JICA地球ひろば2010年1月の月間国別特集はインド。
(1階体験ゾーンの一角で、ミニ展示を行います。)
それにあわせて、インド映画上映会とインド映画の講演をお届けします。
映画は、第41回ワールドフェスト・ヒューストン国際映画祭、長編ドキュメンタリー部門金賞受賞作品の『シスターチャンドラとシャクティの踊り手たち』を上映します。
南インドのタミルナード州、ダリット(不可触民)の少女たちに裁縫や読み書き、
ダンスを教え、差別反対のための公演をしているカソリックのシスター。
シスターに魅せられ、少女たちのダンスの神々しいまでの美しさをカメラでとらえながら、人間はなぜ踊るのか?と静かに問いかける長編ドキュメント作品です。
シスターは「幸せとは?」という質問に、「集まること」と答えました。
そして、最後のインタビューで、美しさは「わかちあうこと」と言いました。
シャクティの踊りには、人間の本能に訴えかけてくる不思議な鼓動があります。
そして、時空を超えた出会いがあります。
その感動は「天命」を見る瞬間なのかもしれません。
インドのダイナミックな息づかいを感じながら、
インドの社会や人々についても思いを寄せる時間を過ごしてみませんか?
インドは年間1000本以上の映画を製作する、世界一の映画大国です。
歌と踊りが入り、娯楽要素満載のインド映画は、
インドのみならず世界中で人気があります。
そんなインド映画は、インド社会ではどんな役割を果たしているのでしょうか。
また、インド映画から見えてくるのは、どんなインド社会なのでしょうか。
インド映画の最新作の映像もお見せしながら、ご一緒に考えてみたいと思います。
【プログラム】
14時から16時:映画上映会『シスターチャンドラとシャクティの踊り手たち』
16時から17時:アジア映画研究者・松岡環氏(※略歴)による講演会「インド映画とインド社会」
※松岡環(まつおか・たまき)氏 略歴
大阪外大(現大阪大)インド・パキスタン語科卒。1976年よりインド映画の紹介を始め、80年代にはインド映画祭を何度か開催。現在は研究対象をアジア映画全般に広げ、大学で「アジア映画史」等の講義を行っている。その他、『ムトゥ踊るマハラジャ』『DON』などインド映画の字幕も多数担当。また、1978年より、友人3人と月刊ミニコミ誌「インド通信」の発行を続けている。著書に『アジア・映画の都』『レスリー・チャンの香港』等。