HOME > MDGsを達成しよう > 貧困や飢餓で苦しむ人たちをなくそう!
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NGOの情報誌
シナジー

2016年4月25日発行

NGOの働き方改革

NGOの情報誌
シナジー

2015年12月25日発行

私たちのSDGs-本当に達成するために-

目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅

目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅

[画像]目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅

目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅

<貧困半減は達成される見込みだが・・・>
 世界の人口のおよそ5人に1人が、1日1ドル未満で暮らしています。
 1日1.25ドル未満で生活を送る人々の数は、2015年においてもまだ10億人程度いると予想されています。これらの人々のうち5人に4人はサハラ以南アフリカと南アジア地域の人々とみられています。
 こうした厳しい状況がありつつも、極度の貧困状態にある人々の数や貧困の割合は、サハラ以南アフリカ地域も含めて、世界のどの開発途上地域においても減少し続けています。開発途上地域において、1日1.25ドル未満で暮らす人々の割合は1990年の47%から2008年には24%に削減され、極度の貧困にある人は1990年の20億人から2008年には14億人に削減されています。

[画像]1日1.25ドル未満(購買力平価)で生活する人の割合の表
(出典:UN The Millenium Development Goals Report 2012をもとにJANIC作成。
購買力平価とは、各国間の価格差を考慮した為替レートで、実質的な生産や所得を国際的に比較できる。)


<飢餓に苦しむ人々の数に改善みられず>
 世界の人口のおよそ7人に1人が飢餓に苦しんでいます。
2006年から2008年までの間の世界の飢餓人口は8億5000万人で、全世界の人口の15.5%もの割合を占めています。特にサハラ以南アフリカやインドを除く南アジアでは依然として飢餓が改善されません。
 飢餓状態にある人口の変化も地域差があります。FAOの最新の調査によれば、経済危機後に発生した食料価格の高騰により、多くの食料を輸入に頼っているサハラ以南アフリカの国々では、栄養摂取量が必要最低限のレベル以下にある人口が急増しています。
 また、開発途上国地域では、栄養摂取量が不十分な5歳未満の子どもの割合も1990年の29%から2010年までに18%と半減には及ばず、2015年までに1990年比の飢餓人口半減という目標の達成は、多くの地域において困難であるといわざるを得ません。


[画像]栄養摂取量が必要最低限のレベル未満の人口の割合
(出典:UN The Millenium Development Goals Report 2012をもとにJANIC作成。)



■MDGs目標1「極度の貧困と飢餓の撲滅」のターゲット
ターゲット1-A
 1990年と比較して1日の収入が1米ドル未満の人口比率を2015年までに半減させる。
ターゲット1-B
 女性、若者を含むすべての人々に、完全(働く意思と能力を持っている人が適正な賃金で雇用される状態)かつ生産的な雇用、そしてディーセント・ワーク(適切な仕事)の提供を実現する。
ターゲット1-C
 1990年と比較して飢餓に苦しむ人口の割合を2015年までに半減させる。


■MDGsの8つの目標

[画像]目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅
[画像]目標2:普遍的初等教育の達成
[画像]目標3:ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上
[画像]目標4:乳幼児死亡率の削減
[画像]目標5:妊産婦の健康の改善
[画像]目標6:HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止
[画像]目標7:環境の持続可能性の確保
[画像]目標8:開発のためのグローバル・パートナーシップの推進


(MDGsの8つの各目標のロゴは、(特活)ほっとけない世界のまずしさが作成したものです。)