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イベント 【お知らせ】国際開発学会院生部会・第164回月例勉強会のお知らせ

みなさま

お世話になっております。
国際開発学会院生部会、広報担当の長山です。

12月の月例研究会のお知らせです。

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国際開発学会院生部会 第164回月例研究会
12月5日(土)16:00?19:00(途中参加・退室可)

■院生部会の説明会・自己紹介
16:00 ? 16:30

■発表
?16:30?17:30
【演題】『シンガポールにおける「多人種主義」概念を使用した
国民統合:その成功と限界』
【発表者】坂口可奈(早稲田大学 政治学研究科 比較政治領
域 修士2年)
【要旨】
世界に多民族国家は多くあるが、シンガポールでは(表面的には)
民族間対立が見られず、多民族国家の成功例とも言えるだろう。
こうした成功には、「多元的社会をなす様々な人種やアイデンティ
ティに同等の地位を与えるイデオロギー」(Benjamin 1976)であ
り、「人種(race)」間の不満を軽減させるものである「多人種主義」
が関わる。
しかしながら、シンガポールにおける「人種」とは、政府によって
規定されたものであるため、自発的なエスニシティとは異なる。そ
のため、成功をもたらした「多人種主義」にエスニシティの観点を
加えることで、新たな側面が見えてくる。
で は、エスニシティの概念は「多人種主義」や国民統合とどの
ような関係にあるのか。本論では、まず「人種」概念について整理
し、「多人種主義」が国民統合に どう影響を与えているか、そして
、「多人種主義」がエスニシティとどう関わるかをアイデンティティの
面から考察する。そして最後に、「多人種主義」ではな ぜエスニシ
ティに関わる問題が可視化していないのかを、多文化主義の理論
を用いて考察する。
※シンガポールでの「人種(race)」とは生物学的な人種とは異なる。

ゆえに、「」付きで「人種」とする。

?17:30?18:30

【演題】『自治体の多文化共生政策の政策過程分析 ―多文化
共生推進条例の例として―』
【発表者】柳澤彰男 (東京大学大学院 新領域創成科学研究科
国際協力学専攻 修士2年)
【要旨】
ある政策分野に関する条例の 制定は、単なる計画や指針と異なり、
永続的な取り組みへのコミットの強い決意を意味する。本研究の目
的は、自治体にとって多文化共生推進条例とはどのよう な意味を
持つのか、主にその形成過程の分析を通じて解明することである。
多文化共生推進条例に焦点を当てた理由は、この条例を全国で
最初に制定したのが宮 城県であったことにある。多文化共生政策
は、外国人の集住問題をきっかけとし、国際交流、国際協力となら
ぶ自治体国際化政策の第三の柱として確立しつつあ る。しかし、
宮城県の外国籍県民の割合はわずか約0.7%に過ぎず、全国
平均1.8%を遥かに下回わる。当然、行政にとっての優先順位は
極めて低く、宮城 県はむしろ多文化共生施策の 後進地域でさえあ
った。しかし、その宮城県において、全国で初の条例化が実現した。
自治体にとって、多文化共生の条例を制定する動機は何で、それに
どのよ うな意味があるのか、関係者へのインタビュー調査と政策過
程論を用いて分析を行う。

■懇談会 18:30?
発表終了後、懇談会を予定しております。
こちらも、お気軽にご参加くださいませ。

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日時:12月5日(土)16:00?19:00
場所:東京大学 本郷キャンパス
工学部 1号館 11号講義室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_02_j.html
(地下鉄南北線・東大前駅など)
参加費:無料
主催:国際開発学会院生部会 http://www.jasidg.org/

●問合・申込先:
申込みなしの参加も歓迎ですが、資料準備のため、できる限り
事前のお申込みをお願いいたします。
申し込み先:大垣俊朗(東京大学大学院):mail@jasidg.org

●研究会とは
研究会では政治、経済、文化、社会、保健・医療、農業、土
木など多分野から参加者が集まり、大学院生を中心に、学部
生、若手実務家、研究者等による勉強会を開催しています。
学際的に議論して勉強することが目的の一つなので、発表テ
ーマと専門が違う方や、これから勉強していきたい学部生も
是非ご参加下さい。

●前回、前々回の研究会では、早稲田大、京都大で開催させ
ていただきました。ご協力いただきました皆さま、誠にあり
がとうございました。
院生部会では、今後もさまざまな大学にて、研究会を行わせ
ていただきたいと考えております。
ご協力いただける大学の方がいらっしゃいましたら、是非と
もご連絡いただけますようお願い申し上げます。

大垣俊朗(東京大学大学院):mail@jasidg.org

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