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メタファシリテーション講座ステップ1(名古屋9月)

JUL.19.2019

メタファシリテーション講座ステップ1(名古屋9月)

地域づくりの活動で、所属しているNPOや企業のミーティングで、個人への相談対応で・・・こんな経験ありませんか?
-「お困りのことはありませんか?」「〇〇は大丈夫ですか?」と質問しても、「大丈夫です」と言われ、その先が続かない
-「ミーティング(研修)に参加してください」と、住民(クライアント、同僚など)に何度も言わないと参加者が集まらない
-言葉ではやる気を見せるが、実際には動かない人への対応に時間をとられる
-相手から「もっと〇〇があれば」「予算が足りない」「こういうサポートがあったらよかったのに」という言葉がよく出る
-議論の最後には「システムがないから・・・」「経済偏重の社会が・・・」「市が(本社が、政府が)こうこうだから・・・」「ひとりひとりの意識の変化が・・・」と大きな話になってしまい、具体的なアクションに結びつかない
・・・これでは、活動や組織のホントの課題に迫り、メンバーを課題解決に乗り出そうという気にさせることはできません。

実は、こうした状況の原因は、相手とのコミュニケーション方法にありました。
このような「あるある」シチュエーションをひっくりかえし、本音のやり取りをするには、どういう会話をすればいいのでしょう?
地域づくりの活動現場で生み出された「メタファシリテーション」は、超シンプルな質問を組み立てていく対話術です。
講座では、この手法を座学と実践練習でしっかり身につけます!
実践的な内容と終了後のフォローアップで、仕事・活動・日常生活に確実に変化をもたらす研修として、各地で好評を博しています。
「初めてメタファシリテーションにふれる」「こんな手法は聞いたことがなかった」という方もどうぞご参加ください。

こんな方におススメ

・国内外の地域コミュニティづくりプロジェクトに携わっている方
・青年海外協力隊や地域おこし協力隊に赴任予定/応募予定の方
・研修や授業の企画・組み立て・ファシリテーションを担当されている方
・NPO/ボランティアセンター/公的機関で相談窓口を担当されている方
・福祉関係のお仕事で、対人支援スタッフの支援や人材育成を担当されている方
・NGO/NPOや企業を対象とするコンサルティング業でヒアリングを行う機会の多い方
・教育関係者や子育て中の方で、子どもとのコミュニケーションを改善したい方
・ライター/デザイナー等でクライアントへの取材やヒアリングを行う機会の多い方

開催概要

日時:2019年9月29日(日) 10時から16時
会場:JICA中部なごや地球ひろばセミナールーム(名古屋市中村区平池町4丁目60-7)
定員:12人
参加費:15,000円
講師:松浦史典名古屋NGOセンター理事/ムラのミライ認定メタファシリテーション・トレーナー)

お申し込み・お問い合わせ

ムラのミライウェブサイトからお申し込みください

メタファシリテーション(対話型ファシリテーション)とは

市民活動の現場で、同僚や学生とのやり取りの中で、こんな迷いを抱いたことはないでしょうか?
「どのような質問から入り、対話をどこへ運んでいけばいいのか」
「援助者として、協力者として、教育者として相手の前に立った時、何をどう話せばいいのか」
「こちらから『導いて』よいのか、相手から『学ぶ』べきなのか」
メタファシリテーション(対話型ファシリテーション)とは、問題解決のためのグループ作業を側面から支援する実践的な技法として、ム ラのミライの設立者である和田信明と代表理事の中田豊一が開発した手法です。この手法がまとめられた著書「途上国の人々との話し方 国際協力メタファシリテーションの手法」は口コミで広まり、青年海外協力隊など国際協力の現場で活躍する人の間で、必読の書となっています。
メタファシリテーションは、身の回りの問題の解決にも有用です。例えば、家族や友人の悩み相談、職場での会議 や打合せ、顧客や患者、学生などとのやり取りを充実させることができます。

メタファシリテーションとは
メタファシリテーション 実践者の声
メタファシリテーション手法による活動や研修レポート

参考書籍 *講座会場でも販売します

          

参考ブログ記事

メタファシリテーション手法を使った様々な事例を「メタファシリテーション自主学習ブログ」でご紹介しています。
「なぜ」を使わない質問術とは? 脱・なぜ質問!!
国際協力活動で 青年海外協力隊の現場から~ゴミ今昔物語
友人や同僚の悩み相談に 机の上が散らかっているのが悩み・・・それってホント?
自分自身をふりかえって 「私って本当に、ダメダメお母さん?」メタファシリテーションで自分の課題を整理する
フィールドワークをする機会がある方に いつもと違う景色が見えてくる
子ども・生徒との会話に ファシリスキルで娘がカタルシス!?

参加者の声

NGOスタッフ

・相手の課題を知るには、相手の過去・現在の体験への気づきが必要。よく考えた質問をしなくては、知りたい事実に対する答えが返ってこないことに気付いた。
・たくさんの学びがあった。ファシリテーション・エンパワーメントというのは、相手がいかに考えるようになるか、というものだと思っていた。そうではなく “考えさせないで思い出させる”というのは、目からウロコだった。現在、事業評価・報告書の進め方について悩んでいるので、中級があればぜひ参加したい。
・今までいかに見当違いの支援を自分はしていたことか。自分のNPOでタイの日雇い労働者に関わっているが、彼ら自身が日雇い労働から抜け出そうとしていないことが問題と思っていたが、まずはこちらが変わることから始めないといけないと思った。
・自分は何も知らなかったという事がよくわかった。ネパールの事、何でも知っていると思っていたけど、それは思い込みだった。私は今NPOを立ち上げた 所。アクションプランの作成について知りたいところだが、まずは事実質問の練習から始めたいと思う。小学校5年の娘との関係に悩んでいるのだが、娘相手に 実践して、押し付けない母親になりたいと思う。

開発コンサルタント

・現地でミーティングなどに参加する機会があっても、セレモニー的な質問の場が多くて諦めていた。でも、それすら私の思い込みなのだと気が付いた。
・国際協力ではない状況でも、人との会話の中で通じることがある。仕事でも相談を受ける立場であるので、生かしたい。また子どもの叱り方についてモヤモヤ があったが、言葉のかけ方に気づくことができた。失敗をした子どもに対しては、「何故、どうして」とつい怒っていたので、講座で学んだ対話術を実践して、 子どもとの関係づくりをしてみたい。

「途上国の人々との話し方 国際協力メタファシリテーションの手法」を読んだ方

・本だけでは理解できなかったことが、体験することで考えの変化が起き、理解できた感覚があるが・・・まだこの体験への感想が整理できない。少し熟す時間が欲しい。

青年海外協力隊(JICAボランティア)OV

・練習の中で、答え手(当事者)の立場になった。シンプルな対話だったのに、過去を思い出しながら、自身の体験を整理できた。
・JICAボランティアとして活動する中で何度となく「途上国の人々との話し方」を読み返し、自分なりに実践していたつもりだったが、なかなかうまくいかず行き詰っていた。丸1日の講座で講師との丁寧な質疑応答を繰り返す中で、うまくいかなかった原因(本を読むだけではつかめていなかったポイント)がよくわかり、とても腑に落ちた。
・事実が浮かび上がる事実質問。現地に行くことがあれば、農村開発の現場で活かしたい。また、つい仮説を立ててしまうので、我慢をすることを心がけたい。

福祉分野の仕事をされている方

・理論と実践、たくさんの学びがあって、まだすっきりした感覚になれない。生活の中で自問自答してみて、まず自分への気付きを促したい。

まちづくりに携わる方

・本の内容が、実践を通して、深く理解できた。まちづくりのインタビューでも使える手法。農村部の村の方たちとの対話に活かしたい。

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【参加者募集】4/19(金)13:30-16:00 事務ボランティア@ウォーターエイドジャパン事務所

FROM | ウォーターエイドジャパン

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