『世界の飢餓をなくしたい』
お話をお伺いしたスタッフ・インターンの方々
![]() |
![]() |
![]() |
| 内山綾子さん (広報担当) |
吉田千代子さん (開発事業部 ウガンダ支部担当) |
川本麻美さん (開発事業部 ウガンダ支部担当インターン) |
おなかがすいた、何か食べたい、という気分は誰でも味わったことがあるだろう。しかし、それがずっと続く「飢餓」を味わったことがある人は、日本には少ないのではないか。空腹でもつらいのだから、飢餓はどんなに苦しいだろう。しかし世界には、飢餓が原因で亡くなっている子ども達が5秒に1人、飢餓の状況におかれている人が8億5000万人いるという。そんな人々のために活動している(特活)ハンガー・フリー・ワールド(以下HFW)へ、学生の国際協力有志グループ「JANICユース」の2名が、その活動をインタビューした。HFWは「農業・農村開発まとめて募金」、「女性の自立支援まとめて募金」へ参加している。
スタッフからのメッセージ
吉田千代子さん(開発事業部 ウガンダ支部担当)
「日本にいると、途上国の状況というのは想像が難しくて、自分では何も出来ないと思っていらっしゃる方も多いかも知れないですけれども、みなさんのほんのちょっとの気持ちが、現地では大きな違いをつくることがあります。例えばみなさんにとっては、お茶を飲むお金であったり、1回友達とどこかに遊びに行くお金で、現地ではすごく色々なことが出来るということがあるんです。ご支援いただいたお金は、特に農村部の方たちが自立していけるような活動に使っていきたいです。応援をお願いします。」
ハンガー・フリー・ワールドの活動
世界には十分な食糧が生産されているという現状がある。何か工夫をすれば飢餓は無くせるのではないか。HFWは、飢餓を無くす為の開発と啓発活動を日本を含めて5カ国で行っている。

内山さんへの
インタビューのひとコマ
「飢餓を無くす=食料援助、というイメージがあると思うんです。」と内山さん。
確かに、そうだ。しかし、実際は異なるという。
HFWでは栄養改善ももちろん行っているが、教育・保健衛生・収入創出・ジェンダー・環境という6分野で、総合的に地域の開発を行い、そこに暮らす人々が自立して、毎日きちんと栄養をとれる状態で生活していけるようにすることを目指している。
驚くべきことに、HFWの活動地には日本人駐在員はいない。現地の人によって現地事務所やプロジェクトがしっかりと運営されているのだ。
「貧しい人達が、自分たちの力で生活を改善出来るようにすれば、支援は何倍にも生きてくる。逆に支援に対する依存があると、私たちが撤退してしまった後にまた逆戻りとか、飢餓のない状態が続いていかない。」

ウリ科の野菜を収穫する
バングラデシュの女性
たとえば、バングラデシュでの活動。有機農業センターを作り、モデルとなる農園の運営をしている。
「センターを農民の皆さんに見ていただいたり研修を提供したりして、こうすればうまくいくというのを体感してもらっています。農民の方々の意識も段々変わってきて・・・あ、出来るんだ、みたいな感じで。」
収穫したものは食料にもなり売ることも出来るので、栄養改善や収入創出にもつながる。他にも、ベナン・ブルキナファソ・ウガンダでも、活動が行われている。
HFWではアドボカシー活動にも力をいれている。各国の政府が、飢餓や貧困の問題に対してもっと力を入れていけば、世界の状態は変わってくるはずだ。その為に、開発の現場で実際の飢餓の状況を知っているNGOが声を出して、また日本の人々にも知らせて、日本の政府や世界の政府に伝えていくことを目標としている。
若者の育成にも力をいれており、青少年組織であるユース・エンディング・ハンガーが、活動国全てで活動をしている。
HFWでは「カレーを食べて国際協力」というカレーパーティをはじめ、いろいろなイベントやボランティアがある。自分の思いを伝え、現地の人たちの思いを受けとるために、まずは気軽にこんなイベントへ参加してみてはいかがだろうか。
インタビュー編集後記
今回活動のお話を聞いて一番驚いたことは、活動地に日本人駐在員がいないこと。つまり、すでに現地の人によって現地事務所が運営されているのです。国内スタッフは調整や資金調達など日本国内からの働きかけが主です。なんて信頼関係で結ばれているんだろうと思いました。今NGOの多くが現地事務所に日本人を置かないことを長期目標としている中で、HFWは、ユース・エンディング・ハンガーという青年組織を通じ、若い段階から飢餓や貧困を現地の人が自分で考えられる環境を整えていくことで、未来の可能性を大きくしているのだと感じました。改めて教育の重要性や、信頼することの大きさを感じました。
(JANICユース 広報チーム 野元由実)
JANICユース http://www.janic-youth.org/(新しいウィンドウが開きます。)
JANICユース 代表 小堀優井
同広報チーム 野元由実




