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NGOの情報誌
シナジー

2016年4月25日発行

NGOの働き方改革

NGOの情報誌
シナジー

2015年12月25日発行

私たちのSDGs-本当に達成するために-

目標3:ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上

目標3:ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上

[画像]目標3:ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上

目標3:ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上

<教育における男女格差は依然として解消せず>
 2010年においては、初等教育における男女格差はかなり改善されつつあるものの、サハラ以南アフリカと西アジアでは男子に対する女子の就学率は93%にとどまっています。特に、途上国では中等教育において男子に比べて女子の就学率が低く、サハラ以南アフリカでは82%です。
 男子に比べて女子の就学率が低い大きな要因に、家族や社会における女性差別があります。子どもの世話や家事労働力として女性が従事することが多い途上国では、中等・高等教育へ女子を就学させることに理解を得にくいこと、若くして結婚し母親となる女子が多いことや、より遠隔地にある中等・高等教育機関へ通学させることへのセキュリティ上の懸念など、女子の中等・高等教育への就学を阻む様々な要因があることが指摘されています。

[画像]2010年の男子に対する女子の教育レベル別就学率(男子100人に対する女子の割合)のグラフ
(出典:UN The Millenium Development Goals Report 2012をもとにJANIC作成。)


<就労機会や議会への参画の男女平等に大きな地域差あり>
 女性が従事できる農業以外の有給の仕事については1990年の35%から2010年に40%と一定の改善がみられるものの、大きな地域差があります。
 先進地域やコーカサス・中央アジア地域がほぼ男女平等に近づいた一方で、西アジアや北アフリカ、南アジア地域については、農業以外の有給の仕事への就労率が20%を下回る状態が2010年も継続しています。女性の仕事はより賃金が低い労働市場に集中しやすい傾向がみられ、そこではより低利益の、生産性の低い小規模な労働への従事がみられます。

 また、2012年1月末時点では、国会議員における女性議員の割合は全世界で19.7%となっています。
 1995年には女性議員の割合が11.3%の割合であったことと比較すると、緩やかではありますが改善が進みつつあるといえます。特に、2011年の選挙で半数以上の議席を女性が獲得したニカラグアやサハラ以南アフリカ地域で2割近くを女性議員が獲得しており進展がみられます。一方で、女性議員の割合はオセアニアでは3%、西アジアでは11%、北アフリカでは11%しか占めておらず、地域によっては大きな格差があります。



■MDGs目標3「ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上」のターゲット
ターゲット3-A
 2005年までに初等・中等教育における男女格差の解消を達成し、2015年までにすべての教育レベルにおける男女格差を解消する。


■MDGsの8つの目標

[画像]目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅
[画像]目標2:普遍的初等教育の達成
[画像]目標3:ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上
[画像]目標4:乳幼児死亡率の削減
[画像]目標5:妊産婦の健康の改善
[画像]目標6:HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止
[画像]目標7:環境の持続可能性の確保
[画像]目標8:開発のためのグローバル・パートナーシップの推進


(MDGsの8つの各目標のロゴは、(特活)ほっとけない世界のまずしさが作成したものです。)