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FROMプラン・インターナショナル・ジャパン
FEB.02.2023
2月6日は「女性性器切除(以下FGM)の根絶のための国際デー」です。2023年2月の「プラン・ラウンジ」では、女の子の心身に影響を及ぼすFGMとその弊害、プランが実施しているFGM根絶にむけたエチオピアとスーダンでの活動について詳しくご説明いたします。
FGMは女性性器の一部もしくは全体的な切除をするもので、アフリカと中東地域の約30カ国で約2000年前から行われています。不衛生な環境で麻酔なしで施術されることも多く、女の子たちは感染症や出産時の合併症だけでなく、命を落とすリスクにもさらされ、強い恐怖が心の傷として残ります。
FGMの弊害を学ぶ女の子たち(スーダン)
15~49歳の女性のうち、エチオピアでは65%
、スーダンでは86.6%
がFGMの施術を受けているという統計があります※。FGMを禁ずる国際条約を批准し、法律で禁止する国も多いなか、法の執行が不十分であるため今も水面下で広く続けられているのです。
プランは、エチオピアの南部諸民族州やアファール州、スーダンの白ナイル州において、被害を受けた女の子の心身のケアを行うと同時に、家族や地域住民、行政にむけてFGMの根絶を働きかける活動を行ってきました。
※エチオピア:A Profile of Female Genital Mutilation in Ethiopia(UNICEF, 2020)、 スーダン:FGM fact sheet (UNICEF, 2020)
当日は、プログラム部の冨田職員、水上職員が、2カ国におけるFGMの現状や弊害とともに、プランの活動と成果についてお話しします。多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
日時 | 2023年2月18日(土)14:00~15:00 |
---|---|
場所 | Zoom(ズーム)による配信 |
参加費 | 無料(通信にかかる費用はご負担ください) |
申し込み締め切り | 2月16日(木) |
※お申し込みいただいた方には、開催日前日の2月17日(金)にZoomのURLをご案内いたします。
こちらのフォームより必要事項を入力し、お申し込みください。
プログラム部 冨田 佳代
エチオピアとスーダンでは、「FGMは昔から皆がやっている当たり前のこと」といった考えが根づいており、FGMをやめるという決断をすることは簡単ではありません。しかし、少しずつ変化は見えてきています。スーダンでは、「FGMをなくしたい」と強く願う女の子クラブメンバーたちが、同世代や住民たちにFGMの弊害について積極的に訴えています。エチオピアでは、地域ファシリテーターが中心となり、FGM根絶のために何ができるのか住民たちと根気強く対話を重ねています。当日は、これまでのプロジェクトの成果とともに、地域を変えようとする人々の思いや行動を、写真やケース・ストーリーでお伝えいたします。
プログラム部 水上 友理恵
FGMを受ける人の多くは、その弊害を知りません。そのため、エチオピアとスーダンでのプロジェクトでは、女の子の一生にFGMが及ぼす影響を伝えています。また「女の子ならばFGMを受けるべき」という考えが根強い地域もあります。女の子の権利を知り、FGM根絶のための対話や宣言を通じて、「娘にはFGMは受けさせない」という住民が増えるなど、住民たちの意識は変わってきています。当日は、FGMの現状を踏まえ、FGM根絶にむけて主体的に活動する地域住民たちの変化についてお伝えいたします。
FROM | ウォーターエイドジャパン
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