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【対面&オンライン連続講座】新自由主義と闘った知の巨人、宇沢弘文 ―「人間のための経済学」はどう構想されたのか(6/21~)

FROMアジア太平洋資料センター(PARC)

APR.10.2023

【対面&オンライン連続講座】新自由主義と闘った知の巨人、宇沢弘文 ―「人間のための経済学」はどう構想されたのか(6/21~)

社会経済問題を語る際によく出る、「宇沢さんだったら――」という会話。
「使命感の塊の人」「孤高の大経済学者」「ローマ法王が頼りにした社会思想家」さまざまに評価される宇沢弘文の思想と理論は、今でも現代の社会問題を考えるうえでの最前線といえます。しかし現在の経済社会・経済学は、宇沢が批判した新自由主義=エゴイズム経済が蔓延する一方です。宇沢の思想を学びながら、私たちはそれをどう捉え発展させることが可能なのか、具体的なテーマごとに考えていきます。

●2023年6月〜11月
●水曜日19:00~21:00
●全8回
●開催形式:対面(PARC自由学校教室を予定)またはオンライン(zoom)の選択制
●受講料:32,000円〈U25割:5,000円(先着2名)〉
※初めて自由学校連続講座を受講される方は別途入学金10,000円が必要となります
※【若者応援!U25割】25歳以下の方は受講料5,000円、入学金免除で受講いただけます。

【講師・日程】

●ナビゲーター:佐々木実(ジャーナリスト)

6/21(水)
宇沢弘文を知る①数学から経済学そしてアメリカへ――その思想の原点と軌跡

「日本人でもっともノーベル経済学賞に近づいた経済学者」と評されながら、多くの謎を残したまま世を去った宇沢。宇沢の思想の原点を人生の歩みを追いながらひも解く。
佐々木実(ジャーナリスト)
●主著:『資本主義と闘った男 宇沢弘文と経済学の世界』講談社 2019/『竹中平蔵 市場と権力―「改革」に憑かれた経済学者の肖像』講談社文庫 2020
●参考文献:佐々木実『宇沢弘文 新たなる資本主義の道を求めて』講談社 2019

7/5(水)
宇沢弘文を知る②人間のための経済を取り戻す――新自由主義との決別と帰国

新自由主義を糾弾しアメリカから帰国した宇沢は最先端数理経済学者から社会的共通資本の研究へとのめり込む。宇沢はどう変わったのか?
間宮陽介(京都大学名誉教授)
●主著:『ケインズとハイエク―「自由」の変容』中公新書 1989/『市場社会の思想史―「自由」をどう解釈するか』中公新書 1999
●参考文献:宇沢弘文『近代経済学の転換』岩波書店 1986

7/19(水)
自然環境はなぜ市場原理に委ねてはいけないのか?――宇沢コモンズ論再考

宇沢は森林のような自然環境を市場原理に委ねてはならない社会的共通資本と考えた。世界の森林は私有化ないし国有化されているが、宇沢は「私有vs公有」の対立を乗り越える論理を提示していた。
関良基(拓殖大学教授)
●主著:『赤松小三郎ともう一つの明治維新―テロに葬られた立憲主義の夢』作品社 2016/『日本を開国させた男、松平忠固―近代日本の礎を築いた老中』作品社 2020
●参考文献:宇沢弘文『社会的共通資本としての森』東京大学出版会 2015/関良基、まさのあつこ、梶原健嗣『社会的共通資本としての水』花伝社 2015

8/2(水)
経済成長最優先の陰で放置された公害――公害被害者に経済学はどう向き合うか

帰国後宇沢が目撃し衝撃を受けた、自動車公害、水俣病。そして水俣での原田正純との出会い。経済成長の陰で増大する社会矛盾に、宇沢はどう取り組んだのか。
井上ゆかり(熊本学園大学水俣学研究センター)
●主著:『水俣に生きた労働者 チッソと新日窒労組の59年』(共著)明石書店 2021/『生き続ける水俣病―漁村の社会学・医学的実証研究』藤原書店 2020
●参考文献:井上ゆかり「現場と理論の往還道―水俣学の試み」『現代思想 総特集◎宇沢弘文―人間学のための経済学』収録 青土社 2015年3月臨時増刊号/宇沢弘文『経済と人間の旅』日本経済新聞出版社 2014

9/20(水)
コモンズ論の系譜から読み解く社会的共通資本――何がこれからの課題なのか

晩年宇沢は、社会的共通資本概念は「コモンズ」でもあると言うようになった。コモンズ論が探求してきたコモンズと社会的共通資本を比較し、何が共通した中核であり何がこれからの課題であるかを考える。
茂木愛一郎(前 立命館アジア太平洋大学講師)
●主著:宇沢弘文、茂木愛一郎編『社会的共通資本―コモンズと都市』東京大学出版会 1994/三俣学編・共著『エコロジーとコモンズ―環境ガバナンスと地域自立の思想』晃洋書房 2014
●参考文献:宇沢弘文『宇沢弘文の経済学-社会的共通資本の論理』日本経済新聞出版社 2015

10/4(水)
宇沢弘文と「成田」―空港問題への関わりから「農の営み」の発見へ

1990年代初め、宇沢は成田空港問題に関わる。機動隊に守られる「要塞」の「荒廃」の傍らで、農民たちの地域再生の活動を知る。宇沢がそこで発見した「農の営み」について考える。
安藤丈将(武蔵大学社会学部教授)
●主著:『ニューレフト運動と市民社会―「六〇年代」の思想のゆくえ』世界思想社 2013/『脱原発の運動史―チェルノブイリ、福島、そしてこれから』岩波書店 2019
●参考文献:宇沢弘文『「成田」とは何か――戦後日本の悲劇』岩波新書 1992/宇沢弘文『社会的共通資本』岩波新書 2000

10/18(水)
輝ける都市から生活のための都市へ――ル・コルビジェの都市論をなぜ宇沢は批判したのか

工学的に整った都市ははたして住民のためのものなのか? シャッター街の再生は? 住民にとっていきいきと生活できる都市の条件とは何かを考える。
石川 幹子(中央大学研究開発機構グリーンインフラ研究室教授、東京大学名誉教授)
●主著:『都市と緑地―新しい都市環境の創造に向けて』岩波書店 2001/『流域圏プランニングの時代―自然共生型流域圏・都市の再生』技報堂出版・共著 2005
●参考文献:宇沢弘文・國則守生・内山勝久=編『21世紀の都市を考える――社会共通資本としての都市2』東京大学出版会 2003
●参考映画:マット・ティルナー監督『ジェイン・ジェイコブズ ニューヨーク都市計画革命』2016

11/8(水)
「心」を中心とした経済学とは何か? 宇沢の探求した経済学・思想を継承・発展させる――医療の現場から

宇沢国際学館の代表として宇沢の思想を次世代につなぐ活動をする占部氏の報告を受け、宇沢の目指した経済思想とは何か、その現況とこれからを考える。
占部まり(医師・宇沢国際学館代表取締役・日本メメント・モリ協会代表理事)
●参考文献:宇沢弘文『人間の経済』新潮新書 2017/宇沢弘文『自動車の社会的費用』岩波新書 1974

◆本講座のお申込み・詳細はこちら
https://www.parcfs.org/2023-04

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PARC自由学校は、世界と社会を知り、新たな価値観や活動を生み出す
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特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター PARC自由学校
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
https://www.parcfs.org/
FAX:03-5209-3453 E-mail:office@parc-jp.org
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