病気をふせごう!

目標6:HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止

[画像]目標6:HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止

 HIV感染者の大多数は、サハラ以南アフリカに暮らしています。世界では毎日、新たに7500人近くがHIVに感染し、5500人がエイズで死亡していますが、その原因のほとんどは、HIVの予防や治療のサービスがないことによります。しかし、エイズ対策ではいくつかの前進も見られています。予防プログラムの改善により、新たにHIVに感染する人の数は2001年の300万人から、2007年には270万人に減少しました。また治療サービスの普及により、エイズによる死亡者の数も2005年の220万人から2007年には200万人へ減少を始めました。

 また世界保健機関(WHO)によると、2006年には88万人もの人がマラリアで亡くなっており、そのほとんどがアフリカの子どもたちです。マラリアによる死亡率を下げるためには蚊帳の普及など予防も大切ですが、治療の遅れは非常に深刻です。サハラ以南アフリカの人口の約半数をかかえる22カ国の統計データによると、熱病にかかった子どものうち、抗マラリア薬の投与を受けることができた子どもの割合は、2000年には41%でしたが、2005年には34%に減少しています。

 HIV/エイズやマラリアなどの病気の広がりを防ぐには、適切な予防と治療が不可欠ですが、貧しい人たちは適切なサービスを受けることができません。貧しい人たちが病気になると、仕事を失い更なる貧困の悪循環に陥ることが多いのです。また、病気で親を失ってしまった子どもが世帯主となって、幼い妹や弟たちを養わなければならない場合もあります。

[画像]15~49歳のHIV感染率のグラフ
(出典:United Nations "MDG Report Statistical Annex 2008"のデータをもとにJANICが作成)


■MDGs目標6「HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止」のターゲット
ターゲット6-A
 HIV/エイズのまん延を2015年までに阻止し、その後減少させる。
ターゲット6-B
 2010年までにHIV/エイズの治療への普遍的アクセスを実現する。
ターゲット6-C
 マラリアおよびその他の主要な疾病のまん延を2015年までに阻止し、その後減少させる。




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