズに応える活動となるよう困難に直面する人々の声に真摯に耳を傾け、様々な変化を起こしてきました。
政治の動向や援助の一極集中に左右されず、私たちが必要と考える場所で活動するためには、使途に制約がある政府の補助金ではなく、皆さまひとりひとりからのご支援がこの上なく大切です。
【「あなた」がいるから、起こせる変化】
ご寄付の際に「私には何もできなくて」という声をいただくことがありますが、たとえ小さなご支援でも、一人ひとりのお気持ちが集まることで、現地での活動を継続する大きな力となり、現地で未来につながる確かな変化をうみだしています。
今回の夏募金のお手紙では、「あなたとだから起こせる変化」としてスーダンの職業訓練で将来に希望が持てるようになった若者たちのエピソードやイエメン、南スーダンでの新規事業立案のための現地調査についてなどをお伝えしています。
【なかなか聞けない現地の今、お伝えします!】
イベントでは、スーダン現地の状況や活動地で生まれた変化について、現地駐在スタッフ2名がお伝えします。
また、日本人がなかなか入れないイエメン・南スーダン地方部への新規事業立案のための現地調査などについてなど、日本ではあまり伝えられない世界の様々な状況についてもお話します。
ぜひご覧ください!
日時 |
2022年7月 2日 (土) 16:00~17:00 |
会場 |
JVCのFacebookページでライブ配信します。 |
登壇者 |
今中 航(スーダン事業現地代表)
京都府出身。大学でアラビア語を専攻し、在学中にイエメンに留学。卒業後は途上国・新興国のインフラ支援に携わりたいとの思いで、電力メーカーにて海外営業に従事。より現地の人々に寄り添いながら、彼らの可能性が広がることに尽力したいという思いが大きくなり、2018年度JVCに入職、2018年11月からスーダン首都・ハルツームに駐在。
橋口 佑太(スーダン事業現地調整員)
兵庫県出身。成人するまでに日本のほか第1一・第2二・第三3世界の全てに居住し、帰国後は全都道府県を自分の足で歩いて内外両面から国際感覚を身につける。阪神淡路大震災後、長らく遠く離れた場所で過ごした経験から、Displacement, Diasporaに関心を持ち、引き寄せられるように、2020年10月よりJVCの南北スーダンスーダン/南スーダン事業担当に。初めてのアフリカに翻弄されながらも奮闘中。 |
参加費 |
無料 |
申し込み/
問い合わせ先 |
お申し込み不要 |