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JANIC Books
NGOの情報誌
シナジー

2016年4月25日発行

NGOの働き方改革

NGOの情報誌
シナジー

2015年12月25日発行

私たちのSDGs-本当に達成するために-

目標4:乳幼児死亡率の削減

目標4:乳幼児死亡率の削減

[画像]目標4:乳幼児死亡率の削減

目標4:乳幼児死亡率の削減

<乳幼児死亡率は3分の1の削減に留まる。特に新生児死亡率が課題>
 出生1000人あたりの5歳未満の乳幼児死亡率は2010年には世界全体で63人と、1990年の99人、2009年の66人と比べ、改善のスピードは緩慢です。
 2015年までに1990年の水準の3分の1に削減するという目標達成にはほど遠く、今なお年間760万人の子どもの命が失われています。2010年に北アフリカは目標を達成、東アジアは現在のペースを維持できれば目標を達成できるとみられますが、サハラ以南アフリカや南アジア、オセアニアなどは厳しい状況が続いています。この原因は、生後1ヶ月以内の新生児の死亡率の改善が進まないためです。特にサハラ以南アフリカでは2010年の新生児死亡率は1000人中35人と、他のどの地域よりも高い割合を示しています。

[画像]出生1000人あたり5歳未満乳幼児死亡率(1990年と2010年の比較)
(出典:UN The Millenium Development Goals Report 2012をもとにJANIC作成。)


<新生児の死亡率削減には母親へのケアが欠かせない>
 2010年の5歳未満の乳幼児死亡者のうち、約40%が生後1ヶ月以内の新生児でした。WHOの2012年のレポート※によれば、新生児死亡の75%は出産後1週目までに起こり、その原因の8割は早産、低体重、感染症、新生児仮死並びに出産時外傷であるとされています。新生児死亡の3分の2は、出産直後から1週間の母親へのケアにより予防が可能であり、ヘルスワーカーの訪問看護などの取組みが欠かせません。このような努力の継続により、さらに乳幼児死亡率を削減できる余地が残されています。

[画像]新生児の死亡原因
(出典:※WHOが2012年5月に発表したレポート (http://www.who.int/mediacentre/factsheets/20090804_figure1.jpg)より再掲)



■MDGs目標4「乳幼児死亡率の削減」のターゲット
ターゲット4-A
 1990年と比較して5歳未満児の死亡率を2015年までに3分の1に削減させる。


■MDGsの8つの目標

[画像]目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅
[画像]目標2:普遍的初等教育の達成
[画像]目標3:ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上
[画像]目標4:乳幼児死亡率の削減
[画像]目標5:妊産婦の健康の改善
[画像]目標6:HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止
[画像]目標7:環境の持続可能性の確保
[画像]目標8:開発のためのグローバル・パートナーシップの推進


(MDGsの8つの各目標のロゴは、(特活)ほっとけない世界のまずしさが作成したものです。)