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2011年12月1日発行

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ロゴマーク審査会レポート NGOサポート募金

NGOサポート募金 ロゴマーク プロボノデザイン公募 審査を終了しました。


 JANICはこの夏、運営する「NGOサポート募金」のロゴマークを公募しました。

 NGOサポート募金は、貧困にあえぐ途上国の人々を支援するNGO団体へ一括で募金ができるシステムです。
 採用されたロゴマークはNGOサポート募金の新しい顔として、リニューアルされるウェブサイトのデザインの基調となり、またバナーやパンフレット、チラシに掲載されてみなさんの「ちょっといいこと」の目印となります。
 
 賞金や謝金のない、いわゆるプロボノ(特定のスキルや経験を生かしたボランティア)での協力の呼びかけでしたが、31名の方々から35作品の応募をいただくことができました。

logoreport1.JPGのサムネール画像のサムネール画像

応募いただいた作品、35点


 今回は審査員のみなさんにもボランティアでご協力いただき、ファブリックデザイナーとして活躍している有田昌史さんと、NGO/NPO向けのファンドレイジングサポートを手がける菅文彦さんに審査をしていただきました。JANICからはJANICユース(学生団体)の都合可菜さん、事務局次長の富野岳士が加わり、計4名の審査員が、8月19日に世田谷ものづくり学校にて審査を行いました。

審査開始
 まずはJANICより、JANICが期待する新ロゴマークの方向性、「信頼できる募金スキームであることが伝わり、募金しようとする人の気持ちをより勇気づけるもの」をお伝えし、審査を開始していただきました。

第1次審査
 第1次審査では、作品1つずつに対して、審査員がコメントを述べました。
 有田さんは「ユニバーサルデザイン」の観点から、「誰もが普遍的に感じ、言語やアイコンとして使用できるかどうか」をポイントにコメントをしていきます。美術大学で教えていらっしゃる有田さん、「ひらめきは良いけど着地していない、惜しい・・・」「この人が僕の生徒だったら、もっと伸ばしてみたいな」など、「育てる」目線でのコメントが印象的でした。
 菅さんは、日本発の募金ポータルサイト「ぼきんやドットコム」を開設、その後もYahoo! ボランティアでインターネット募金の企画運営に携わってきた経験から、「伝統的な『施し』や『してあげる』ではない、新しい「募金」のイメージを打ち出していけるか」をポイントに審査をしてくださいました。
 JANICユースの都合さんは「若者の目線」で、富野は「運営側の視点に立って、特に信頼性と暖かさを重視」して率直にコメントしていきました。 

logoreport2.JPG
 第1次審査の様子

第2次審査
 第1次審査のコメントを受けて、第2次審査で対象とする作品を7つ選びました。
 
logoreport3.JPG
第2次審査に残った7作品

 その後、投票形式で採用作品を決定することになりました。各審査員が「A」「B」「C」の3つの票を持ち、7つの中から一番良いと思うロゴに「A」を、2番目は「B」、3番目は「C」の票を入れていきます。

         
logoreport4.JPG
どれを選ぶか・・・

logoreport5.JPG
悩む審査員の皆さん


 結果、3つの「A」と1つの「B」を獲得した作品を作成した廣野敏之さんが選ばれました。今回はそのまま作品を採用するのではなく、廣野さんにお願いをして、作成いただいた下記のモチーフを基調とした新しいデザインを作成していただき、その中から採用作品を選ばせていただたくこととなりました。

 
 ご応募くださった皆さま、本当にありがとうございました。応募用紙の「デザインに関する説明」を拝見しても、応募くださったみなさんがそれぞれに「世界のため」にという思いのこもったロゴマークを作ってくださったことがわかり、JANIC事務局も、審査員の皆さんも、1つに選ばせていただくことがとても難しかったです。


【審査を終えて・・】
有田さんコメント
かなり手厳しい発言もしてしまいましたが、一つ一つの制作背景や気持ちを考えると
愛おしさとありがたさを感じました。

菅さんコメント
ロゴの見方もいろいろな視点があって、とても勉強になりました。最終的に、みんなが「いいね」と思える作品作者が選べて、とてもいい審査会でした。

都合さんコメント
作品やそれにこめられた思いが多種多様で、審査するのが非常に難しかったですが、たくさんの作品と出会い、他の審査員の方々と意見をシェア出来てとても有意義な時間を過ごせました。有難うございました。

富野コメント
審査というのは初めての経験でしたが、35作品それぞれに作者のNGOサポート募金に寄せる熱い思いと期待を感じました。サポート募金が多くの皆さんに愛されていることがわかり、本当に嬉しく思いました。


 今後、完成したロゴマークや、制作者廣野さんのインタビューなどもアップしていきますので、
どうぞご注目ください。