小学校に通えるようにしよう!

目標2:普遍的初等教育の達成

[画像]目標2:普遍的初等教育の達成

 <すべての子どもが小学校に通えるように>
 1990年と比べて、世界で小学校に通っていない子どもの数は大幅に減少しました。しかし、今もなお6700万人もの子どもが小学校に通っていません。その約半数がサハラ以南アフリカ、4分の1は南アジアの子どもたちです。世界の国々はMDGsで、2015年までにすべての子どもたちが小学校に通えることを目標にしており、より一層の努力が必要です。  とりわけ、途上国の貧しい家庭では、小学校に入学しても授業に出席できない子どもや、途中で退学してしまう子どもが多くいます。理由は、生活のために働かなければいけない、授業料を払えない、学校が遠くにしかない、教育の質が良くない、など様々です。また、紛争や政情不安の影響を受けている子どもたちは、十分な教育を受けられない可能性が最も高いのです。
 教育を受けないまま大人になると就労の機会が狭まるなど貧困の悪循環に陥りやすく、その国の貧困を改善するのにさらなる時間と努力を必要とします。子どもたちが安心して教育を受け、より良い社会をつくる次世代を育てていくことは、貧困問題の解決に不可欠な要素です。

[画像]総純初等教育就学率、1990年、2005年、2008年の比較の表
(出典:United Nations "MDG Report Statistical Annex 2011"のデータをもとにJANICが作成。なお、総純初等教育就学率とは、理論的な初等教育就学年齢層に属し、初等教育または中等教育を受けている生徒数を、当該年齢層の総人口に対するパーセンテージで示したものです。)


<識字率の向上が課題>
 すべての子どもが教育を受けられるようになれば、おとなの識字率は向上します。しかし、これまで多くの初等教育普及の取り組みが行われてきたにもかかわらず開発途上地域においては識字率が低いままです。サハラ以南アフリカ、オセアニア、南アジアでは依然として70%台の識字率(15~24歳の識字者の割合)です。開発途上地域の平均を大きく下回るサハラ以南アフリカを中心に、積極的かつ継続的な改善が必要です。

[画像]15-24歳の識字社の割合、1985/94年、1995/2004年、2005/08年の比較の表
(出典:United Nations "MDG Report Statistical Annex 2011"のデータをもとにJANICが作成)


■目標2「普遍的初等教育の達成」のターゲット
ターゲット2-A
 2015年までに、世界中のすべての子どもが男女の区別なく初等教育の全課程を修了できるようにする。


■MDGsの8つの目標

[画像]目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅
[画像]目標2:普遍的初等教育の達成
[画像]目標3:ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上
[画像]目標4:乳幼児死亡率の削減
[画像]目標5:妊産婦の健康の改善
[画像]目標6:HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止
[画像]目標7:環境の持続可能性の確保
[画像]目標8:開発のためのグローバル・パートナーシップの推進


(MDGsの8つの各目標のロゴは、(特活)ほっとけない世界のまずしさが作成したものです。)


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