アフリカ中部は、世界有数の貴重な熱帯森林が広がっています。気候変動による地球の危機が叫ばれるなか、この熱帯林の生き物たち、そしてそこに住む人々はどのような状況に直面しているのでしょうか。
このセミナーでは今年の8月、コンゴ共和国とガボン共和国を訪問した西原智昭さん(アフリカ日本協議会会員/星槎大学教授)から、視察を行った国立公園とその周辺の様子お話いただきます。コンゴ共和国ではアフリカ日本協議会で集めたヨウム保全のための寄付も届けていただきました。ヨウムについてはもちろん、マルミミゾウをはじめとする希少動物の密猟状況や国立公園周辺部の開発事業者の動向、エコツーリズムの進捗、そして先住民族の直面している課題などについて、多岐に渡ってお話いただきます。後半は登壇者から提供した課題について参加者の方々に考えていただくと同時に、みなさんからのご質問に直接おこたえします。
【日時】2023年11月28日(火)
【時間】 18時25分 ~ 20時15分(終了後意見交換会)
【場所】地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)およびオンライン(Zoom)
(東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F)
【最寄駅】
■表参道駅(東京メトロ:銀座線・千代田線・半蔵門線)B2出口徒歩約5分
■渋谷駅(JR・東急・京王井の頭線・東京メトロ)徒歩約10分
【定員】会場での対面参加 45名 ズームでのオンライン参加 90名
【参加費】500円 ※意見交換会(飲み物付)に出席する場合は1000円
【申し込み方法】
会場参加:https://forms.gle/g43oqJQv7BgNkpdZA
オンライン参加: https://ajfevent20231128.peatix.com
【プログラム】
開会あいさつ・趣旨説明
西原智昭さん講演「コンゴの熱帯林より最新報告〜野生生物保全(特にヨウム)・気候変動・先住民族」
※休憩:ご質問、ご意見などをお送りください
課題への回答に対する補足説明、質疑応答
閉会、事務局からのお知らせ
【西原智昭さん紹介】
ニューヨークに本部を持つ国際NGO・野生生物保全協会WCS(Wildlife Conservation Society)で、自然環境保全研究員である西原智昭さんは、コンゴ共和国などアフリカ・コンゴ盆地にて、これまで30年に渡り野生生物の研究調査、熱帯森林生態系保全、国立公園管理などに携わってきました。野生ヨウムの保全については2011年より取り組んでいます。現在、星槎大学共生科学部教授。
主催/問い合わせ:アフリカ日本協議会 info@ajf.gr.jp(03-3834-6902)